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油絵の具で平塗り
油絵の具で平塗りしたいのですが、 どうしてもムラが出てしまいます。 何かコツなどないのでしょうか?
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- moritaroh
- ベストアンサー率56% (658/1172)
どのような絵を描いているのかによって、扱う絵の具の粘度が異なるので、ムラなく塗る方法もいろいろあります。 テレピン油やポピーオイルなどで薄めに伸ばした絵の具の場合、塗りムラを少なくするのはやや難しいですが、塗った絵の具が半乾きのうちに、絵の具のついていない大きめの柔らかい刷毛などでならすように「空刷毛」をかけるという方法があります。 チューブから出したままのような粘度の高い絵の具の場合にも、方法はほぼ同様ですが、コシのある豚毛などでしっかりと均一になるように塗り広げてから、すぐに絵の具のついていない、やや硬めのコシのある刷毛でならすといいでしょう。 かなり絵の具を厚塗りにする場合には、もう少しテクニックが必要です。 ペインティングナイフで広い面積をまったくムラなく塗るのは非常に困難なのですが、よく練った絵の具をできる限りムラがなくなるようにナイフで塗り込んでいきます。 次に、絵の具がかなり乾いてきたところで、テレピン油とポピーオイルで伸ばした同じ色を刷毛で塗っていき、少し乾いたくらいのところで、何も絵の具をつけていない刷毛でならしていきます。 これは、一度乾き始めた絵の具の表面を、テレピン油で溶かしながら、隙間やムラを埋めていく...という感じの方法です。 ポピーオイル(すでに混合されているペインティングオイルも含む)が多めであれば艶やかになりますし、テレピン油のみであればつや消しのような風合いにすることもできます。 なお、これらの方法は、かなり注意深く行わないと塗りたくない場所にも色がはみ出てしまうので、塗りたくない場所(すでに絵の具が完全に乾いている)にはマスキングをしておくか、はみ出た色をすぐに拭き取るようにするなどしないといけません。 通常、平塗りは、塗る面積に相応した平筆の種類が必要になりますが、上記のような刷毛を用いる方法であれば、後から刷毛でならしてしまえるので、仮に細い平筆しか持っていなくても大丈夫です。 また、刷毛の種類は、高価な刷毛でなく、ホームセンターで売っているような安いナイロン製の刷毛でも十分です。 ただし、刷毛の種類によっては毛がたくさん抜けて画面に付着してしまったり(気になる場合はピンセットで毛を取る...!)、埃が絵の具に混じってムラになってしまうこともあるので、道具の手入れには気をつけておいた方がいいです。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6878/20342)
塗る面積に必要な絵具の量を計算して 少し多めにして 油で溶いておきます。 油を使うことで 伸びをよくします。 油で薄めたくない場合は キャンバスに直接チューブから出して 腰の強い平筆で塗ります。 絵具は まとめて一カ所ではなく 数カ所に出しておきます。 油ではなく メディウムを使ってもいいでしょう。
- OldHelper
- ベストアンサー率30% (761/2514)
どんなムラの事でしょうか。 大き目のナイフで重ねて塗ればきれいになると思いますが。 筆なら刷毛目が出るのは仕方ないですね。