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めっきクラックの発生する不具合について
- Sn-Biめっき後リード加工(J曲げ)すると、めっきにクラックが入り素地が見える不具合が発生しています。
- 前処理(エッチング)や添加剤濃度等を調整しましたが、改善にいたりません。
- 何かアドバイスをお願いします。
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前処理による密着力や、添加剤濃度による皮膜の硬度(展延性)は大きな要因になるでしょうし、すでに検討済みでしょう。 膜厚の過剰はないでしょうか?
始めまして。 素材は何でしょうか? 私の経験では、母材によって剥がれやすくなるので下地にNiとかCuメッキ処理後にSn-Biを打っていますよ。この下地が無いと打ち抜き加工では問題が無くても曲げをすると伸び率に追従できずに剥がれる/クラックするという不具合が多発しますよ。 前処理も大事ですが、母材との相性も考慮されるほうが良いと思います。 多分製品はL/Fと予想されますが、メッキメーカーさんはドコを使用されていますか?(Sn-Biされているメーカーさんは余り多くなかった様に記憶していますが・・・。) やはり簡単なのは下地にボンディング効果があるようなメッキを打つ方が良いと思います。 後は、パンチとダイのRの関係の見直しが良いかもしれません。 メッキメーカーですが、ハンダ系のメッキメーカーの老舗のニシハラ理工さんに一度相談されてみてはいかがでしょうか? 当社のハンダ系のメッキは全てお願いしてて42とかV Niのメッキで後加工しても剥がれる事は有りませんでした。Rの曲率等が違うと思いますので一概にはなんとも言えませんが。一度コンタクトされてみると何かヒントがあると思います。 URL;http://www.nishihararikoh.co.jp/ 参考になれば良いのですが・・・。 追伸;L社ってドコのあたりにありますか?(関東/関西/名古屋)ハンダ系(Sn-Bi)で大手だと余り無くて素材でもそこまで無かった様に記憶しているのですが・・・。すみません1年くらい前の記憶なんで・・。
お礼
ありがとうございます。 製品はお察しの通りL/Fです。素材は42材です。 めっきメーカーはL社です。 ご教示願います。 ありがとうございます。参考にさせて頂きます。 Rの曲率によって変化はあります。現在のクラックは 曲げ率が最も大きいものでのみ発生するので全く 密着力がないわけではないと思われます。 L社は関東になります。
すいません、私は素人です。 プレコート鋼板の曲げ加工時に曲げ部にクラックが入るという現象を経験しました。 その際に曲げによる、鋼板の表面ののびを計算したところ、約170%にもなると算出されました。実際に電顕で観察したところ、鋼板の表面は確かに算出した伸び率で伸びており、その伸びは均一ではなく、鋼板の皮?が破れクラックとなって、鋼板の生下地がクラックの内部を形成している状態でした。 対策として、クラックを予防するために、170%以上伸び特性を持つコーティングを選定する必要に迫られましたが、実現しませんでした。鋼板との密着性を確保しつつ、曲げ時に発生するクラックをカバーして伸びるコーティングを見つけることができませんでした。特に伸びの高いものに関しては、下地が露出したクラックの部分の密着性は実質的に確保できず、促進試験で浸透圧が原因と思われる剥離が発生しました。 とりあえず、曲げRと剥離の関係を押さえてはいかがでしょうか・・・。特にRが大きい場合は、表面の伸びも少なく目視上は問題なくても、電顕レベルで観察するとクラックが存在し、そのクラックが経年で大きくなる懸念もあります。 すいません、失敗談です、何か参考になれば。
お礼
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
お礼
ありがとうございます。 添加剤濃度について現在実験中です。 (皮膜の硬度ビッカース) 但し前処理による部分(エッチング)が難航しております。 エッチング液は硫酸・硝酸系のものを使用し片面2μm~3μm をエッチングさせております。 イニシャルの薬液でも発生しますのでプレディップを現在 調査中ですが前処理につきまして良いアドバイスが ありましたらご教示願います。