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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アスペルガー症候群について)

アスペルガー症候群について

このQ&Aのポイント
  • アスペルガー症候群についての疑問点や治療可能性について解説します。
  • アスペルガー症候群の子供時代の症状や現在の悩み、仕事への影響について考察します。
  • アスペルガー症候群とはどのような症状があるのか、治療においては早期の診断と適切なサポートが重要です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kanau122
  • ベストアンサー率39% (839/2148)
回答No.1

ASの子供を育てております。 子供が診断を受けたとき、遺伝性も高いという点や子供の様子が自分の幼少時代ととても重なることから、自分もおそらくASで遺伝なのだろうと思っております。もちろん私も質問者さんと同じように、人とのコミュニケーションが苦手というのを始め思い当たる事が多々ありましたが、逆に同じように曖昧な言い方に対する空気の読めなさとか、人のいう事を真に受けるといった症状は全くなく、手のかかる子、という捉えで育てられてきました。 自分も未診断ですので、事実ASかどうかはわかりませんし、実際大人になってからの診断は子供のそれよりもかなり難しいと思います。 医師によっても見解がかわるような診断の難しい障害ですから、大人になって精神科を受診されても、かなり発達障害に精通したようなきちんとした診断をしてくれるところでない限り、適当な精神疾患名をつけられて適当な内服を処方される可能性も否めません。 また、結論から申し上げて、ASは治る病気ではありません。 脳機能の障害としかわかっておらず、ADHDなど、多動が著明に並存していたり明らかに社会生活に適合できない、などの症状があれば、対処的に内服薬を投薬されるケースはありますが、それはあくまでも行動を落ち着かせるためや、他者や自分に危害を加えるとか、夜間眠れないなどの二次的障害が出ることへの対処方法にすぎず、根本的にASや軽度発達障害は「治療できる」「なおる」障害ではないんです。 ですから、精神科で何か処方してもらうことが根本的な解決になるとはいえませんし、よほどそれで日常生活に困難をきたして身体症状がでてしまっているとかなら内服の必要性はゼロではないかと思いますが、そうでなければ受診される=治療できる、という概念は捨てたほうがよいと思います。 受診して診断をうけるのは、あくまでも自分の特徴を知り、生きやすく、生活しやすく工夫していくための指針にしかなりません。これは大人でも子供でも同じです。 子供だからって治療できるものではありません。周囲が理解を示し、尚且つ周りとの兼ね合いでその子が暮らしやすい方法に工夫していくことの指標にしかすぎないんです。 また、子供のころからASと診断された場合、作業療法であるとか言語療法であるとか、そういった療育的な訓練で、他者とのコミュニケーションを学んだり、トラブルへの対処の仕方を覚えたりといった方法で経過をみていくことが多いと思いますが、それも個人差があり著明に効果がでるともいえません。「ちょっと他者と違って浮いている」程度で成長してきた場合、今から訓練などで著明に症状が改善されるといったことは難しいでしょう。 というのも、ある程度生きてきた中で、自分なりに既にその工夫の仕方を身につけて生きてきたからだといえると思います。 私も、実際子供の頃は学校など閉鎖的な集団の中でうまくたちまわれず、社交性がなくなってしまったり、未だに人見知りが激しいなど二次的な弊害を残しましたが、それでも大人になってほとんど「個性」レベルとなり、気になるようなことはなくなりました。 大人のASはなかなか難しいと思います。社会との兼ね合いもありますしね・・・ しかし、こればかりは自分なりの工夫でうまく訓練し、上手にやっていける方法をあみだしていくしかないと思います。 私も以前医療系の仕事をしておりましたが、勉強に関してそれほど苦労したことはない代わりに、他者とのかかわりが苦痛だったので最初の数年は誤解をうけ、問題児の新人扱いをされていました。 複雑な仕事は必ずメモをとってひとつずつ忘れないようにしたり、仕事と割り切ってその場だけ業務用の自分を演じる、など、かなり工夫してなんとか仕事して周囲から理解をえられるようになりましたが、基本的なコミュニケーション嫌いとか、人に誤解されやすい性格などは根本からなおることはありませんでした。 ASに対する工夫の仕方や効果的な生活の仕方など、様々な文献がでています。 実際のASの方のやり方などを書籍にしたものも多数でています。 ASは周囲の理解がないと難しい障害ですが、子供のころならまだしもおとなになって社会に出れば「性格はかえられる」とか「ただの怠慢」とみなされ、ASだとカミングアウトしたところで理解なんて得られる簡単なものではないんですよね。 だからこそ、自分サイドで自分の特徴をよく学び、自分にあったやり方をみつけていくしかないんだと思います。 仕事や飲み会も、辛いかもしれませんがそこは社会に適応している自分として認めてあげ、適応する他ないと思います。 私も子供を育てるようになり、母親同士の仲間に入っていけなかったり、保護者の関わりが苦痛だったりしますが、それでもなんとかやっています。 お互い頑張りましょう。

MT0719
質問者

お礼

回答へのお礼が遅くなり申し訳ありません。 大変丁寧な回答ありがとうございます。 頂いた回答を参考にしつつ、いろいろ考えたのですが、結局一度病院で診察を受けてみることにしました。 自分がASかどうかもまだ確信が持てないですが、診察ではっきりさせて、ASならASなりの生き方を工夫していきたいと思います。(幸い、近くに評判の良い精神科があるので。) また結婚もして子供も育てられているASの疑いがある方のお話が聞けて、励みになりました。 本当にありがとうございました。

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