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基板のシルク印刷について
- 基板のシルク印刷は高密度化の影響でできない場合がある
- 一部の基板にはシルク印刷がされているが、全体にはされていない場合もある
- シルク印刷をしないほうがコストダウンにつながる可能性がある
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うちに入ってくる基板では、高密度実装のタイプは、シルクは無くなる方向にあります。 ただ、立場により、いろいろあるかと思います。 シルクがあることで、利点・欠点の両方があり得ると思います。 当方での経験では、 シルクが必用な行程 実装-アドレスが判らない 目視検査-アドレスが… 修理-アドレス… シルクが邪魔な行程 印刷-開口部近辺のシルクの厚みがスクリーンの基板への密着度に影響を与える 外観検査機-シルクの厚みや色が高精度な検査に影響を与える といった状態です。 シルク印刷は基板本体と比べると精度が悪く、100μ程度は平気でずれます。 パッドにシルクが重なっているような物を平気で納品される場合もあります(もちろん、発見できるのはリフロー後の検査です)。 品質で考えると、無い方が良いのですけど、「1」さんも書かれているように、他への影響もあり、どちらを向くのか、難しい気がします。 余談ですが、シルクが無い場合、当方も工程用のマップを用意する一手間をかけています。
全く基板にシルク印刷されていない基板はモールドする場合などには使いますが一般品では変更やメンテナンス(部品修理)をするのでシルクは印刷をしています。 >入るものだけでもシルク印刷されている基板を使っていますか? 最近のものは 通常位置には文字を置けない場合が多いですが できるだけ引き出して入れています。 >私の会社は後者なのですが、中途半端にシルク印刷するよりしないほうがコ >ストダウンにつながるんじゃないかと思っております。 コストか実装やメンテナンスの作業性のバランスで考えておいたほうが良いと思います。 シルク印刷があれば 口頭や電話のやりとりで、どの部品と指定することが可能です。 最近はコストダウンや管理のしやすさ 個別補修部品保管ではなくユニット保管として保管スペースの削減 のみが優先してしまい修理を考えない(単純なボード交換)になる場合が多いですがユーザーは部品交換のほうが良いわけです。シルク印刷は 基板を修理しないものかどうかと メーカーとしてどういうサービスを実施するかで決まることかと思います。