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切削時の煙について教えてください
- 鉄、ステン、アルミ等を切削していく際、油を流してもどうしても煙が出るのですが、これを吸うと人の体にどの程度有害なものなのでしょうか?
- 切削時に発生する煙の有害性と対策について教えてください。
- 切削時の煙の危険性とその対策について詳しく教えていただけませんか?
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みなさんも答えているようにドライが理想ですが、SUSや難削材等ではドライ切削は 難しいのが現状です。 油性、水溶性問わず塩素系の切削油剤の油煙はかなり有害と思います。 MCでは水溶性を用いればある程度油煙は納まりますが、NC旋盤での荒加工時などは 水溶性でも相当量の油煙が発生します。 当方は難削専門でやっていますが、NC旋盤はミスト集塵機で効果がありました。 また集塵機は少々高価でも力の有るものを選ぶといいですよ。 あとは工場内に空気清浄機が有れば完璧です。
余談ですが、zekiさんの書かれているMQL(MinimunQuantityLubrication)加工でも集塵機は必要です。 究極は湯洗(必要なら)+ドライ加工です。
ウチではドライ切削がメインですが、素材成形時の残油により、油煙が発生します。刃先エアブローをやってた頃は特に酷かったです(私が全て廃止しましたが)。おかげで私は直工でもないのに気管支炎になりました。 暫定対策はマスク、恒久対策は集塵機(NC旋盤数台に1台で可)の設置が必要です。このように、対策は必ず暫定・恒久とを分けて、計画的にお金を使うようにすれば、対費用効果は上がります。ご検討を。
油煙は吸うよりは吸わない方が良いに決まってます.肺の中までベトベトになっちゃいますよ.って言うのは言い過ぎかも知れませんが,試しに防塵マスクをして作業をするとマスクの表面に油が付着するのがわかります.最近は切削油も微少オイル潤滑装置で極少量の油を供給する方法が増えてきてます.また,油剤も合成油ではなく天然の無害な油が多く使われてきています.一度,無害な切削油を用いた微少オイル潤滑で試験されたらいかがでしょう?切削性能もさほど低下しません.潤滑油装置メーカはTACOやブルーベなど色々あります.微少オイル+マスクが簡単なんじゃないでしょうか?余裕があれば集塵機ですね.
加工時にハケ等で切削油を付けながらの作業だと思いますが、 霧状の煙の正体は、たぶん油煙です。 加工時に刃先は、高温になりますので、切削油が、沸騰して気化し霧状(煙)になった物だと思います。 御使用の切削油に毒性がなければ、それほど心配は無いと思いますが、 気になるようでしたら、水溶性のものを大量に流して刃先及び素材の温度を下げるか、ボルテックスチューブ等(冷却エアー発生器具)で加工部を冷却するか、または、集塵機で吸引する事もできます。集塵機は、油煙分離の物が有りますのでそちらを使うと工場内の空気を汚しません。 刃先にコンプレッサーのエアーを当てるだけでもだいぶ違うと思います。 ご参考まで。