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ss400とs45C、s50cの簡単な判別法を探す
- 材料の管理がいい加減だったため、材料が混じっている上に錆びが浮いているものもあり、判別ができず困っています。
- 簡単なss400、s45C、s50cの判別方法を教えてください。
- 材料の判別ができる方法を知りたいです。
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回答(1)の通りですが、理解を深めるために敢えて、追加説明させてください。簡単な---と言われると、このような目的のためには火花試験法が適切と思います。JISG 0566を参照してください。特殊元素を含めて、特長のある火花形状が載っています。 また、火花試験方法 で検索すると、いろんなHPが出てきます。中にはmedia playerで、実際の様子を見ることが出来るものも有るようです。 ただ、S45C とS50Cの違いは、回答(1)の通り難しいでしょう。JIS規定ではC量0.42~0.48と 0.47~0.53と場合によっては、逆の場合があるので、どちらでもいい、と言うものも有ります。特に同一のメーカーである場合、には添加元素量も不純物量も同じようなものでしょうから-----。ミルシートで違いを確認しておき、また、はっきり判明している材料で、C別に標準試験片を作っておいて比較試験することが重要でしょう。熟練すれば、可成りの精度で仕分け可能となります。 材料管理と言うことなので、在庫品の明細を帳簿上で整理しておき、それを下に、判断しながら火花試験を利用されると良いのではないでしょうか? 回答(2)への追加です。火花を発生させる方法としては、精度を確保するには、サンダーでなく火花試験用グラインダーを使われるのが良いと想います。
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こんばんは。 火花判別法が早そうですね。 サンダーで削るだけの試験ですが、ある程度は材質が判定できますよ。 SS400はS**Cに直すと、10~15程度、材質の規定の土俵 そのものが違うので、S**Cとは直接比較できませんが、炭素量の 違いは確実にあります。 S45C、S50Cなどはザンダーを当てた時の火花が、線香花火のように パチパチとはじけます。SS400などの低炭素鋼ははじける割合が少なく はっきりと差が出ます。これを判定の基準にします。 材質の判っている試料と火花の差を比べて判別されるのが良いと思います。 SS材とS**C等の中炭素鋼の違いは火花試験で判別できますが、さて 45Cと50Cの判別は?と言いますと、普通の場合、まず火花試験では 判別できません。(できる人もいるようですが・・・。) 丸棒、平鋼、角鋼、いろいろな形状がありますが、丸棒には45Cはあって 50Cが無いとか、角鋼には50Cがあって45Cが無いとか(一例です ので、普遍的ではないです。) 多分製鋼会社の都合なんでしょうけど、仕入先にお聞きになられれば、 形状から45C、50Cの判別がつく場合が多いと思います。 上手く行くといいですね。頑張ってください。
お礼
こんばんは。当社にもサンダーがあるので、それぞれの材質で火花を見ることから始めようと思います。まったくの素人にもかかわらず、材料管理を手伝うことを求められて、かなりプレッシャーを感じていたのですが、一つの方法を知ることができ、大変勉強になり、目標がもてました。本当にありがとうございました。
お礼
こんばんは。大変貴重なご意見ありがとうございます。火花試験方法で検索も、ぜひ調べてみようと思います。在庫の管理が、まさに重要課題になっており、これらの方法を使ってより進めていきたいと思います。火花試験用グラインダーも調べてみます。本当にありがとうございました。