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加工速度が上がらない要因
- 加工速度が上がらない要因について調査しました。
- 自動車プレス金型の荒加工での不具合が発生しています。
- 異なるCNC機械で同じデータを使用した際に加工速度の違いが見られます。
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加工はRS232C等でDNC運転されているのでしょうか? 加工データが、微小な変化量で膨大な場合、加工データの転送速度が追いつかず機械が待ってしまい加工速度が上がらない現象が起こります。 私は、NCにデータサーバーを追加し、改善した経験があります。 参考になれば・・・
こんにちは。以下はシリーズ18のNC装置での話なんで参考になるかどうかわかりませんが、自分の勤め先で実際にあった話です。 メーカーのパラメータ設定ミスがありました。高速加工用のパラメータのうち一箇所だけ不十分な設定だったのです。シビアな加工をしようとして初めて気づいた不具合でした。メーカーにパラメータの変更を相談して発覚しました。 あと、メーカーの設定パラメータが常に最適とは限らないですよ・・・。実は導入時にもパラメータの不具合を発見しました(苦笑)。 それからもしDNC運転されている場合ですが、通信速度が不十分な場合は加工速度が上がらない場合もあり得ます。荒加工では関係ないと思いますが・・・。 同時二軸と三軸の違いだと、先行制御G08と高速加工G05系で違ったと記憶しています。高速加工機能はNC装置がわではあまり変わらないのに、メーカーが独自の名前をつけていたりしてわかりづらいですね・・・。 さらに、シリーズ15はどうかわかりませんが、シリーズ16なんかだと、生産時期等の違いによりかなりの処理速度の違いがあるそうです。マクロ等が関わってくると違いが出てくるとの話を聞いたことがあります。
お礼
k_katooさん、こんにちは。 また、レスが大変遅くなり申し訳ありませんでした。(海外出張中だったものですから。。。) とても詳しい解説ありがとうございました。 転送速度の件は大丈夫です。 でも加工機メーカーの調整ってホント曖昧ですよね!? ユーザーから言われないと気づかないなんて、おーこわって感じですね。 これからも宜しくお願いします。m(__)m
こんにちは 「加工速度が上がらない」箇所がわからないので特定できませんが、パラメーターの違いという観点から考えると 1、早送り速度が違う 早送り速度はプログラム指令しませんから各機械によって違いますね。 2、サーボの時定数(指令値に到達するまでの時間)が違う。 早送りも切削送りもミリ秒単位で設定が違いますから、加減速がくりかえされると結構差がでます。 3、切削送り速度の上限値 これにひっかかるといくら高速指令してもクランプされてしまいます。 4、特殊オプションがある場合、それに関わる設定 5、その他サーボのパラメーターは非常に多いですから、結構差が出ると思います。サーボモータが違えば当然設定も能力も違いますから。 ほかにもいろいろありそうですが、この部分の時間差がある、という部分を見つけてもらえればもう少し的確なお話ができるかもしれません。 あとは単純に、オーバーライドスイッチ(切削・早送り・主軸)が100%になってなかったりとか。スイッチは100%だけど配線が切れてて実際は80%だったとかも考えられます。
お礼
Yokoさん、こんにちは。 アドバイスありがとうございました。 やはり単純な要因ではなさそうなので、もう少し細かく調べてみます。 ちなみにこの機械は、同時3軸の形状加工ではF10,000mm/minが可能な機械で、今回のデータはF6,000mm/min指令の同時2軸加工です。形状輪郭のオフセットパターンでNCパスは作成されていますが、1m以上の直線状のパス部以外では、F600mm/min程度の速度しか得られませんでした。(ウネウネの箇所) A機ではこの箇所でもF2,000mm/min程度は加速できていました。 また新しい情報が得られましたら書き込みます。
お礼
もみんさん、こんにちは。 DNC転送に関しては、この加工以外に高速曲面加工も行っていますので、大丈夫です。 ありがとうございました。