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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SKH51の鍛造金型の焼入れ)

SKH51の鍛造金型の焼入れ

このQ&Aのポイント
  • 熱処理条件を教えてください。
  • 焼き割れの心配はありますか?
  • 結晶粒の粗大化を防ぐためにどのような工程を行いますか?

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

「回答2」に追加します。真空炉における焼き入れ加熱時間の延長は、一定の焼きもどし硬さを得るための炭化物の固溶が目的です。いずれにしても、溶融開始温度に近い高温加熱なので結晶粒の粗大化は免れません。寸法が大きいので真空焼き入れの実績例も少ないです。種々不確定要因もあるので、とりあえず、外注を起用して塩浴熱処理に切り換えたらいかがでしょうか。ご存じと思いますが念のため紹介しておきます。(株)上島熱処理工業所; TEL 03-3753-7788 FAX 03-3751-5684, 以上 よろしく。

noname#230358
質問者

お礼

大変参考になりました。以上のことを踏まえ、改めて検討します。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

SKH51は焼入性はよいが、冷却が遅いと比較的高温域(950'C前後)で初析炭化物が析出し、焼きもどし硬さの低下、靱性の低下につながりますので、900'Cまでは冷却速度を早くすべきです。焼き入れ冷却は油冷か、熱浴冷却が一般的で、油冷の場合、250-300'Cでの引き上げ焼き入れを行い、あとは空冷する方法が推奨されます。私の経験の中には、SKH51 50tx300dia のプレス金型を、真空焼き入れ(加圧ガス冷)を用い、800'Cx60min,---->1000'Cx60min,--->1180'Cx80min,GC,qench-----540'Cx5hr, 530'Cx5hr, 540'Cx4hr Temper 硬さ、HRC 60 の処理したものが靱性不足による早期破損を発生して大きな問題を生じた苦い事例があります。(対応策として塩浴熱処理に切り換えて継続している) 焼き入れ加熱時間については、雰囲気加熱の場合は、加熱速度が遅くなるため、一般に焼き入れ温度を下げる必要がある。例えば、塩浴炉で1210'Cx2min, 1140'Cx2min,は、それぞれ1190'Cx30min, 1120'Cx30min,にて焼き入れ効果が等価となる。 ご質問の金型(200x200x120mm)の場合、塩浴加熱にて10min, 雰囲気加熱の場合、150minが対応する所要時間となります。   参考; 大同特殊鋼;技術資料 高速度工具鋼の種類と熱処理。      以上、参考になれば幸いです。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

SKH51は焼入性はよいが、冷却が遅いと比較的高温域(950'C前後)で初析炭化物が析出し、焼きもどし硬さの低下、靱性の低下につながりますので、900'Cまでは冷却速度を早くすべきです。焼き入れ冷却は油冷か、熱浴冷却が一般的で、油冷の場合、250-300'Cでの引き上げ焼き入れを行い、あとは空冷する方法が推奨されます。私の経験の中には、SKH51 50tx300dia のプレス金型を、真空焼き入れ(加圧ガス冷)を用い、800'Cx60min,---->1000'Cx60min,--->1180'Cx80min,GC,qench-----540'Cx5hr, 530'Cx5hr, 540'Cx4hr Temper 硬さ、HRC 60 の処理したものが靱性不足による早期破損を発生して大きな問題を生じた苦い事例があります。(対応策として塩浴熱処理に切り換えて継続している) 焼き入れ加熱時間については、雰囲気加熱の場合は、加熱速度が遅くなるため、一般に焼き入れ温度を下げる必要がある。例えば、塩浴炉で1210'Cx2min, 1140'Cx2min,は、それぞれ1190'Cx30min, 1120'Cx30min,にて焼き入れ効果が等価となる。 ご質問の金型(200x200x120mm)の場合、塩浴加熱にて10min, 雰囲気加熱の場合、150minが対応する所要時間となります。   参考; 大同特殊鋼;技術資料 高速度工具鋼の種類と熱処理。      以上、参考になれば幸いです。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

SKH51は焼入性はよいが、冷却が遅いと比較的高温域(950'C前後)で初析炭化物が析出し、焼きもどし硬さの低下、靱性の低下につながりますので、900'Cまでは冷却速度を早くすべきです。焼き入れ冷却は油冷か、熱浴冷却が一般的で、油冷の場合、250-300'Cでの引き上げ焼き入れを行い、あとは空冷する方法が推奨されます。私の経験の中には、SKH51 50tx300dia のプレス金型を、真空焼き入れ(加圧ガス冷)を用い、800'Cx60min,---->1000'Cx60min,--->1180'Cx80min,GC,qench-----540'Cx5hr, 530'Cx5hr, 540'Cx4hr Temper 硬さ、HRC 60 の処理したものが靱性不足による早期破損を発生して大きな問題を生じた苦い事例があります。(対応策として塩浴熱処理に切り換えて継続している) 焼き入れ加熱時間については、雰囲気加熱の場合は、加熱速度が遅くなるため、一般に焼き入れ温度を下げる必要がある。例えば、塩浴炉で1210'Cx2min, 1140'Cx2min,は、それぞれ1190'Cx30min, 1120'Cx30min,にて焼き入れ効果が等価となる。 ご質問の金型(200x200x120mm)の場合、塩浴加熱にて10min, 雰囲気加熱の場合、150minが対応する所要時間となります。   参考; 大同特殊鋼;技術資料 高速度工具鋼の種類と熱処理。      以上、参考になれば幸いです。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 加熱時間ですが、1100℃以上で150分も保持した場合、結晶粒の粗大化は問題ありませんか? 参考資料はURLでは検索出来ませんでした。文献の資料ですか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

多少焼きいれに知識があります 質問の内容の体積で 中心部までHRC60は材質が何であっても 困難と思います 焼入れは熱した鋼を急冷した結果起こる マルテンサイト等になる状態を言いますが 質問の体積では中心部まで急冷が出来ないと思います 行われる焼入れは表面から20mmまでが限界と思います 又、焼き戻し時間の少なさに製品になってからの ひずみが出て寸法精度の保持が心配です 焼き戻し時間は320度に保持して炉冷はどうでしょうか 硬度はやや落ちますが 具体的な回答でなくてすみません

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 SKH51のパーライトノーズは約800℃まで15分なので十分に芯部まで焼きは入ると思います。 ハイスは2次硬化材なのでの焼き戻しは、最低550℃は必要です。質問時には触れていませんでしたが、焼き戻しは570℃に芯部の物温が上がってから1時間は保持し、常温まで冷やし3回テンパーするつもりです。  質問の意図は、焼入れはアンダーハードニングで焼く場合でも保持時間が2時間以上になっても弊害がないかということです。

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