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セダムが育てられない。質問内容の要約
- セダムの育成について困っています。水や日光の管理が難しく、枯れてしまうことが多いです。
- 知人からもらったセダムが枯れてしまいます。どのような管理が必要でしょうか?
- 知人からもらったセダムは枯れてしまいますが、庭の忘れ去られたセダムは元気に育っています。何が原因なのでしょうか?
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- cactus48
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まずセダムと言われますが、セダムとはトウダイグサ科のセダム属の 多肉植物を言います。 セダムには日本原産種と洋種セダムがあり、極小さな種類から5m位 まで育つ種類まであります。また多肉植物特有の夏型種と冬型種の2 種類があり、とにかく種類が多いのが特徴の植物です。 そのためセダムと書かれても本当の名前が分からないと対処方法が書 けません。画像を添付されればもしかしたら分かるかも知れません。 日本種の一例=ミセバヤ、キリンソウ、ベンケイソウ、マンネングサ 等があります。 洋種セダムの一例=玉すだれ、姫星美人、フミフスム、虹の玉、オー ロラ等があります。 夏型種=夏に生育して冬に休眠する種類。 冬型種(夏に仮休眠して冬場に活発ではないが活動する種類。 とにかく画像を下さい。そうしないと回答側もお手上げです。
- bannzaiusagi
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セダムと言っても毎回同じ種類をくれているわけではないですよね?おそらくいろんな種類のセダムを貰っているのだと思います。セダムは種類ごとに管理方法が違うのに毎回同じ様な場所と管理方法なのでいつも同じ不調に陥るのではと感じました。 屋外で栽培していますか?室内で栽培していますか?もしほとんどを屋外で栽培しているのなら、不調を起こすものは本来日本だと室内での栽培向けの種類なのに屋外に置いているからでは・・・。 セダムと言うのは日本に自生しているマンネングサを含む植物群の属名です。これがそのまま通称と成っているのですが、観賞用として日本で流通している物は日本に生えている種類やら外国のいろんな国が原産のものやら、それらを異種交配して作られた品種やらといろいろ。 なので実際は育つ環境も水をどのくらい欲しがるかもそれぞれ違うのです。熱帯を好んで育つ物から、耐寒性が強いものまでいろいろ。熱帯性の物は日本の屋外では冬越しできませんし(寒さの性で細胞レベルで死滅してしまい萎れもう助かりません)、日本に生えている種類だと(帰化種含む)本州までの気候なら屋外で育つ物と北海道の極寒でも育つものと分かれます。もしも種類ごとに屋外・室内と置き場所を変えずに全て屋外に置いているのなら、熱帯性のものや耐寒性低めの種類は気温が低いと不調に陥りやすくなります。 水やり頻度は大雑把に言えばどの種類も共通していて結構少なめで大丈夫ですが、屋外で雨に当たっている物の場合「屋外向けの種類が雨ざらしで置かれているのにわざわざ水やりするのは水分の与えすぎ」。セダムの日本でも育つ種類だと補装されている駐車場の隅の少し溜まった土の上に生えてくるものも結構あって(車のタイヤの溝に入り込んだ土に種子が混じって運ばれてくる)かなりの期間日照り続きで充分に水が吸えなくても平気で生きていられる種類が多いので(かなり萎れても雨が降ればまた元に戻る)マンションのベランダに置いているとしても雨が吹き込む場所なら雨に任せるだけでほぼ大丈夫で、雨が届かない場所の物だけ土がすっかり乾いてから水を与えれば良いです。 水の与えすぎから来る落葉、葉に水分が溜まりすぎ重くなると葉の付け根が弱めな種類は葉がぽろぽろと落ちる事が多いので、もし屋外置きならそれが原因の可能性はあるかも・・・。 原産地が違うと日当たりや耐えられる温度など結構種類によって違いますし、置き場所の環境変化の違い(特に温度変化。昼間と夜の温度差など)に弱いものも。なのでセダムでも大まかに分ければ「屋外での栽培向き」と「夏以外は室内でしか栽培できないもの」があり、室内向きの方の種類では日照量と日照時間の好みの違いが原因で不調を起こすものも出て来るので、できれば種類ごとに置き場所を変えて対処した方が良いです。 おそらく忘れ去られていたセダムはとても性質の丈夫なもので置いてある場所の環境がたまたま合ったものだったのでしょう。もし今までは全て屋外に置いていたなら屋外向けの種類なのかも。 これからは種類名が解るものはまずご自分で屋外向けか室内向けかをインターネットで調べ屋外向けなら水やりは止めるか控えてほぼ雨任せ(大抵は真夏以外なら問題ありません)、室内向けだったらまずは夕方になってから室内に取り込んで以降は室内栽培に切り替え、数日様子を見て葉が落ちなくなれば室内で適度な水やりをしていけば大丈夫。室内に置いてもまだ葉が落ち続けるなら置き場所を日の入り具合を見て変えてみて下さい。これで持ち直すこともあります。 もしすべてを室内に置いていたのなら今まで失敗してしまった物の多くは本来屋外栽培向けだったり環境変化に敏感だったり、温度変化に弱いものだったのかも。私の経験では人間の目ではそれほど差が感じられない明るさでも、種類によっては敏感に感じ取って葉がぽろぽろと落ちてしまったりうまく育たないでいずれ枯れてしまう物も多かったです。他の種類(ハオルチアなど)でなら問題はないのですが・・・。結果私の家はセダム向きの室内環境ではないと諦め、現在セダムの仲間はたった一種類ビアホップと言う物しか残ってません。この種類はなかなか丈夫で水は滅多に与えないのに、一本の茎のままかなりの長さに育って枝垂れています。もし室内栽培なのなら我が家と似た様な環境であることも考えられセダム向きではない可能性もあります・・・。 もし頂くもののほとんどに種類名も付いていないのならセダムとしかわからないものを適切に育てるのは多肉植物に詳しくない人にはかなり難しいものです・・・。貰う度に似た種類を画像検索で探し出すのも大変な事ですし・・・。 ご自分で興味を持って今後も栽培し続けていきたいとお考えであれば、まずは多肉植物の基本的な育て方から覚えていってください。インターネットで検索すれば初心者向けのサイトに詳しい育て方が書かれています。「セダム 育て方」で調べても良いのですが、基本的に室内栽培向けの種類の方の栽培法な事が多いです。屋外栽培向けの育て方の方は「マンネングサ 育て方」で調べられます。 セダムは出来るだけ種類を把握した方が適切な管理ができるので生き残りやすくなります。もし種類名不明の物なら、「多肉植物データベース」と言うサイトを利用すると割と早く見つけられますよ。 トップページで属名からでも検索できますからセダム属を選ぶと、日本で流通しているセダムの学名がずらっと並んで表示されます。そのページの上の方をクリックするとセダム各種の写真に切り替えられるので、その写真をずっと見ていけば大きさや見た目が似ている物が見つけられると思います。似た物は好む環境が似ている物も多いので、今度はその種類の名前で改めてインターネット検索すると好む環境と育て方が解るので同じ様に管理していけば大体の物は大丈夫です。それでも初心者はいくつも栽培に失敗しながら覚えていくものですからもし不調に陥り枯れてもめげずに自分なりに調べながら育てていけば徐々に上達していきますよ。 個人的にはこれを機会に多肉植物に少しでも興味を持ってくれれば嬉しいなとは思いますが、こればっかりは押し付けられる物でもありませんし・・・。 ちなみに、セダムには落ちた葉から芽が出てきて殖える物もたくさんあります。多肉植物の葉が落ちやすい種類にはこうやって子孫を増やすものが多いんです。室内向けの種類なら暖房の効いた部屋で、乾いたままの多肉植物専用土の上に転がしておくと数週間で葉の取れた部分から根が生えて何れ小さな芽が出てきますので、その芽をそっと鉢に並べ植えて適度な水やりをしていると育っていきます。小さいうちは卵から孵化した魚の稚魚の様に葉に溜まっている養分で育ち、ある程度育つと葉が萎れ枯れて独り立ちします。葉から育てると愛情が湧いて可愛く感じるのでこれも多肉植物栽培での楽しみの一つなんです。 面倒・嫌だからって押し付けて来られるのは嫌なものですよね・・・。でもここは逆手にとって、忘れて放置していて殖えた物をいくつかに株分けしたり、切って挿し芽で殖やした物をインターネットオークションや、テレビで宣伝している某販売アプリなどに出品するのも良いかも?ただし頂いたそのものを出品したりはしないでくださいね。時として最初の持ち主の目に留まりトラブルになる事もありますので・・・。 知人には「前に頂いたものが沢山殖えてくれたので株分けや切り戻した物を捨てるのもかわいそうで、苗にして貰い手を探そうと出品したらこれが結構売れたんですよ。あの時譲って下さってありがとうございました。○○さん(知人の方)も今度頂いたら殖やしてみては?」と嬉しそうな様子で、なおかつそれとなくちょっと嫌味を挟んだお礼を言えば、向こうも「自分が押し付けた事がこの人の儲けのきっかけになった」と思えば内心面白くないでしょうからもう押し付けてはこないと思います。押し付けた手前まさか「儲けたならこちらにもいくらか寄越せ」とは言えないでしょうし。