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プレス金型のパイロットについて
- プレス金型のパイロットの長さによる問題とは?
- パイロットの長さが長い場合の問題と対策
- パイロットバネの硬さが問題となる場合
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パイロットが長すぎると言うことは製品の位置を決めるためのパイロットのストレート(金型に装着したときのパイロットのストレートの出具合)が長いということですよね。 長くても最初は何とかなるとは思いますが、量産に入ったときレベラーの送りを間違えたり、ピアスパンチが減ってきたりするとプレスした後、製品が上型にくらいつく可能性が多くなります。 (順送ならばまず送れない。) 後は単純に長くすると折れやすい、金型をメンテナンスする上で十分に注意する必要が出てきます。 パイロットのバネ? よく分かりません。 まさかミスミで言う「スプリングプランジャ」のことですか? 最低限として用語はミスミで使われている言葉をつかってください。 「パイロットがひっこむ時にスムーズにひっこまない現象だと思います。」 会社によって、微妙に金型のつくりが違いうのでなんともいえませんが、おそらく「スプリングプランジャ」のことを指しているとおもいます。 スプリングプランジャのバネをかたくすると上型のくらいつきが少なくなります。ですが、あまりに強くしてしまうと製品に傷をつける可能性がありますのでその辺はお客さんと相談すろほうがいいと思います。 ちなみに製品の蹴り出しにはスプリングプランジャ(蹴り出しピンとバネが一つもの)を使うやり方とノックアウトピンとバネを別々に用意して組み合わせて使うやり方があります。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (1)
順送型を前提に回答致します。 tara555さんと重なりますが、パイロットが長すぎると、 ピアスパンチの磨耗や、送り不具合、成形時の引かれ、等により、 パイロットがかじり、製品(スケルトン)が上型に張り付きやすくなります。 よって、パイロットをあまり長くすることは、メリットが少ないと 考えられます。通常の順送型であれば、パイロットは ストリッパーよりのストレート部分が、製品板厚分くらい出ていれば十分です。 実際は剪断面しか位置決め出来ないことを考えれば、もっと短くても 良いと思います。 その分、レベラーのリリースのタイミングの調整が重要ですが…。 パイロットのバネは、固い方が良いでしょう。あまり柔らかいと、 位置がずれているのにパイロットが引っ込み、打ってしまうからです。 通常の量産では、送りミス検知があれば、送りミスで止まりますが トラブルによっては位置ずれでも打ってしまう場合があります。 ちなみにウチの会社では、その様な金型は、スプリング無しのパイロットに 変更しました。微妙なカット位置ズレの製品不良が多発した為です。 以上、参考になれば幸いです。
お礼
関係者さん、どうもありがとうございます。 つい最近レベラーのリリースで頭悩ませたばかりでタイムリーな回答で参考になります。 (私事ですが、一瞬私の上司かと思いました^^;;)
お礼
tara555さん、そっそくの回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 なにぶん、私は金型について習い始めたばかりで専門用語がわからなくてすいません。 ミスミに初期登録して用語を調べようとしたんですが、この時間受け付けていませんでした。 パイロットのバネがかたいとゆうのは、パイロットがひっこむ時にスムーズにひっこまない現象だと思います。(現場で上司が使ってた言葉を私がそう解釈しました)