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焼き入れについて
- 焼き入れについて簡潔に説明します。バーナーを使用して鋼を赤く焼き、水または油で熱処理する方法です。
- SK3の材質では油焼きがより硬さを増す効果があると聞いています。しかし、水焼きでは形状により割れる可能性があるため、注意が必要です。
- 他に適した方法がある場合もありますので、アドバイスをお待ちしています。
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?硬さだけで充分なら、45CよりハイカーボンのSK3を水焼き入れした方が硬くなります。 身近な例ではヤスリです。SK2ですが、水焼き入れしてHRc68だったと思います。 水の方が油より硬くなります。油では60以上は少しシンドイはずです。 ?その通り。切り欠きがあったりすると割れやすいです。内隅にRをつければ緩和出来ます。 また厚みのあるものは中まで均一に焼きが入らなくなります。これも割れにつながります。 天ぷら温度程度の焼き戻しはいずれにしろ必須です。このサイトに例がありました。 回答(1)のようにマスプロ的にはSKS3の方がラクですが、ヤスリのように硬さだけを得たいのであれば、SK水焼き入れの方が好まれることがあります。ハサミ包丁の類の切れ味は硬さだけに依存します。金属切削工具では、耐熱性が必要なのでこの場合は合金工具鋼、ダイス鋼、ハイス・・・と選択します。
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昔 習ったことわざ せめて100度のお湯戻し。
お礼
なるほど・・ 焼き戻しの重要性が伝わる言葉ですね。 参考にします。 ありがとうございます。
こういった方法もあります。 雑学で止めておかないで、火炎のズブ焼きなら実践して欲しいね。
お礼
おもしろい方法ですね。 雑学として覚えておきたいと思います。 ありがとうございました。
1:硬さは若干上がります。HRcスケールで5くらいでしょうか。 現状では焼きいれ直後でもぎりぎりヤスリがかかり気味、程度だと思いますが、 これが完全に掛からなくなります。 2:ケシゴム大なら水焼入れでもたいていは大丈夫だと思いますが・・・ 太物や複雑形状品ならS45Cでも割れる時は割れます。 あと、基本的には水焼入れの方がより硬くなります。 3:SKS3を使う。 水焼入れは急冷が効いて硬くなるけれども冷やし過ぎて割れやすい。 割れ、曲がりを防ぐためには油冷にして冷却速度を落としたいのだが そうすると今度は焼きいれが不完全になって硬さが落ちる。 これらを両立させるためにはゆっくり冷やしても良く焼きの入る材料が必要で、 これがSKS3です。ケシゴム大程度なら油冷で十分焼きが入ります。 焼き戻しはやってますか?簡略な焼入れでもこれは省略しないほうが いいですよ。耐久性が違います。硬さが必要なようですので200℃の 低温焼き戻しがいいでしょう。バーナーなどで目分量でやると戻し過ぎて 硬さを落としやすいので慎重に。 焼きいれの済んだ品物の一部をペーパーで磨いて光らせて、 弱い炎でゆっくりあぶって、磨き面がうっすら黄色くなる程度でいいです。 数秒で茶色くなるようですとやりすぎです。
お礼
SKS3ですか。使ったことのない鋼材です。 早速手に入れて試してみたいです。 焼き戻しはやっていないので、そちらも追記を参考にさせて頂いて、より持ちの良い焼きを入れられる様にがんばってみます! 大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
なるほど! 水焼きの方が硬さがでるわけですね、後は焼き戻しをクリヤしたいと思います。 参考になる回答誠にありがとうございました。