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無電解ニッケルのトラブル
- 無電解ニッケルのトラブルについて調査しました。センセーショナルなタイトルを生成しました。
- カニゼン処理した真鍮に、染みみたいなものが出てしまう問題が発生しました。カニゼンは再メッキできるのか、寸法や光沢に影響はあるのか疑問です。
- 無電解ニッケルのトラブルについて詳しく調査しました。問題の原因や対処法についてまとめました。
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無電解ニッケル用はく離剤の銅素地用のものを使用すれば、はく離も再めっきも可能です。 はく離剤の取り説を良く読み注意して作業すれば、光沢の低下はわずかですみます。 光沢の程度や外観重視の品物であれば、再めっきの前に光沢をあげる加工を行ったほうが良いと考えます。 銅素地用のはく離剤は鉄用のものに比べ、はく離速度がおそいため、必要以上の長時間浸けやすくなりますので、注意が必要です。
無電解ニッケル用はく離剤の銅素地用のものを使用すれば、はく離も再めっきも可能です。 はく離剤の取り説を良く読み注意して作業すれば、光沢の低下はわずかですみます。 光沢の程度や外観重視の品物であれば、再めっきの前に光沢をあげる加工を行ったほうが良いと考えます。 銅素地用のはく離剤は鉄用のものに比べ、はく離速度がおそいため、必要以上の長時間浸けやすくなりますので、注意が必要です。
はじめまして、染みが出来てしまったとの事、剥離については出来 ますが、銅系の場合には注意をようします。なぜ、染みになったので しょう。下処理(洗浄)等に問題があったのか、ワークに脂性の人が、 触ったのか、(指紋等も残ります)いろいろ考えなければ成りません。 寸法も、剥離後再チェックをしてください。通常、カニゼンですと 0.003くらいの厚みでつきますので、知って置いてください。また、 カニゼンとは、無電解ニッケル鍍金のことですが、中でも当社では、 あえてカニゼン(メーカーの名前)指定してます。他のメーカーの ものは、あまりお奨めできません。
- 参考URL:
- www.furuichi-tec.co.jp
カニゼン(無電解ニッケル)めっきは、まず御承知かと思いますが電気を使わないニッケルめっきですので、電気めっきより(電気めっきも神経は使いますが)、特に前後処理に注意が必要なめっき方法です。 また、鉄素地上ですと難なく着くものが、鋳物ですとか・ステンレスですとか・質問の銅合金などでは、処理方法によっては、全く着かない箇所が出たりして、困る事が往々にしてあります。 御質問の処理方法が詳しくわかりませんので一般的な話になってしまいますが、シミみたいな状態になっているという事は取り合えず全面に めっきがのっていると考えた上で、剥離自体はできます。 但し、肌荒れや変色が有り得ますので剥離後に別な加工が必ず必要になってきます。 無電解ニッケル液を作っているメーカーもしくはめっき材料商に聞いてみれば、剥離液は購入できると思いますがくれぐれも銅の剥離用と言って下さい。 めっきがシミ状でも素地が露出してるかしてないかで、剥離中に食われる(肌荒れ)度合が違ってきますので結構全面に着いてるか否かというのは影響してきます。 また、剥離後の肌荒れは寸法精度を狂わせますので、機械加工などで 調整すべきだと思います。 肌荒れでそこまで削る必要はないと思いますが厚みで50ミクロン位までなら何とか問題無く着けられますので、その範囲内で修復してからめっきする事をお薦めします。(厚い分だけメーカーの仕様やめっきコストに左右されますので確認した方がいいと思いますが・・。) 光沢はバフ磨きやキリンス処理(銅の化学研磨処理)などである程度は 解消すると思いますがこちらも質問の製品が精度ものの場合、確認してからの処理をお薦めします。 以上です。頑張って下さい。
カニゼンめっきは無電解ニッケルめっきの俗称です。 ご質問の無電解ニッケルの剥離は難しいのです。市販の剥離剤をを使うのですが、剥離時間が長くかかるので、真鍮の表面が荒れることがあります。とくに、ダイヤ挽きしてあるような表面ですと、致命的です。 剥離した後、再加工(表面を研磨)してからめっきすることを勧めす. どのような表面化わかりませんが、再加工すれば当然寸法が狂います。 シミの原因は、真鍮(特に鉛入り黄銅)は鉄などと違い、無電解ニッケルを直接つけるには、下地にニッケルストライクをするか、誘導析出を するなど、工夫が必要です。前処理もやりすぎないように慎重にやってください。
お礼
有難うございました。 下処理に問題あっつたようです。 さそっくトライしてみます。