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不思議の国のアリス症候群
子供特有の病気らしいですが、稀に大人になっても続く場合もありますか? 皮膚感覚、身体感覚、空間の感覚がおかしくなります。 子供の頃から現在も時々、自分の表皮が薄く軽く柔らかくなったり、手がグローブのようになったり、爪楊枝のような尖ったものが降ってくる感覚になります。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
回答No.2
こんにちは。 「稀に大人になっても続く場合もありますか?」について回答させていただきます。 不思議の国アリス症候群の症状からして、 ・空間処理をつかさどる頭頂葉 ・視覚認知をつかさどる後頭葉 これらの空間認知能力と関係して何らかの異常を生じさせているのではないかとされています。 不思議の国アリス症候群は、てんかんと強い関係があるといわれておりますので、てんかん症状が大人になって残っている場合には、「この症候群が続く場合もある」と考えられます。 ちなみにてんかんは、脳内神経細胞の異常な電気的興奮により、痙攣、意識障害などを発作的に起こす疾患で、これらが頭頂葉や後頭葉になんらかの影響を与えているものと考えられます。 てんかん以外には、偏頭痛とも関係が深いと言われていますので、大人になっても偏頭痛が原因で、「この症候群が続く場合もある」と考えられます。芸術家、作家に偏頭痛が多く、アリス症候群が作品に関わっているのではないか、といわれることも多いですね。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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