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ワイヤーボンドの表面処理について
お世話になります. チップを金ワイヤーで電気的接続を行うのですが、現在無電解ソフト金メッキ(Ni:min3μm/Au:min0.3μm)で行っております.しかし、フラッシュ金メッキ(Au:0.03μm~0.06μm程度)でもワイヤーボンドを行う話も聞きます.そこで皆様にお聞きしたいのですが、(実装は国内です) ■無電解ソフト金とフラッシュ金のどちらが多いですか? ■フラッシュ金にした場合のリード剥がれ等の歩留まり ■フラッシュ金にした場合のAuとNiの厚さ(通常のSMTよりは厚いと思いま すが)条件 ■その他、アドバイスなど頂けましたら幸いです.
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■無電解ソフト金とフラッシュ金のどちらが多いですか? →もちろん無電解ソフト金が多いです。 ■フラッシュ金にした場合のリード剥がれ等の歩留まり →フラッシュ金にした場合の歩留まりは、メッキメーカーのメッキ品質と ワイヤーボンドの条件に依存します。 メッキメーカーの品質は、薬液の濃度管理、洗浄状態が影響してきます。 ワイヤーボンドは最適な条件が必ずあるので(プロセスウインド幅は狭い ですが・・・)、メッキメーカーとワイボン条件のコントロールがちゃん とできれば、満足の行く歩留まりまでもっていけます。 ■フラッシュ金にした場合のAuとNiの厚さ(通常のSMTよりは厚いと思いま すが)条件 →一般的な話ですが、NiはMin 5um、AuはMin 0.03umといったとこでしょうか。 ■その他、アドバイスなど頂けましたら幸いです →フラッシュ金は、Auが薄いため、NiがAu表面に発生しやすく、WB性に 影響をかなり与えます。 ですので、基板の管理も重要となってきます。 個人的な意見では、薄Auメッキで苦労するよりは、厚Auメッキで少しコス トが高くなってもそちらのほうがいいと思います。
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こんにちは、最近の貴金属の価格は深刻ですよね。 置換金厚付け金(0.1μm程度)でボンディングしていたアイテム がありますが、やはりボンディング性は悪く、事前にプラズマ処理を 念入りに行ったり、ボンディング条件を変えたりしていました。 最近はNi/Pd/Auで金フラッシュという手もあると思います。
お礼
へろへろさん、こんにちは。 ご回答ありがとうございます。 なかなか、色んなメーカーさんにも聞いていますが、無電解ソフト金自身 対応していただけなかったり、中にはフラッシュ金の厚付けで対応している というところもあったり、金フラで苦労するなら無電解ソフトで対応した ほうがいいかとアドバイスを受けております。 WBの前にはプラズマ洗浄などもやっており、やはりコストが一番の悩みです 色々、ありがとうございました。
お礼
uhigさん.有り難うございます. やはり、無電解金メッキが圧倒的に多いですよね.実際、私も無電解ソフトでやっています.しかしコストダウンの一貫として考えてみたのですが、SMTのAuは0.03umですが、WB仕様で0.06umまで厚付けしてやっているとの話を聞いたことがあり、どの様な工夫、苦労などを聞ければと思いおたずねしました.実際にやられている方がもし居られましたら、引き続き、ご投稿をお願いしたく、宜しくお願いいたします.