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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ダイス鋼の熱処理の時間)
ダイス鋼の熱処理時間と肉厚の変化の計算方法とは?
このQ&Aのポイント
- SKD61を電気炉で熱処理する際、説明書では25tで約15分と書かれていますが、テーパー状の肉厚が変化してしまうことがあります。肉厚の変化を計算する方法について教えてください。
- ダイス鋼の熱処理において、焼き入れ(焼き戻し)時間は重量によって決まるのでしょうか?また、焼き戻しの際に2時間を二回戻すのと一度に4時間戻すのでは意味が異なるのでしょうか?硬度にどのような影響があるのでしょうか?
- SKD61の熱処理に使用される電気炉の説明書では、25tで約15分と書かれていますが、この条件で熱処理した際にテーパー状の肉厚が変化してしまいます。肉厚の変化を正確に計算する方法や、焼き入れ(焼き戻し)時間と硬度の関係について教えてください。
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みんなの回答
noname#230359
回答No.2
補足します。 SKD61の場合、炭化物固溶時間としては、具体的には30分は必要です。(1020℃)短いと未固溶炭化物が材料の靭性を損ないます。一番肉厚の厚い部分の中心の温度が上がるまでの時間+30分が保持時間の目安です。
noname#230359
回答No.1
?加熱保持時間は基本的に、被熱処理材の最大肉厚中心部が炉内雰囲気温度(焼入れ設定温度)に到達する迄の時間(t1)と、この中心部がオーステナイト温度に到達してから炭化物の固溶に必要な時間(t2)の和(t1+t2)で決まります。 テーパ状の形状は基本的に、最大肉厚部を中心に考える事が必要です。 又、このような形状では、焼入れ温度に達するまでに充分予熱をすることが必要です。 ?保持時間は重量、形状、及び炭化物固溶化時間等を考慮して、当該炉の場合には経験的に肉厚25mmx15分となったものと思います。 ?1回焼戻しと2回焼戻しの違い 熱間工具鋼の場合、焼戻しは高温焼戻しとなりますが、2回焼戻しをする事により、1回目の焼戻しで発生した残留オーステナイトの分解による焼戻しマルテンサイトが、2回目の焼戻しで靭性が付与されます。即ち1回焼戻しより強靭になります。 ?焼戻し効果の指標である焼戻しパラメーターは、温度と時間の函数である為、焼戻し時間が長くなれば硬度は下がります。
お礼
詳しい回答ありがとう御座いました。 加熱温度だけでなく、予熱も必要だったのですね。 今度は、温度だけでなく、時間も気をつけてやってみます。