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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アルミダイキャストの溶湯のGBF装置・酸化物除去…)
アルミダイキャストの溶湯のGBF装置・酸化物除去について
このQ&Aのポイント
- アルミダイキャストの溶湯のGBF装置・酸化物除去について教えてください。
- 溶湯を処理するGBF(Gas Bubbling Furnace)とは、アルミダイキャストの素材中の酸化物を低減する役割を持つ装置です。
- GBFでは、フラックスを使ってアルゴンガスをバブリングさせてかき混ぜ、酸化物を除去します。具体的な原理についてはお詳しい方に教えていただきたいです。
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noname#230359
回答No.1
お考えになっているGBFって下記URLにあるようなものでしょうか? このカタログでは水素ガス抜きを中心にメカニズムを書いてくれてます。 ご質問の酸化物の件についての場合ですが、 アルミ溶湯中には微細な酸化物が懸濁している状態になっています。 ここにフラックス(フッ化物、塩化物などで構成されています)を添加すると 酸化物は金属に還元され、酸化物は少なくなります。 このようにして溶湯中の酸化物をフラックスで完全に還元できるように、大量のフラックスを投入すれば、 酸化物ゼロの溶湯ができあがるのですが、作業環境が劣悪、溶解炉の著しい劣化、コストアップとなり、 残念ながら不可能です。 そこで、Arガス吹き込みによって、少量のフラックスを有効に作用させるための攪拌作用と フラックスと反応できなかった酸化物をArの泡で浮上させる作用を狙って、 このような装置が考案されているということになります。
お礼
Tさん、早々のご丁寧で分かりやすいご回答ありがとうございます。 私の頭の中でもやもやしていた物が、おかげ様ですっきりと晴れてきました。