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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SCM420の浸炭処理)
SCM420のガス浸炭処理で観察された異常層とは?
このQ&Aのポイント
- SCM420におけるガス浸炭処理により、異常層が観察されました。
- 顕微鏡観察により、金属表面に形成されたCr酸化物や粒界に存在するSi酸化物が確認されました。
- 浸炭が適切に行われなかった原因について、人為的ミスや他の要因が関与している可能性があります。
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noname#230359
回答No.3
12月10日のアドバイス(回答1)が誤解を招く内容でしたので、補足訂正いたします。浸炭ガスの調整が不十分な状態の下では、当然ながら、ご指摘の表面酸化および粒界酸化が生じ、この現象は表層断面の顕微鏡試験にて容易に観察することができます。表層および粒界の析出物質が、それぞれ、CrおよびSi酸化物との同定には疑問がありますが、ご指摘の浸炭不良との関係はないものと推測します。いずれにしても、浸炭不良は、雰囲気調整の不具合に起因するものと判断されますので操業条件の見直しが必要と考えます。
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noname#230359
回答No.2
吸熱型雰囲気ガス(RXガス)を使ったガス浸炭を行われたのでしょうか?この場合、雰囲気中に残留している微量酸素の影響で、粒界酸化と高温酸化性の高いCrの酸化が発生します。程度の差はあれ、この現象は一般的な物です。浸炭が正常に行われていないこととは、別の問題としてとらえられた方がよいと思います。炉の温度管理に問題がないとすれば、浸炭性の雰囲気が出来上がっていないものと思われます。RXガス発生機の状態(触媒のスーティング・C%(露点)etc.)や炉内の雰囲気管理(O2センサーや赤外線CO2分析器)に問題があるのではないでしょうか。
noname#230359
回答No.1
通常のガス浸炭処理条件の下では、全く生じ得ない現象です。ちなみに、私の長年(30年以上)の試験調査の経験の中では、記憶がありません。元素分析、顕微鏡観察結果に疑問がありますので、材料メーカーに、直接に調査を依頼をして判断してもらうのがよいと思います。各メーカーとも技術サービス部門を備えているので、遠慮なく相談すべきです。今後の参考にもなります。念のため。
質問者
お礼
再度分析する予定にいたしました。 ありがとうございます。
お礼
酸化物の同定にはEPMAを使って測定しました。実際の操業ではなく実験中で条件を色々変えておりました。 雰囲気の制御が不完全であった可能性が高いと理解いたしました。 ありがとうございます。