zihard99さんのまわりにいて「大人は・・」というようなことをいうのは中学生ですよね。zihard99さん自身の年齢が判りませんのでちょっと答えにくいのですが、ご質問者は大人であるとして答えさせていただきます。
そのような発言をするのが中学生であるならば、それは第2反抗期の現れです。言い換えると思春期前期の人間によく見られるもので成長の過程の一部です。
思春期(青年期ともいいます)に入ると、それまで見えていなかった社会についての認識ができてくると同時に善悪についての考え方も固まってきます。同時に自分自身の自我も芽生えてくるのですが、この段階ではまだまだ多面的な物の見方が出来ないために「自分は常に正しく間違っているのは他人だ」と考える様になります。いろいろなことについて批判的になるのが第2反抗期の特徴です。
社会性の芽生えから「筋を通す」ということにこだわるようになるのですが、その時の世界の見方が一面的であり(本人はそれに気がついていないので)、いわゆる本音と立前の区別を汚らわしいものと見ます。そして、世の中で一番身近にいる大人、すなわち自分の親が立前と本音を使い分けるのを見て、それを激しく憎むようになります。そうしたことが「大人は・・」という発言になるのです。
このことを理解すればご質問の答えは自動的にでます。すなわち、それは成長過程の一部ですから、青年期後期ころまでには世界観も広がり、自我も確立されていきますので、自然に反抗期もおさまります。言い換えると「自然と気づく」ことになります。
青年期というのは身体の発達と精神の発達がアンバランスなために(身体の発達に精神の発達が追いつかないために)、青年期特有の感覚と言葉を持つものです。ですから、そのような特性があることを理解して、暖かく見守ってあげることが必要なのです。
お礼
ごもっともです。自然と気付くのを待ちたいと思います。私自身、青年期に経験ありますが、誰しもそうですがかなり裏切られてきたので私は人に考えをわかってもらいたいという気持ちはなくなり、いまは自分がしっかりした考えをもっていればいいや、という考えです。みなそうなのでしょうね。