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NVR検査とは?詳細が知りたい
- NVR検査は電子部品の包材開発において重要な検査項目です。
- この検査は付着物や異物を調べるために行われます。
- 具体的な測定方法については詳細が分かりませんが、知っている方がいらっしゃれば教えてください。
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Non-Volatile Residue(不揮発性残渣)の略ではないでしょうか?HDDや半導体の検査でよく見ます。このあたりで検索されてはいかがかと思います。
恥ずかしい話ですが、これから先は、実はあまり詳しくないので、小学生レベルのイメージだけの話しになります。識者の方のフォローよろしくお願いします。 (「関係者」→「素人」に格下げしました。) ・検査装置:蛍光X線 ・製品組成:主成分99%銅+添加元素1%銀 ・表面付着物とその量:鉄が1mg/cm とします。 蛍光X線にかけると、銅、銀、鉄の量に比例した反射(?)が帰ってきます。 この反射から鉄の量を推定するには、量-反射強度の「検量線」が必要です。 鉄1mg/cm程度を測定したいならば、たとえば 0.1mg/cm、0.5mg/cm、1mg/cm、2mg/cm・・・という、「鉄の付着量がわかっている試料」をあらかじめ蛍光X線で測定しておき、付着量-反射強度のグラフを作ります。それを「検量線」と呼ぶようです。 難しいのが「鉄の付着量がわかっている試料」の入手、もしくは試料の作成です。 量を確定したいのならばこの検量線が必要ですが、付着量限界品があれば、その試料でX線反射量を測定しておき、試験品の反射強度がそれ以上か以下かで、不良判別することは可能と思われます。 蛍光X線以外のX線検査装置も同様と思われます。 とあるX線装置には「基準片」なるものがあり、たとえば鉄100%の試料のX線強度を基準に、測定試料のX線強度から鉄%を推定するものがありましたが、その精度は50%の誤差があるとの事でした。 と書きましたが、中途半端な話で滝汗ものです。失礼しました。 お近くの工業試験場などにそれらの装置があると思いますので、ご相談されることをおすすめします。
お礼
いろいろありがとうございました。 とても助かりました。 近くの工業試験所に問い合わせてみます。
当社は非鉄金属メーカーですので、 ・主原料成分量、添加元素成分量をしらべて100%からそれらを引き算してNVRを算出する。 ・NVR量が比較的多いときは直接、NVR元素分の量をしらべる ・これらはICP分析装置やX線分析装置(EDX、WDX、蛍光X線など)で調べています。各測定法は他サイトで検索してみてください。たくさん解説があります。 ご質問では「付着物」とありますので、X線分析装置での測定になるかと思います。
補足
たびたびの回答ありがとうございます。 私の入手しております検査結果の例では、単位がmg/cm2になっているのですが、X線解析等でこのような単位の測定ができるのでしょうか? お手数ですがお教え下さい。
非鉄金属屋です。 主元素、添加元素以外の不可避不純物をNVRと称してミルシート(材料証明書)に記載しています。 googleで略称NVRをしらべて見ましたがでてきませんでしたねぇ。ご存じの方、補足お願いします。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 測定方法が分かればうれしいのですが・・・ おわかりであればまた教えてください。
お礼
ありがとうございます。それでしたら調べやすいです。略号の意味が分からなくて調べられませんでした。 早速調べてみます。