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3次元データからの図面化
- 3次元データのみで加工を進める上で、加工者の実測値記入という点で必ず記入するもの=図面が必要になるのでは
- 加工者の実測値記入という点で図面が必要になるのか、検討中です
- 3次元データからの図面化についてアドバイスをいただけると助かります
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汎用のフライスや旋盤など実際に図面寸法を見た上で加工する工作機械では無理だと思いますが、NC制御のマシニングセンタやワイヤーカットなどでは可能でしょう。ただし、3次元データには寸法交差がありませんよね。(例えばモデル上、オス・メスの形状で寸法ジャスト同士でも入りますよね。)設計・モデラーは、その寸法交差をCAMやモデル上で盛り込む必要があり、また、図面がないということはそれなりに精度の高いの加工機、環境が必要になってきます。(寸法交差を盛り込んだモデル通りに加工するために) 実測値記入は、PC上でも可能ですよね。必要・知りたい寸法をモデル上に指示しておいて測定、入力してあげればいいわけですから。 あくまで、量産ではなく多品種少量の金型分野から意見を述べさせていただきました。参考になれば幸いかと・・・
図面レスと現場の関係という点では、例えば作業指示書というような形で必要でしょう。下記urlが参考になるといいのですが不明疑問などありましたら掲示板に書いてください。
某航空機メーカーに勤めています。 最近の航空業界では3D設計が当たり前で、外注メーカーにも3Dのままデータ支給を行っており、正式図面が3Dデータの寸法優先となってきております。そこで問題になるのは、中間加工の寸法や、最終検査の寸法記録です。 現在ではまだ各部門の生産技術が手順書と呼ばれるものに寸法を解説し、記録を取らせています。 手順書には、寸法が必要になる汎用加工はもちろん寸法を記述しますが、NCフライス部門では、代表寸法を測定し、そこの精度が保たれていればOKという方法をとります。 3Dモデルをもらったら、製造部門で図面に変わるものを現場に供給すると言う形を取らざるを得ないでしょう。 これからの最終検査では、3次元測定器が3Dモデルを読み込み、その比較によって寸法を保障すると言うことが主流になっていくでしょう。そこにはかなりの投資が必要で、中小企業レベルでは難しいです。 質問の答えとしては、加工は3次元モデルだけで可能ですが、最終検査は図面又は検査記録用の寸法記録用紙を作成しないと仕事の依頼元は納得しないと思います。
質問のアドバイスと少しずれるかもしれませんが、私なりの答えを出したいと思います。 3次元加工というのはNCやMCなどでできる形状加工のことをおっしゃっておられるのですよね。 いづれにせよ図面は必ず必要になってくると思います。たとえば、金型の場合、3次元加工をする際、基準高さを図面で理解しなければ加工できません。 加工者の実測値というのはおそらくツールのことだろうと思いますが、加工データ作成者が加工者の指示の元であらかじめに加工データに入れておけば解決します。(要は使う工具をあらかじめ決めておく) 後は加工者の不安だけが残ると思います。何の資料もなければ人間不安になるでしょう。ある程度すれば慣れるかも知れませんが・・・。
イツに本社をもつCoCreateのOneSpaceDesigner(以下OSD)を使用して、CAD⇒CAM⇒加工工程迄運用していますよ。 一部CAMで開発したソフトを使用していますが名称は伏せさせてください。 OSDで加工工程からの実寸法を3D図面に入力し、図面レスに近づいている段階です。 ただ加工工程には職人?と呼ばれる人がいるので図面レスはちょっと難しいですけど(^^; 入力した寸法はEXCELファイルにCSV出力することも可能です。 ざっくばらんですが、参考にしていただけるといいかもです。