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シンプルな構造で前後運動を上下運動に伝えるには?
治工具の設計に携わっている者で、皆様のアイデアを募っています。 作業者が板状のものを手動で押すとその先端に何らかの形で接続されたブロックが上に上がり、その状態で作業を行い、作業終了後、板を引くとブロックが下がる構造を考えております。 装置の詳細は、 1).製品を載せる為の小さなテーブル状のもの 2).その天板には前後に動く細長い板が付いている 3).その板の先端は上下に動くブロックが付いている 4).そのブロックには検査用のプローブが横一列に5本並んでいる 但し、条件としては、 1).樹脂製部品を加工して使う(主にPOM材) 2).金属部品はなるべく使わない(必要最小限) 3).あまり複雑や精度を要する加工、及び特殊な部品は使わない (歯車やシリンダー等は不可) 4).前後方向のストロークは30mmくらい 5).上下方向のストロークは8mm。 6).上下運動をするブロックの周辺にはスペースが無い(ブロックから周囲15mmくらいのスペース) 当方は前後運動する板に傾斜した溝を切ったブロックを付け、上下運動のブロックの両脇にはピンを出し、そのピンを溝に伝わせて動くようにして考えました。しかし、溝の傾斜を急な角度にすると前後運動させるのに力を要するので傾斜を緩やかにしたいのですが、そうすると前後のストロークが長くなってしまいます。 当方、細かく考えすぎて他のアイデアが出なくなってしまいました。 この他にどういう構造が考えられるでしょうか? ところでこの説明で理解できますでしょうか? 因みに当方は「冶具取付具の自動化図集」という本を買って見ていますが、ヒントになるようなものが見当たりませんでした。 皆様のアイデア、もしくは参考になるような本、情報等を募集しております。
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こんばんは。お困りのご様子、中国がらみは大変ですネ! 1.2.3.の条件に関してですが、これは「中国で生産使用するので、難しいものは現地調達できない、あるいは、金額の問題」からなのでしょうか?それとも、「金属部品は技術上具合が悪い。」なのでしょうか? 書かれた条件以外の、「4.上下ストローク」の公差なんかも教えていただければ、簡単に市場で手に入る物を使ってリンク機構を造れそうですが? それと、お話を伺う限り、前後左右の誤差はあまり気にされていないようですが、その解釈でよろしいでしょうか? 少しでもお役に立てると良いと思って質問してみました。条件内でご返事したいと思います。 上手く行くといいですね。
前後運動する板にゴムシートを貼り付け、上下運動のブロック中央に切り込みを入れ、その中にカムを仕込むというのはどうでしょう? カムは複雑でなく円盤に芯ずらしした穴をあけた程度で充分ではないかと思います。 上死点少し過ぎくらいの位置にピンでも打っておけばなお良いでしょう。 ブロックの自重とゴムシートとの摩擦で充分駆動しそうです。 伝わったかしら?つたない表現で申し訳ありません。 (カムの位置は外側でも問題ないですね。ゴムシートはカムのあたる位置だけで充分ですね)
1)ピンの代わりに ミニチュアベアリングを使う。 2)上下動ブロックの下にベアリングをつけ 30mmストロークのテーパ部材で押し上げる。 必要とあらば、下降用のスプリングを 付けてみる。 リンクも考えてみましたが複雑になりそうですね。 で、どうでしょうか・・・
お礼
TANU007さん、早速の回答ありがとうございます。 当方、ベアリングの使用も考えていました。 実はこれを中国で作らせて中国の工場で使おうとしています。 以前にも似たようなものを日本で作り、まずまずの出来だったのでそのまま中国で作らせましたが、購入部品の納期の遅れや、加工部品の精度の悪さで散々な目に遭いました。 それ以来、簡単に作れて、多少の加工精度の悪さでも使えるように、という事を考えるようになってしまい、ついに行き詰まってしまいました。 考えすぎなのでしょうか...