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金属加工における入力ミスの防ぎ方
- 入力ミスの防ぎ方について質問です。金属加工に携わる者として、補正値や計測値の入力時にどのような工夫が必要か知りたいです。
- 現在、チェックシートを活用しているが、ミスがなかなか減らない状況です。皆さんの経験や工夫を教えてほしいです。
- 入力ミスを防ぐ方法を教えていただけませんか?金属加工に携わっている者として、補正値や計測値の入力時に注意すべき点について教えてください。
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こんにちは いろいろみなさん書かれていますとおり 「手入力は必ず間違っている」 ですが少し違った考え方を・・・ 入力したデ-タ-は デ-タ-自体をNC画面で何回見直しても 人間がやる限り同じで あまり意味が無いと思います 入力ミスも有ればツ-ルをマガジンに入れるのをミスしたりしますし (仕上げボ-リングの刃先方向とか色々) まずうちでは「加工ミス発生時の責任はボタンを押す者である」と決めています(交代がありますのでデ-タ-入力者とオペレ-タ-が違う場合が頻繁にあります) 「デ-タ-チェックは加工前に1回でまとめて」が基本です ATC毎に「/GOTO○○」を入れておき ATCして特定のポイントに位置決めし「M1」後 スケ-ル、マイクロメ-タ-等でチェックし ク-ラントのズルの向き、ボ-リングの刃先方向など確認をし 再スタ-トします /GOTOで次の工具のATCを始め 後は同じ事の繰り返しです 最後までいったら ブロックスキップを入れ加工プログラムをスタ-トします 一見加工と加工の間の加工前にチェックするのと変わりないようですが 有人と無人をハッキリと分けるためにこうやっているのです モチロン バグ取り時は全く別のやり方になります ぶつけるとワ-ク、工具も惜しいですが 機械にダメ-ジが残り(例えばZ軸でぶつけた場合 すぐは出ませんが スラストベアリングの圧痕は小さくても徐々に拡大していきます) 知らず知らずのうちに 刃先寿命が下がり切削条件が下がっていることになってしまいます 私はそちらの方が怖いです
寝る前にもう一丁追加しておきます。 工具長の補正画面上に入力できる数値の最大値はパラメータでいくつにでも調整できるのでたとえば0.1以上は数値事態がはいらないようにすることができます。標準はいくつだったかな?標準設定はメーカーによってまちまちかも。マニュアル見れば載ってるはずだし、メーカーに聞いてもどこをいじればいいか教えてくれるよ。そうすればうまく公差内で調整がやりやすくなるかも?大きなミスは防げるはずだよ。一回確認してみて!あとプログラムで小数点の入れ忘れなんか多いんじゃないかな?そういう場合は座標値はコンマ代まで入力する癖をつけるとミスはへるはずです。X10.ならばX10.0とか。面倒臭いかな?
追加です。ナチュラルにハイかも?忘れてましたけどプログラム上で座標や切削条件を変更する場合は同じ行のおしりに( )で元の数値を残しておきます。( )は読み込まないからね。あとで先頭から変更箇所を探しやすいし、他の人があとで見ても苦労する部分が人目でわかるからね。あと余分な加工プログラムの行には、頭に/(スラッシュ)をつけてブロックスキップをオンさせて動かすよ。とにかく他の人の注意を引くためにもワザとそうする場合もあります。こんなとこかな。他にも細かいこといろいろあるけど、いつでも聞いてください。では、おやすみなさい。
はじめまして。さすがに昨日は徹夜で仕事していてこんな時間になってしまって眠いので手短にしておきます。MCでもNC旋盤でも工具長補正や登録画面上で入力ミスを犯してしまいますよね。プラスとマイナスを間違えたとか。その時、後になって入力値や元の数値を忘れてしまいがちです。だから、私は元の数値を残しておきます。どこに?っていうと工具長登録画面や磨耗補正画面上で使っていない予備の空き番号がありますよね。10番台とか。だから1番のツールのデータは11番にとか残しておけば、せっかく測定した工具長や前の補正量をいつでも呼び出せます。ただしコピーは手打ちになると思いますのでそこで打ち間違えないように元の数値と比較して確認しておくのが少し面倒臭いですが。でも、このおかげで助かったことが何度かありましたよ。お勧めします。もう一度工具長取り直すのって面倒だよね。それに比べれば・・・まさかの保険みたいなものです。よかったらやってみて!なれちゃえば へっちゃらだから。それでは、ご安全に!
お礼
アドバイスありがとうございます。私の説明不足でしたが、私の言っていた入力ミスはヒューマンエラーの事でまさにプラスとマイナス、56.89と56.98のような勘違いをどうしたら無くなるのかというあたりをテーマにしたつもりでした。 しかし参考になる部分もありました。どうもありがとうございました。
こんにちは、 入力自体は、人の手でするものなので、100%ミスを防ぐと言うのは、難しいと思います。 ですから、ミスをしても、ミスを発見できるように考えては、いかがですか? 例えば、補正入力をするにしても、入力してから、3回確認すると言うことを当社では、やってます(上司から散々怒られましたので。笑) 加工プログラムも入力ミスが発見出来るように、自分の思っているところにバイトがきているかを確認するブロックを各バイトごとに挿入しておいたりしています。 当然、試運転はシングル運転で、バイトの位置を確認しながら行なうようしています。 がんばって下さい。
お礼
ありがとうございます。そうですねはやり確認回数を増やすしかありませんかね。しかし一度勘違いした数値はなかなか間違いに気づきませんよね?! うんやはり永遠のテーマなんですかね? ありがとうございました。
こんにちは。 私もそうでしたが、一度削ってから測定をして、そこで補正を入れて再度削るときに入力ミスをしてしまう。 私の対策としては、工具長補正では、絶対に±0.02以上変わらないように最初に正確に入れています。入れ直すときは必ず摩耗分のところに入れます。これで0.03を超える数値が入る事はまずありえません。それ以上の数値の場合はおかしいと気が付くはずです。 径補正の場合も同様です。最初にマイクロなどで正確に測定しておき、仕上がり時には、絶対に±0.01を超えないようにしています。 これはオフセットの画面が形状と摩耗に別れているのが前提ですが。 参考まで。
お礼
参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
経験からですので参考にして下さい 入力ミスは絶対にあるものです。それを前提に加工を始めます。 1.ドライラン運転もメーカー及び自社パラメーター設定で使い方が変わります。早送りを無視すると、 自動運転時 切削・早送り確認の必要があります。 古い設備は、早送りパラメーターを変更し段取りを しています 2.加工端面をZ0点にしています。(Z-は必ずワークを削る) 3.プログラム作成時にZ50.を入れます(50の位置をシングルで止めスケールで確認、この時点で大き な補正間違いはわかります。 3.補正入力は基準位置か基準刃具からの差を入れています。(大きな補正値が入らない) 4.次の指令と残移動量を確認しつつ自動運転します 参考まで
お礼
参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
こんばんは、tksです宜しく御願いします。 主に、皆さんはドライランを一度行なってから加工をしていると思いますね。(チェックシートを使っても直らない)コマッタものですね・・・。なんだか私みたいですね、私もMCを初めた頃は、四、五万円する超硬をよく折っていましたのを思い出します。が、やはり私も努力しましたね。まずは、描画運転をして、ドライランをして、もう1回プログラムを見直して、ドライランして・・・。 その時は時間をかけてミスを減らしていきました、そのかわり当然、加工時間はかかりましたよ。でも、いつのまにか、その行動が、ごく自然の動きになっていて、なにも意識せずにチェックしている状況を自分で作ることができましたね。 今のチェックがもし一つだけならば、二つに、二つならば三つに増やしていけばいいのです。どこかでミスが途切れますその時に「自分は、これだけのチェックが必要なんだなと」感じればいいでしょうね、それから、少しずつチェック回数を減らしていけばいいと思います。ある意味、勇気が要りますね。 もう一つアドバイス・・・どういったミスをしたのか分析するのも良いのではないでしょうか、ミスしたときに「あっ、数値が間違えた!」といつもなるところを、冷静に自分を分析するのです。 その時絶対と、言って良いほど、 「こう、やっていればよかった」と思うはずです。 その行為を次の加工の時に取り入れるのです 私の言葉で「ミスしないためのミス」です。なぜミスなのか?と言うと、自分のミスを防ぐ為であって仕事に関係ない行為をするからです。少し辛めに考えてますが、私の経験から半年ぐらいでミスは減りました。 (なくなったわけではないですが・・・「反省」。) 自分に合った方法、やり方で頑張ってください。
お礼
ありがとうございます。チェックを増やす方向で考えたいと思います。
補正値→プログラムのリファレンス点を全ての工具で同じ値にしておき、各プログラムの初回開始時にリファレンス点で工具を停止させて工具長を確認する。 後は移動量等を、自分で計算した値ときっちりと比較して確認する。そして、ミスした時は自分自身でミスした原因を計算値・計測値・移動量等全て突き合わせて突き止める。 まあ,”なんでやねん”と、絶えず自分に問いかけてみられたら。
お礼
ひんぱんに「なんでやねん」なので困ってしまいます。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。
プログラムが出来たら1発スタート!! もちろんドライラン、シングルブロックなしです。 荒療治ですが、これはかなり効きます。 なぜなら、ものすごーく集中してないとドカン!ですからね。結局のところミスは「ポカ」が一番多いのでいやでも集中を高めるところに持っていけばいいんです。 度胸があればお試し下さい。
お礼
やはり集中力ですかね! ありがとうございました。
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お礼
お答えありがとうございます。そうですねデータチェック、工具長についてはそのようなやり方で作業しています。私の説明不足でしたが私が一番お聞きしたかったのは >いろいろみなさん書かれていますとおり 「手入力は必ず間違っている」 ですが少し違った考え方を・・・ 入力したデ-タ-は デ-タ-自体をNC画面で何回見直しても 人間がやる限り同じで あまり意味が無いと思います。 まさにこの部分なのです。思い込みや勘違いで入力してしまう事はなくならないと思います。しかし上から「なくせ!」「是正を取れと!」いわれて困っていた所なので皆さんにお聞きした次第であります。 しかし参考になる部分もありました。 ありがとうございました。