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鉛レス!黄銅棒材の切削・加工について教えて!?
- 鉛レスの黄銅棒材の切削・加工について知りたい
- 鉛レスの黄銅棒材の加工性が通常の黄銅棒材より30%低いと聞いたが、本当なのか
- 鉛レスの黄銅棒材の加工についてアドバイスがほしい
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はじめまして。鉛レスですか?以前いた職場で水道管やガス管の継手や関連部品をつくってましたがその時にサンエツ金属の鉛レスを使ったことがあります。 その時の経験をお話すると、やはりC3604よりねばいです。切粉がなかなかちぎれてくれませんでした。ひも状の切粉が出るためバイトにからむと仕上げ面に傷をつけてしまうので大きなしゃくりをつけた手研ぎバイトやアルミ用の仕上げチップを使いましたよ。それでもなかなか思うようには切粉をコントロールできずに終わってしまいました。その時みんなで、やっかいな時代がくるぞと話していました。手付けの機械なら刃物にからんだ切粉を毎回手で落とせばいいですが無人で 可動する機械だとやっかいだと思います。切削条件で何とかしようとしましたが送りをあげてみてもちぎれないし、特に内径仕上げなどの仕上げでは悲鳴をあげていました。まだまだ市販のチップには適応するものがほとんどないですが強いて薦めるならば京セラのXPやタンガロイの刃先に“T”のマークの入ったブレーカの仕上げチップを使ってノーズRは0.4以下で仕上げてみてはいかがですか。もちろんポジチップで。本当はチップメーカーと相談して適合チップを開発すべきかも?切粉をいかにちぎるかはメーカーの永遠の課題なので親身に相談に乗ってくれますよ。環境問題も大事なので鉛を排除するのはわからなくもないですが技術屋泣かせですね。あと切粉は他の真鍮とは分別しないといけなかったですよ。とにかく切削には、よく切れる刃物を選択して下さい。それで傷がつきにくいように仕上げ代は0.1くらいで細い切粉を出すようにトライしてみて下さい。参考になりましたか。ではご安全に!
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こんにちは。BZ3については以前私も質問させて頂きました。サンエツのHPによると普通の黄銅と比較して切削性は90%であるという事です。私の 知り合いも加工したのですが普通の黄銅より若干 切削性が落ちる程度で、極端に加工しにくいということでもなさそうです。
お礼
yotchさんのお話、また、みなさんの実体験など大変参考になりました。本当に皆さんありがとうございました。がんばってトライしていきたいと思います。
こんにちは。鉛レスとはサンエツ金属でいうBZ3のことでしょうか? だとしたら私も試作ですが削りました。最初ma-さんと同じように3割落ちると聞いていたので、重装備でやりましたが切粉の出具合なんかは普通の黄銅とほとんど変わらず、精度も結構安定している様に感じました。心配するほどでもなかったと言うのが感想です。 量産していないのであまり詳しくは言えませんが普通の黄銅を100としたら加工性は90くらいでしょうか。 参考になれば幸いです。
お礼
ご連絡ありがとうございます。そうですね、サンエツ金属さんでいうBZ3の事です。私の思惑と違った意外なお話で、少しほっとしました。
こんにちわ 弊社も同じ問題を抱えております。現在15種の中で検討しておりますが、メーカーにより硬さ(HB)引っ張り強度(N/?2)にかなり差があり、おまけに高いと 良いとこなしです。サンプル的にテスト切削はやりましたが、少し硬いイメージでした。量産しておりませんので、なんとも言えませんが、刃具の材質を変える必要があると思いますよ。 参考まで
お礼
やっぱり、問題ですよね。本当に、近々鉛レス材料あたりまえの時代がやってくるのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。アドバイス戴いた事を頭において、トライしていきたいと思います。