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急斜面の竹林について

一般的に竹の根は表層に集中するので急斜面の崩れ止めにはならないし、急斜面ではかえって地滑りを誘発して危険だと言われています。 例えば30度を少し超えるくらいの急斜面があって、そこに竹林がある場合、 1)安全上、竹林は伐採して他のものに植え替えるなり、コンクリートブロックで固めて斜面を保護したりすべきなのでしょうか? 2)30度ちょっとなら全然平気なので、そのまま竹林にしておいて全く構わないのでしょうか? 実務的なところを教えてください。

みんなの回答

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.3

いいえ、あなたが書かれた質問の意味は十分に理解してますよ。 まず竹を撤去しないと張りブロックは設置出来ません。根の威力は 想像以上に強いので、年毎に根が張り続けますから張りブロックは 直ぐに浮いて斜面下に落ちてしまいます。 30度では急斜面とは言えません。緩やかな斜面です。 30度では単にコンクリートを置くだけになりますので、雨で浸透 してしまい斜面に陥没が出来ます。これを防ぐには斜面を聖地した 後に生コンを入れ地均しをし、その上に張りブロックを敷くように します。コンクリートブロックは固められないと考えて下さい。 生コンを地均しした上に置いて貼ってあると考えて下さい。 5mの擁壁があるようですが、それなら竹を地際から伐採して根だ けを残した状態の方が地滑りの危険性は低いと思います。 竹を根から全て掘りあげた場合でも、5mの擁壁が土留めになりま すから、コンクリートブロックは必要ないと思います。 僕なら地際から伐採し、生えている竹は全て切り倒しますね。

subarist00
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。間知石積み擁壁3m+5m=8mの高低差で擁壁の足元から頂上まで32度なので、擁壁の頂上から傾斜の頂上までの5mだけを取れば30度は無いわけです。 切り倒して放置というのも傾斜地は草刈りの手間があるし、木を植えれば木の剪定の手間があるし、ブロックは仰るとおり下の土が流れて陥没してやり直しの手間があるし、なんにしても傾斜地は手間がかかります。どれが一番安くて合理的かですね。

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.2

以前に竹の伐採と根の撤去作業で仕事をした経験があります。 その時は孟宗竹でしたが、根は地表から50センチ程度まで伸ばし、 それ以上は伸ばしていませんでした。竹は主に周囲に根を張り巡りま すし、台風や爆弾低気圧などの暴風で竹の本体が揺れて根が浮いてし まう場合もありますので、急斜面では出来れば竹を根から抜き去って 土砂防止対策をされた方が後々は安心出来ると思います。 1)安全上から申しますと、コンクリートブロックでは急斜面が崩壊 したら一発で崩れ落ちますよ。丈夫そうに見えてもブロックは弱いと 考えて下さい。安全なのは堰堤を設置する事です。 堰堤を設置すれば何らかの樹々を植えてもかまいませんが、ブロック では根の威力で割れる可能性は高いので、堰堤を設置した後であれば 何らかの樹々を植えた方が地滑りに危険性は低くなります。 2)30度だから全然平気と考えるのは、それは災害が起きていない からです。森林と竹林では災害が起きた時の被害は全く違い、竹林の 方が被害は大きくなります。樹々は途中から折れますが、竹の場合は 割れて曲がるだけで途中から折れる事はありません。それが厄介なん ですね。また先ほどに書いたように根が四方に張りますから、隣接す る地主の方の迷惑になる事もあります。自分が所有する竹林だけ崩壊 するのは構いませんが、他の地主の方の土地も崩落したら賠償金だけ でも相当な額になりますよ。 以前は県からの竹林撤去に関わる補助金制度もありました。今でもあ るかも知れませんから、県に問い合わせるのも方法と思います。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 コンクリートブロックという表現が悪かったのですが、まず現場の状況としては3mくらいの間知石積み擁壁があり、その上が高低差5mくらいの急斜面になっています。 その急斜面に生えている竹を伐った後に、雨で表土が流れては困るから表面を覆うコンクリートの板的なもの(川の護岸工事にあるような斜めの面に貼ってある正方形のコンクリートの板的なもの)で覆うものという意味でコンクリートブロックと書いたのですが、おそらく擁壁のことと誤解を招いたと思います。 まあ、つまりほっといて良いものかどうか、いけなければコンクリート板を貼るのか根を張る木を植えるのかどちらが合理的か、どういう気を植えるのか、などに興味があります。 根をはる木といっても高くなりすぎては困るし枝打ちの手間がかかるとコストがかかるのでコストは低く済ませたいし、どうしたものかと思案中です。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.1

土砂崩れのことだけを考えれば、竹のみならず植物を植えるよりコンクリートで固めちゃったほうが防止にはなりますよ。 ただ台風なんかが来たときに雨がそのまま流れるから土砂崩れはなくても排水を考えておかないと水災になるかもしれないとか、コンクリートで固められちゃうから場所によっては照り返しなどがすごいことになるだろうとか、コンクリートもいずれ劣化して割れて崩れてくるとか、そういう問題は発生しますよ。 ただブロックを重ねただけなら、そんなの簡単に土砂は押し流します。鉄筋コンクリートでガッチリ固めないといけないでしょうね。 なお、それでも地下水の流れ次第ではコンクリートの下で土砂が地下水に流されていていつの間にか大きな空間が空いてしまい、ある日その空間に土砂が流れ込んで一気に崩壊、ということだって起きなくはないです。 災害大国ニッポン。土砂災害から完全に身を守ることはできません。ただ土砂災害がよく起きる場所はだいたい地質や地形で予測できるので、そこには住まないようにすることですね。最近は自治体がよくハザードマップを作っています。そのせいで土地の値段が下がった地域とかありますけどね。

subarist00
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。完璧は無理にしても費用対効果を考えつつ常識的な対応はどうなんだろうという事なんですが、基本的に崩れて隣に迷惑をかける事だけ心配しています。 水災・・・まあ、高いところなので自分や周り的にはOKですね。 照り返し・・・北側斜面なので。 コンクリの劣化・・・樹木をはやしてもメンテナンス費は必要でしょうから。 土砂の流失・・・これもメンテナンスの一部でしょうね。 竹林の方が風情があって良いという希望がありますが、崩れて隣に迷惑をかけるのならそうも言っていられないだろうという事で思案しております。

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