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鉄表面の濡れ性をあげる処理
- 鉄表面の濡れ性を上げる方法を探しています。親水性や親油性を考慮して、溶融樹脂を使用した処理を希望しています。
- 溶融樹脂を鉄表面に接触させることで、濡れ性を向上させる処理方法を探しています。溶融状態から固化するまでの間でも、濡れ性を維持できれば理想です。
- 鉄表面の濡れ性を上げるために、親水性や親油性を考慮した処理方法を検討しています。溶融樹脂を使用することで、鉄との接触時に濡れ性を向上させることができます。
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親水性表面処理は何種類かあります。 金属表面を機械的または科学的に粗面化させる方法と親水性基で金属表面を被覆する方法及びこの複合方法になります。 昔の人たちは茶渋が水濡れ性に優れることを知っていました。今でも改良が進み科学的根拠性を持った技術として進化を続けています。又、面白い話ですが、撥水性と親水性は紙一重のところにあり撥水技術を親水技術へなど面白い技術が目白押しです。
こんな物がありますが 何かのヒントにでもなれば幸いです。
表現が難しいのですが、樹脂の成分と同じような成分系のコーティングを行ないます。 ⇒樹脂が接触したときに、コーティング表層の結合のテが切れて、樹脂とくっついてしまう。 こんな感じです。
【続報】 ?の方法について 同じ内容と思われる事例を<KUNISAKU>さんが記載していらっしゃいます。 吹き出し型のプラズマなので、小さい面積に対してはこの方法が良いと思われます。 大面積のものや、3次元形状のものに対しては、それなりの方法を検討する必要があるかもしれませんが、プラズマ利用という点では全く同じだと思います。 事例⇒たとえば、インクのノリを良くする前処理 事例⇒たとえば、ラミネートの張り合わせ前の処理 いずれも濡れ性改善による密着力の強化を実現しています。 ?表面を被覆するのでもちろん油分等のシャットアウトなのですが、 それ以上の大きな狙いは被覆成分と溶融樹脂を反応させることにあります。 樹脂成分次第なのですが、成分が分かれば被覆するべき材質も絞り込めます。 びっくりするくらいくっついてしまうもの、ありますよ。 ある程度決定出来ると思います。
- 参考URL:
- http://www.tocalo.co.jp
このようなものでどうでしょうか? http://www.aiplasma.com/j/index.htm
補足
プラズマにより表面を洗浄するものですが、事例などあれば、ご教授よろしくお願い致します
?物理的に適した表面粗度の表面を形成する ⇒表面の凹凸により、樹脂の密着力は向上します ?鉄表面にプラズマ放電処理をする ⇒樹脂をはじくもの(油分など)を鉄表面から飛ばしてしまいます。 この処理は非常に有効です。 今までの実験では濡れ性を見る試薬で60dyneを実現しています。 プラズマの形成方法がノウハウです。 (低エネルギー放電ではコロナ処理が有名だと思います。コロナ放電ではあまり効果がありません。) ?樹脂とくっつきやすいものでコーティングしましょう ⇒例えば、カーボン系のコーティングなど。同じ材料系の樹脂ならよくくっついてくれます。 樹脂は何ですか? 上記、すべて弊社で実施可能です。
- 参考URL:
- http://www.tocalo.co.jp
補足
1は、当方でも検討しております 2に関しては、その通りと思います。ただ、プラズマ系でそのような事例があるとの事ですが、差し支えなければ事例を教えていただけますか。もしくは、プラズマの手法が溶射ですと、形状等の限界が出てくる為、溶射以外の手法であれば、尚、参考になるのですが・・? 3に関しては、当方でもいろいろ調べてみます これも間接的には、鉄の油分を樹脂コーティングでシャットアウトするという考えに似てますか・・?
セラミック溶射が1番良いのではないでしょうか?
補足
ご丁寧に有難うございました 3の・・・被覆成分と溶融樹脂の反応・・・とありますが、これはどのような意味なのでしょうか? ちなみに使用予定樹脂は、詳細決まっていませんが、とりあえず熱可塑性非晶性樹脂です