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剣道にはなぜ盾がない?

液体攻撃に対して無防備ではないですか 体格のいい選手がデカイ盾を持ってたらひたすら盾で殴るだけで剣がなくても武装した相手を圧倒できそうな気がします 剣より盾のほうが防御も攻撃も上なのになぜ盾を持たないのでしょう

みんなの回答

回答No.11

書いてみたくなったので書きますが、 質問内容とは食い違うので申し訳ありません。 剣道のもともとの形は剣術の練習でした。 では、剣術で盾はないのか? 剣術にはありません。 参考に剣術の成り立ちを簡単に書くと 中世の戦国時代においての合戦では、弓矢を避けるための置き盾というものがありましたが、それくらいです。 平安時代には、両刃の剣と盾が外国から伝わっています。その型の片りんは舞楽に残っています。片手に盾を持つという事は、剣は片手で持つという事になります。両手で持つ刀に比べるとかなり軽く短いものとなります。 それは、西洋でも同じで、片手剣は小さめの剣となります。 室町時代には日本刀が発明されて、両刃剣は廃れ、消えていきました。 合戦で、馬上で使うとなれば、片手は手綱を持ちますので、盾か剣かのどちらかという選択肢になります。当然剣を選ぶ人が多かったでしょう。片手槍という選択肢もあったと思います。さらに、弓矢も優先的に使ったかもしれません。これは両手を使いますのでさらに盾を持つ余裕はありません。 徒歩(歩兵)の戦闘方法もできるだけ長い槍を持つならば、盾を同時に所持することはできませんでした。槍が相手だったら、剣もできるだけ長いものを対抗させようとしましたので、野太刀や長巻といった遠距離に届く剣が使われました。 当然重く両手を使うことが必要となりましたので盾を所持する余裕はありませんでした。 また、西洋では鉄の精錬における質や鍛造技術が日本より劣っていたので、長い剣を作るのを苦手としていたという説があるようです。剣が短かったので盾も発達できたというわけです。槍もそれほど鋭くなかったので盾で防げたらしいです。 あと、私の剣術を習った感想としましては、盾と片手剣はずばり弱くてカモであるというのが正直な感想です。大きな盾を持った者は機動力が弱く鈍重で、小さい盾を持った者は肝心の防御力がほぼ意味がない。小太刀二刀の方がましである。そして、片手剣はこちらに届かないし、保持力が小さく、両手剣にいとも簡単に弾かれ、叩き落とされる。 二刀流で片手にて日本刀を使えるのは極一部のものに限られただろうと推測します。現代の二天一流の稽古でも非常に軽くて細い木刀を使用していますので両手用の真剣を用いるのはどうかと思う。 体格のいい人間が盾を持てばどうなるか?いいんじゃないですか?穴熊戦法だったら。盾を振り回してもそんなものに当たってくれる相手なんて居るとは思えませんのでひたすら防御一辺倒でしょうね。 合戦では液体も火も矢も撒き菱も水攻めもありましたので盾が有効に働く場面はあったと思われますが、ごく一部でしょう。 特殊は人間が盾を用いるのは勝手だが、普及する武具としては全く盾はだめであるというのが私の感想です。

  • hekiyu2
  • ベストアンサー率35% (271/774)
回答No.10

これ、作家の「百田尚樹」氏も指摘していました。 日本人は防御ということを、あまり考えない 民族性がある、と。 零戦にしても、攻撃面からは世界トップだったが、 防御となるとお粗末だった。 剣道にはなぜ盾がない?   ↑ 剣道に限って言えばですが。 日本人は体格が小柄なので、剣も盾も、というのが 難しかったからだ、と思います。 だから剣は両手刀にし、防御は体裁きや、剣そのもの でやる。 その代わり、両手刀だから、スピードと威力には 優れる。

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (325/554)
回答No.9

>液体攻撃に対して無防備ではないですか 関ケ原の合戦において、液体で攻撃をするとしたら、敵陣までその液体を持って走らなければなりません。両手で持つと、敵に切られてしまうかもしれませんから、片手で刀か盾かどちらかを持つとすると、持ってゆく液体は片手で持てるぐらいの量になります。熱湯だったら走っているうちに冷めてしまうでしょう。強力な酸やアルカリは当時は存在しませんでした。結局のところ、関ケ原の合戦では液体攻撃は不可能です。 液体攻撃が有効なのは守城戦です。敵の攻撃から城を守る際に、石垣を登ってくる敵兵に対して、上から熱湯を浴びせかけるのです。現存する城の多くにはそのための穴があり、その近くに台所があり、湯を沸かせるようになっていますし、台所から離れた場所には、上から落とすための石が備えてありました。 城の石垣を登るためには両手をフリーにしなければなりませんから、盾は背中に背負うことになります。この状態で熱湯を浴びせかけられたら、盾で防ぐことはできません。 従って、盾がないと液体攻撃に対して無防備であるので盾を持つべきだとは言えません。 >体格のいい選手がデカイ盾を持ってたらひたすら盾で殴るだけで剣がなくても武装した相手を圧倒できそうな気がします その通りですが、そのために体格の良い兵士を数百人集めて一つの部隊にしなければなりません。そうしないと盾を持った兵が敵の一人に殴りかかっているときに、別の敵兵が後ろから切りつけるかもしれません。 後ろからの敵に備えるためには、思い切り殴るのではなく、軽くジャブ程度の力で叩きながら前後左右に動き回らなければなりません。 すると、叩かれた敵兵は、軽くたたかれただけですから、すぐにダメージから回復して、戦いに復帰してしまいます。一方、刀で切られた場合、切り傷はすぐにはふさがりませんから、軽く切られた兵士が戦いを継続したとしても、スピードが落ち、戦力が低下します。この状態は少なくともその日1日は続きます。 ですから、集団戦において、盾を持った大柄の兵士が1名いても役に立ちません。役に立つのは1部隊程度の人数をそろえることができたときです。 ところで、敵方が5万人の軍勢で攻めてきたとき、大柄の盾兵を5万人集めることができるでしょうか?おそらく無理でしょう。千人も集めることができたら御の字ではないでしょうか。これで5万の軍勢と戦ったらどうなるかは言うまでもないですよね。 1対1ならともかく、こういう集団戦がもとになって生まれた剣道だから盾がないのです。

回答No.8

なるほど、そうですね。 でも剣道に液体攻撃がないように思います。 唾を吐くにも面が邪魔だし… 盾道(じゅん-どう)というのがあってもよさそうですが、その場合液体攻撃はアリでしょうか?

  • 9133313
  • ベストアンサー率19% (266/1349)
回答No.7

剣道は竹刀しか持たないルールなので・・・ 機動隊の実践現場では、前線は透明な盾を持ち相手を押さえ込みながらも、後ろに配置している人が攻撃をします。 役割分担しないと、相手を封じ込めないのです。

  • Wi-zard
  • ベストアンサー率17% (52/301)
回答No.6

防御も刀で行うという発想だったので、盾というものはできなかったようですね。あと、やはり両手のほうが強い斬撃ができるので、そちらを重視したのでしょう

  • pringlez
  • ベストアンサー率36% (598/1630)
回答No.5

日本の歴史的文化が影響していると思います。 まず剣道は、日本刀による剣術から派生した武道です。 そして日本には古くから身分制度があり、かつ武士のみに普段から日本刀の帯刀が認められていました。帯刀はステータスシンボルでもありました。つまり戦争のときのみ武器を持つのではなく、「普段から武器を所持して日常生活を送っていた」のです。 そのため、武器としては普段から持ち歩きやすい軽くて切れ味の鋭い日本刀が普及し、盾を持たないスタイルが定着したのだと思います。そしてその日本刀を扱う能力を高めるための武術・武道が、剣術・剣道であるので、剣道は盾を使わないスタイルなのです。 日本が「戦争のときのみ武器を持つ」という文化だったら結果は変わっていたと思います。

  • ponyo7
  • ベストアンサー率18% (134/724)
回答No.4

盾で殺すにはコスパが悪すぎます。 重い、俊敏性に欠ける、一撃で倒せない、集団戦には向かない、盾が大きくて相手が見えない、正面は防御できても左右は防御できない。剣を持った相手に左右に回られたら一撃で終わりです。 改良して透明の強化プラスチックで盾の正面に何本もの槍をつけておくなら話は別ですが…。

noname#255857
noname#255857
回答No.3

そういうレギュレーションのスポーツ武道だからですよ。 別に人類の戦闘能力をあげるために開発している武道ではないです。 そもそも、鉄砲のほうが強いのにいまどきなんで剣なの? ってことに成ります。 例え近距離戦で相手が剣の達人でもショットガンやサブウージーのが 強いです。

noname#245385
noname#245385
回答No.2

ルール上、盾は持てませんが、剣は2本以上持ってもよいので小太刀を防御につかう二刀流はありですよ。でも剣道に限らず剣術系のスポーツは受けより攻めに重きを置くんでやはり盾はあまり重要じゃないです。 剣道で液体攻撃をするやつはいませんが、いたとして、相手が液体攻撃をしかけてくる前に頭を叩き割って無力化してしまえばいいっていうスタンス。

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