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基板の故障について
- 基板の保管方法について質問したものです。現在抱えている問題でCPU基板の故障があります。故障原因の主要因を占めている可能性は大きいでしょうか?
- 故障した基盤を引き上げ確認しても故障の現象が出ないものもあります。ノイズ対策でフィルターはつけてありますが、保管方法が静電気対策がされていなかったため、静電気が故障の主要因の可能性があります。
- 故障の内容は文字化けする・CPUの暴走・ICの故障などがあります。発生頻度は少ないですが困っています。
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No.4の補足説明です。 問題の機器の構造などが全く分からないので話がしづらい のですが...。 一般的な使用環境なら、オペレータに静電気が帯電していて 機器に触ろう(操作しよう)とした時に放電してしまうというのは 避けられないことです。 その放電電流がどこを通って流れていくのかが問題です。基本的には 筐体のみを通って欲しい訳です。スイッチやボリューム類のツマミ などから内部回路へ流れてしまうようになっていないでしょうか。 電位の定まらない(グランドに落ちていない)金属があったら、 まず駄目です。 適当な本が思い浮かばないのですが、静電気関係の参考書を一冊 読んでみることをお勧めします。
訳の分からない故障(誤動作)でよくあるのが、静電気による 暴走です。 問題の機器の構造や使い方、ユーザの使用環境などにもよる でしょうが、例えばユーザ(オペレータ)の人体に帯電した 静電気が、操作しようとした瞬間に機器に放電し、そのエネルギー でCPUやメモリのデータが書き換わってしまって誤動作をする という問題です。 まず再現させないことには対策も出来ませんね。放電試験器が あれば確実ですが、手軽にやるなら電子式の100円ライターを 改造して(ライターの放電している箇所からリード線を2本 引き出して、現在放電している箇所はがっちり絶縁する)やる だけでもそれなりのテストは出来ますよ。もちろん、ガスは使い 切ってからの方が安全です。 2本のリードの片方を筐体の適当な箇所(グランド)に接続 しておき、もう片方をコンパネに近づけておいてパチッと 火花を飛ばすという寸法です。 熱の問題も含めて、うまく対策できればいいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。ユーザーの静電気帯電も機器に与える影響があるのでしょうか。もしあるとしたら対策はあるのでしょうか?よろしければこのあたりもご教授ください。
昔働いていた会社で作った?画像処理装置(着順判定装置→競馬とかにも使われる物)は、バルセロナオリンピックの会場に持っていったら熱暴走しましたよ。(気温35度位かな?夏ですけど・・・) その装置を恒温糟で試験したら確か60度位で再現したと思います。 導風板で色々対策した記憶があります。 どれが暴走しているか見極め方ですが、恒温糟で暴走させ、怪しい石を1個ずつ冷やして(当時はフロンガススプレーで冷却→現在でも対策フロンを売ってます)当たれば暴走は、止まります。 石が壊れていれば論外ですが・・・ ご参考まで。
お礼
nomuraさん、いつも適切なご意見ありがとうございます。初心者の私にとってわかりやすい回答でとても参考になります。本当にありがとうございます。
再現性がある場合は,その故障し部品をメーカに調査依頼すると,静電気による故障,雷サージによる故障などある程度の目安はつくと思います. IC関係の故障が多いようなら,まずは静電気対策(作業者のアースバンドどの基本的なこと)を行うのがいいのかなと思います. 再現性がない故障の場合,nomuraさんがお書きのように温度・湿度等環境面,ノイズの影響等かも知れません. CPU基板と他の基板をハーネスで接続している場合,その長さも影響しているかも知れません.
お礼
ご回答ありがとうございます。CPU基板と他の基板を接続する場合、その長さも影響する場合があるのですか?知りませんでした。参考になります。
静電気で、壊れたなら再現性があるので温度が原因ではないでしょうか 製品の筐体は密閉で使用していますか? 試験は密閉してない環境で行っていると思いますので、もし製品を使用する環境が密閉の場合、温度によって石が暴走しているのではないでしょうか。 密閉式でなくても内部の空気の流れの悪い所に熱に弱い石が有ればそこが原因かもしれません。 温度が原因なら、恒温糟で温度試験を行って見れば現象が出ると思います。 ご参考まで。
補足
ご回答ありがとうございます。ICなどの石はどれぐらいの温度で壊れるものなのでしょうか?どちらかといえば空気の流れの悪い構造に近いものですが温度は測ったことがありません。そんなに熱に弱いものなのでしょうか?すみません・・よろしければこのあたりもお教えください。
お礼
ありがとうございます。一度構造の見直しを含めて検討してみます。