- 締切済み
ケーブルベアに使用するケーブルの外部被覆が破れる現象について
- 高屈曲タイプのケーブルを使用しているが、外部のシールドが断線してしまい、外部被覆が破れる現象が発生している。
- 断線しないようなケーブルは存在するのか?
- シールドが断線するメカニズムについて教えて欲しい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
シールド断線する位置がヒントを与えるかもしれません。繰り返しによる応力集中がおきやすい部位があります。ひとつはよじった線は屈曲時に互いに相対変位することが知られていますが、変位ゼロの位置は端末ですから相対変位を吸収できないとき座屈はあるので、現象として端末より少し手前の位置に断線がおきやすいといわれていて端末をどのくらい逃がすか、電車車輌間の信号ケーブルの端末処理が参考になるかも。
こんにちは。 ケーブルベアを使って断線するケースはいくつかあります。 1.ケーブルベア内にぎっしり電線が詰まって屈曲部に余分なストレスがかかる場合。 普通目安としてケーブルベア有効断面積の80%以下になるように当社は設計しています。 2.ケーブルベア取り付け部等で集中的にケーブルにストレスがかかるようになっている場合。 配線の経路、固定方法を確認してみてください。 それと、御礼を読んで気になりましたが、断線部が粉末状に黒くなっていると言うことですね。 ショートも考えられなくはないと思うのですが。 シルード部は両端接地してしまいますと場所によって電位差が生じシールド線に電流が流れてしまうこともあります。(それが断線させるほど大きく流れるかは私にもわかりませんが) シールド部分は原則方端接地ですがそうなっていますでしょうか?
答えにはならないのですが、当方もこの問題で悩んだ経験があります。シールドは繰返し曲げが作用するような使い方はしないようにと、思い切って関連するシステムを稼動部側に搭載して、ケーブルベアには電源及びアース配線のみを這わせる設計をしたことがあります。この手法では負荷が大きくなる欠点がありますが。
お礼
早々のアドバイスありがとうございます。 新たに設計する際ご参考にさせて頂きます。 シールド断線部を解体してみると粉末状に黒くなっているんです。やはりシールドの銅線が何百万回と擦れた金属疲労によるものなのでしょうか? 信号線より先にシールドが断線してケーブルを取り替えるのであれば、敢えて信号線にフッ素樹脂を使用している高価なケーブルを使用する必要も無いのでしょうか?
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 ケーブルベア内にはかなりの余スペースがあります。 集中的にケーブルにストレスがかかっているような配線経路でもないと思うのですが・・・ シールドは片端接地です。 やはりケーブルの実力(寿命)なのでしょうか・・・