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塑性変形速度について
- 金属の塑性変形におけるスプリングバックの時間について調査しています。
- 塑性変形直後から変形が安定するまでの時間は、1秒未満であると考えていましたが、実際には塑性加工の間によって精度変化が生じることがわかりました。
- 金属の塑性変形は力を加えてから安定するまでに数秒かかることがあり、低温時のスプリングバックも数秒かかることがあるようです。
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要するに熱の問題だと思いますが、時間まで聞かれると難しい問題です。 プレス加工する際、特に絞り物をする際、製品を作っているとき金型の温度がすぐに上がることを過去に経験しております。このことを見込んで金型製作をすることはかなり困難と思います。ただ、製品や金型の熱が十分に冷えている状態でのスプリングバックはある程度見込めると思いますが・・・。 とりあえず金型を十分に冷やした状態での製品取りを目指すほかないかも知れませんね。後、案として金型をもう1型(成形型として1型追加)一番最終工程でプレスすることがいいかもしれません。
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スピニングにせよプレス絞りにせよ塑性加工とは「鉄をだますことなり」と言われるように加工スピード、温度、形状や材料の方向性など様々な要因で変形するものと考えています。いかにストレスを残さず形状を変形させるかということかと思います。参考URLにもありますように経験がまだまだ生きている加工分野とのことです。時期割れのように数年たってストレスが表面化するものもあります。 板金曲げでも強度を出す為にリブを儲けたりしますが、スプリングバックし難いようにリブをつけることもあります。 想像ですが、スピニングは材料にあまりムリをかけない(ストレスが少ない)加工の場合はスプリングバックというより、形状固定する為の工夫が施せないのではないかと思います。思い切った高付加部分を意図的に作ると寸法安定するものと思います。 ともあれ、塑性加工後は高熱で金属組織をもとに戻さない限り元の形状、オーバーに言えば溶解時の姿に戻ろうとしています。
お礼
ご回答、ありがとうございます おっしゃるように、スピニングはまだまだ経験が物を言う加工法です よって細かな条件だしが非常に苦労しております 工程間の時間で今回は精度変化が生じる現象が起きているのですが、やはり成形時の発熱状態から冷却される間に微小な形状変化が起こることが原因ではないかと思っています
お礼
非常に早いご回答をありがとうございます 私の説明不足な点がありますので本文に追記させていただきます