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樹脂のかじらない理由
- 樹脂は同種材質でなぜかじらないのか?金属との違いについて考えてみましょう。
- 樹脂は人工的に作られた材料であり、その組成や構造が金属とは異なるため、かじることができません。
- また、樹脂は柔らかい素材であるため、歯でかじると破損しやすくなる可能性があるため、かじることが制限されています。
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かじりとは凝着が発生しているということです。 同種金属がかじりやすいのは、なじみがよいので溶けてくっつきやすいからです。 かじりやすさには他にも、熱伝導率、線膨張率、表面あらさ、摩擦係数、潤滑の有無などが関係します。 ステンレスがかじりやすいのは熱伝導率悪く、線膨張率が大きいため局部的に熱がこもり、温度上昇かつ膨張するためにかじるのです。 樹脂同士はやわらかく、凝着が起きる前に凹凸が削れる・摩擦係数が低いといった理由でかじりにくいのではないでしょうか?
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かじり・凝着についてはトライボロジーという学問で議論されています。 以前金型の摩耗を研究している大学の教授にお会いしたとき、こういったことに対する議論はいろいろとされているようです。 高分子材料の場合は、分子間結合力が低いからとか言っていたような気がします。正確なところはトライボロジーの専門書を参照された方が良いかと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 質問しておきながら失礼なのですが、私の知識・理解力を超えた内容の為 イマイチ理解できませんでした。 しかし、あなたのとった行動(回答する)は結果はどうあれ、助け合うと言った意味で大切なことですよね。 答えて下さったあなたの気持ちに大変感謝しております。
『形』になる物理現象の違いかと思います。 金属は、形のなかでは金属イオンのなかを自由電子がフラフラ行き交っている金属結合 という状態にあり、同種金属、完全な清浄面なら常温常圧でも結合する=かじる プラスチックは高分子が『絡み合い力』で形を作っている。 別の形から同じ高分子をもってきても、容易には分子として結合せず、絡み合い力も再 成形や超音波加工など溶解することなくしては形が出来ない=かじらない その他、セラミックなどの結晶体やガラスも、金属よりは形をつくりにくい形です。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。なんとなくですが、理解できる面もあります。 すごく噛み砕いて言うと、同じ種類は仲がいいからくっつき(結合)やすく、異種は仲が良くないからくっつきにくいといったところでしょうか?
>>樹脂同士はやわらかく、凝着が起きる前に凹凸が削れる・ 摩擦係数が低いといった理由でかじりにくいのではないでしょうか? 硬い樹脂や大きなものたとえばφ50とかだと かじります 正確に言えばやわらかくてもかじるのですが 入れるときや抜くときに削れてしまったりするので
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、基本的なところは金属と同様、摩擦、硬さも関係してくるのですね。
多分剛性(弾性係数)の違いではないでしょうか。 金属は異種材でも剛性が高いもの同士だったらかじるような気がしますが。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 金属のかじりについては私もほぼ同様の解釈をしています。 樹脂はやはり軟らかいのと摩擦が大きな理由なのでしょうかね。 確かに、摩擦係数の面から考えると、WPC処理を施したSUS同士は表面硬化し、摩擦係数も低い状態になり、結果、かじりにくくなるということを存じております。このことから考えると樹脂でも同じことが言えると考えます。