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図面の読取力向上のための教え方と努力・工夫
- 図面の読み取りに苦戦する未経験者のための教え方を考えます。図面読み間違いによる測定NGが多いことや、品番の読み間違いがあることに悩んでいます。本人は一生懸命なので辞めさせることは避けたいです。図面の読み取り力を向上させるためのアドバイスや参考書など情報をお願いします。
- 図面の読み取り力向上のためにはどのような教え方が効果的でしょうか?未経験者が図面を読めるようになるための努力や工夫を教えてください。
- 未経験者のための図面の読取力向上の方法や参考書、実際に図面が読めるようになるための取り組みについて、アドバイスをお願いします。
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いろいろ回答が出ていますが 参考書ということで http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index%3Dbooks-jp%2526field-keywords%3D%25E8%25A3%25BD%25E5%259B%25B3%25E6%25A4%259C%25E5%25AE%259A%2526results-process%3Ddefault%2526dispatch%3Dsearch/ref%3Dpd%5Fsl%5Faw%5Ftops-5%5Fbooks-jp%5F12419115%5F2/503-3440837-5511168 製図検定というものがあります(上のリンクはその攻略本(簡易JIS便覧としても結構使える) 日本機械設計工業会 http://www.kogyokai.com/index.html#topnews 質問内容を斜め読みしただけなので誤解もあるかもしれませんが 製品図をそのまま教材にすると、まず理解できません 簡単な図面 から、入門するとよいでしょう もし、冶具などが必要なときがあれば、 自分で(最初は漫画絵かもしれませんが)図面を書かせてみるといいです そして、もし可能なら自分で加工させ自分で組み立てさせるとよりいっそう効果があります こうすると、公差の意味、断面図の見方、寸法の読み方が、著しく上がります
「自動車部品の加工」だとすれば、機械部品の寸法検査が主でしょうか?。 先ずは、その人とよく話をして、間違えた原因が何なのかをハッキリさせ、 その原因を取り除くのが先決でしょう。 説明されたことが理解できなくても、解雇されるのが怖くて「わからない」と 言えない人もいます。そして、その場しのぎの「わかったふり」をして、結局 は同じ失敗を繰り返したりします。中には何度教えてもアナログのノギスや マイクロメータの目盛りの読み方を理解できない人もいて、そういう人は決 まってその事実を隠そうと懸命で、どこからか無断でデジタルノギスを持っ てきて使ってたりします(笑)。 その人に合った測定具の選択も必要かも知れませんね。 部品寸法検査での図面寸法の読み誤りが主であれば、その人が数字や計算に 強いか否かという個人的な資質に主要因があると思います。 私の経験からすれば、親寸法Aに対して、上限公差+β、下限公差-αという ような寸法が即座に判断できない方も多いようです。 許容寸法を即座に判断できないような人は、大概、許容寸法範囲を書いた メモを常に持っていて、違う品番がきたら対応できない場合が多い(笑)。 私ならば、そのような人に対しては計算しなくても済むように図面寸法の隣 に「○○.○○~○○.○○」という許容寸法範囲を朱記書きをします。 その方が結果的にミスが減るからです。(実例有り) ところで、検査作業標準書はありますか?。 どれくらいの頻度でどの寸法をどの測定具でどのように測定し、注意点は何 かというポイントを書いた検査要領書です。 検査対象が量産品中心ならば 品番毎に検査作業標準書を作るのも一つの方法です。某企業では図面と検査 作業標準書が品番毎にセットになって保管・運用されています。 学歴や経験に関係なく人それぞれに向き・不向き、得手・不得手があります。 検査員としての適性は、その人の努力で克服できる場合とそうでない場合と があります。技能・技術の習得に努力できるか否かという資質も重要です。 ただ、現実的に考えた場合、雇った人の能力を今更云々するよりも、定期的 に検査員に話し掛け、質問をし、理解度を確認することが大切でしょう。 検査員の方が危機感を抱き、真剣に考えて仕事を覚えるように仕向けること が有効かと思います。同じ失敗を何度も繰り返し、わかっていないのに質問 もしないような人が一番怖いというのが私の体験談です。
planetです。 部品の検査を図面を見ながら検査させる訳ですから、雇う側は最初に相手のづ面に関する知識がどこまであるか知ることができればいいですが、未経験者ではまったく知識はないと仮定して最初は測定箇所とそこに記載されている公差や精度など最低限測定検査に必要なことだけ教えます。 どうしてここの寸法が重要かその理由を図などで理由をはっきりさせておくことも大切です。 本人が一生懸命な人であればこれを順次繰り返していくと2年もすればかなり覚えますよ。 現場型ですから最初にきちんと図などを使って丁寧に説明し、間違いがあるとどんな事故になるかとかどうして重要かを理解させ相手の「なぜ?」をつかんでそのとき理解してもらうようにしています。 もうひとつは、パソコンを使う方法があります。 パートさんにはもってこいです。 雇う人に図面の知識は必要ありませんが自分か誰かプログラムの知識が必要になりますが、ヒナ型を一回作ればかなり応用できます。 プログラムを作る面倒はありますが、検査員が多くなると教育なんて悠長なことは言っておられず、CAD図をモニターに出して使用する測定器を画面にだし、次に測定箇所を順番に指示していきます。 キャリパーやマイクロはデータを送れますからpcに測定ごとに取り込みOKとNGを表示してやります。 PCのバックグラウンドでは値をすべて残しています。 NG品はシールプリンタから何がNGであったかシールを出して部品にはりつけたり袋に入れてシールをはりつけています。 検査員がやめてもほとんど問題ありませんし、記録が残るのでいろんな問題が解決しやすいです。
図面の見方をおぼえるには、まず、何がわからないかハッキリさせた方がいいと思います。その上で、幾何公差なのか寸法基準が図面から読み取れないのかなど、図面自体は製図法の概略などより三角法くらいわかればいいと思います。 それより、図面から測定基準、測定方法を考えられるよう指導すべきだと思います。 現在、関連会社で検査員の未熟さゆえ、図面の中に測定位置の指定まで入れるようなメーカーまででています。 判らないまま、漠然と作業させるとよく陥ります。判らないことをそのままにさせず、教えることができれば理想ですが、 せめて、やらせて見せて、自分のやろうとすることの説明が出来るよう問い詰めてレベルアップさせてみては如何でしょうか。
一番良いのは、自分でも簡単な図面を描いてみることでしょう。 基準の取り方、寸法の入れ方、公差の考え方、表面処理・熱処理、 はめあいについてなど、「なぜ」を考えながら描くようにすれば、 自然と図面を読み取る力はついてきます。 もし図面を描かないのであれば、自分が描いているつもりで、 設計者の気持ちになり上記に留意して図面を見ることを心懸け ては如何でしょうか。入門書を読むのも良いですが、やはり 実際にやってみないと何事も身に付かないと思いますので。 私も工作機械メーカーに入社して十年、日々設計業務に携わりながら 図面を描いていますが、他人の描いた図面を完璧にサラリと読み取る にはまだまだ努力が必要と考えます。新人さんも長い目で教育して あげて下さい。
お礼
早速の回答、有難う御座います。 何故?を考える事は大切だと思います。 先ずは簡単な図面の写図から挑戦してみます。 有難う御座いました。