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スタッド溶接に錆発生

下記の処理を行うとスタッドに錆が発生しています。 1.市販の鋼製スタッド(表面に銅メッキ)を鋼板(SPHC)に溶接。 2.スタッドに塗装が付着しないよう塩化ビニル製キャップをスタッド  に被せる。 3.脱脂→化成処理(燐酸亜鉛処理)→下塗り→中塗り→上塗り  (一般的な焼付け塗装処理と思います。) 4.塗装直後、スタッドは新品の10円玉のような光沢がある。 5.塗装から数ヶ月経過すると、スタッドに光沢はなくなり、表面が  赤茶色のようになる。 6.材料研究室にて表面の状態を分析してもらったら「酸素と鉄」が  多く検出された。 7.ちなみに塩化ビニル製キャップの代わりに市販のマスキングテープ  を巻いた場合はスタッド表面が赤茶色にならない。 <質問事項> 1.塩化ビニルが加熱されることによりスタッドに悪さをしていると考  えているのですが、明確な理由がわかりません。  塩化ビニルを加熱すると表面が銅メッキされた鉄を酸化させるよう  なことってあるのでしょうか? 2.上記以外にスタッドに錆が発生する要因は考えられますでしょうか? 3.屋内盤に使用しているのですが、鋼製スタッド(表面に銅メッキ)  は時間とともに酸化していくものでしょうか?  (スタッドメーカからは酸化することはないとの見解はいただい  ていますが・・・。) 4.仮に塩化ビニルが原因とした場合、材質をシリコンに変更すること  で問題は解決されるのでしょうか?  (シリコンとしたのは、別の塗装業者で同じような使い方をしている  のを見たことがあるためです。) 参考URLでも似たような質問がありますが、もう少し詳細に知りたいと 思っております。 ご教示をお願い致します。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?tid=19687&event=QE0004

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

回答(1)のような状況であれば工程順を変えて解決できませんでしょうか?焼付け炉に入れる前に塩ビのスタッドマスキング用キャップをはずすことは出来ませんか? 当社ではそうしています。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 なるほど!! そういう方法もありますね。 工程(焼付け工程が計3回)の関係もありますが、アイデアの一つとして 提案してみたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

塩ビを加熱すると塩素ガスが発生します。 ガスによって極表面が侵食されて、銅の保護層(ベンゾトリアゾール処理等・・・)がなくなっているのではないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

早々の回答をありがとうございます。 やはり塩素ガスが悪影響を及ぼしているのでしょうか。 そうなると塩ビキャップの使用をやめた方がよさそうですね。

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