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POM(ジュラコン)における次亜素の影響
- POM(ジュラコン)は使用環境上、次亜素(次亜塩素酸ナトリウム)の付着があります。次亜素の濃度は影響する可能性がありますが、POMにどの程度の影響を与えるのか調査しています。
- 次亜素はPOM(ジュラコン)に影響を与える可能性があります。その影響は経時的に現れることや、次亜素の濃度や強度にも依存することが考えられます。
- 化学初心者ですが、POM(ジュラコン)における次亜素の影響について知りたいです。次亜素の付着はどの程度の影響を与えるのか、経時的な影響や強度に関しても教えていただけると助かります。
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一口に耐薬品性が「弱い」といっても、いろいろな現象が含まれます。 ぶよぶよになったり溶けたりする場合、もろくなってクラックが 入る場合、変形変色を起こす場合など。 いずれにしても構造材としての強度は低下の方向です。 このような現象は起きていないですかね? 構造材としての適不適は条件次第でが、構造材としての強度が 要求される部分であるならば耐薬品性は重視しなくてはいけない と思いますよ。 もちろん、次亜塩素酸が犯人と決まったわけではないですよ。 参考URL貼ってみました。 もし材料変更を検討されるならば参考にでもしてください。 ポリエチレン・ポリプロピレン・塩ビなどが次亜塩素酸に対して は強いようですよ。
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確かにPOMは酸に弱いので、次亜塩素酸に触れるのであれば腐食の可能性があると思います。既に壊れているようなので、その破壊面を観察すると破壊の原因が腐食なのか過大な荷重が掛かったのかが分かる場合があります。ただし、ひじょうに専門的な技術なので、樹脂メーカーに相談することをお奨めします。
お礼
実物の破壊面を確認することにします。 ありがとうございました。
POMは油には強いですが、酸には軒並み弱いです。 次亜塩素酸に対する資料が見当たらなかったのですが、弱いと 考えて頂ければ良いと思います。 実際はそれこそ濃度次第でしょうが。 心配な点としては次亜塩素酸はpHが4近くのときにもっとも 働きが強いことから酸性下で使用されることがあり、この場合は 別途で酸を加えます。こちらの影響も心配しないといけませんね。
お礼
ありがとうございます。 この「弱い」という事は、構造材として使用すべきではない、という解釈でよいのでしょうか? 実はもう使用しているのですが、壊れるとのクレームがあり、これが材質に起因するものか、形状に起因するものか、の判断が必要なのです。 お手数ですが、この点につきまして判る事がありましたら、ご教授願います。
お礼
破損品そのものをまだ確認できていないので、観察できないのですが、実物確認の際そういった視点で見てみようと思います。 ありがとうございました。