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マグネシウムシュームの切削加工ツールに適したコーティングとは?
- マグネシウムシュームの切削加工に最適なコーティング処理について教えてください。
- マグネシウムシュームの切削加工に適したコーティングはありますか?
- マグネシウムシュームを超硬のバニシングドリルで穴あけする際、どのようなコーティングが適していますか?
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こんにちは. 大学でマグネの卒論をしている者です(再投稿). やはりマグネ加工をしているどの企業でも下記の方が私に忠告してくださった様に, 発火が一番の問題だと思います. 私どもの研究ではそういった問題を解決すべくマグネの精密切削の技術開発(油剤開発等)を行っています. 学会での報告もあります様に様々な加工液の開発が活発です. 工具・加工条件はもちろんのこと, 加工液はマグネにとって非常に重要です. 今まで私どもの加工で発火したことはありません. 色々な加工液がありますので, 最適なものをお探しいただくのも工具選択の良い解決策になると思います.
最近のコーティング技術はかなり進んでて、各工具メーカーが次々と新コーティングを出してきています。 切削条件によってその特徴を生かすコーティング種を見つけると良いと思います。 ただし、高速切削は絶対避けるべきです。下記の回答にもあったように溶着します。というか、金属火災を引き起こす恐れがあるため絶対に止めてください。 下記の大学の研究生も気を付けてください。というか止めて下さい。 そもそも高速切削というのは切り屑に切削熱を逃がしワークや工具の熱発生を抑えるというのが目的の1つであります。 マグネシウムとはある意味加工が難しいです。熱を如何に発生させないで削るかがポイントで、切削抵抗を抑える刃物やコーティングや切削条件を検討されると良いと思います。
こんにちは。現在、大学の卒論でマグネのドリル加工と、それに適した油剤の研究をしています。ハイス、超硬(ダイヤコート、DLC)で、ドライ・エマルジョン・オイルミストなどでφ5ドリルでAZ31Bで250010000rpmでデータを取りました。結果、円筒度・真円度・仕上げ面粗さ、バリなどの加工精度において優良であったのはDC, DLCでしたが、実際に溶着など見られてから判断した方がよろしいと思います。加工条件もありますが、高速回転においてDLCでひどい溶着が確認できました。
あるところではK20種超硬ノンコーティングで加工してました。コーティングが必要であれば、ダイヤモンドコーティングか、DLCコーティングでしょう。
お礼
貴重なアドバイス有難う御座いました。また、困った時にはご指導下さい。