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日本は水深浅い港ばかりなのに新港湾計画ないですか

日本の港湾は水深が浅い港ばかりだと知りました。 だから他国で積み替えてから小さい船で来ているらしいですが 名古屋とか千葉とか(東京でもいいですけど)に水深が深い港湾を作ったらいいと思うのは私だけでしょうか。何が問題なのでしょうか。 ニュースとかでも、上海とか釜山で積み替えて貨物がきてるってことは、 アジアの国で問題が起きたら日本に貨物がこなくなってしまうという問題があるといっていました。まあ、大きな港湾をどこに作るのかってもんだいはありそうではありますが・・・。東京はもうむりそうだし、なんとなく、千葉とかならとちがあるんじゃない?と漠然と思ったりしていました。どうして、日本は港を作らないのだととということと、新しい港はどこがいいだろうとかいろいろ考えていました。 どなたかご教示宜しくお願いします。

みんなの回答

回答No.6

No.5です 補足を頂戴しました >千葉は砂が多いので難しい 確かに砂地は流動性が高く潮流の影響をうけます。 現在の千葉港から木更津へかけての工業地帯は海底を掘り上げて陸上部に続く場所を埋め立てて造成したものです。 この工業地帯に立地する各社の工場は専用の埠頭を持っていて使われています。 千葉港以南は砂を供給する大型河川がありませんので砂に煩わされる頻度は高くありません。 ということで必ずしも難しい訳ではありません。 >東京はむずかしそうかなとなんとなくおもっていたのと必ずしも東京にこだわることもないのかなともおもいましたが、そのあたりはどのようにかんがえられますでしょうか? 東京港には既に大井コンテナ埠頭(水深15m)青梅コンテナ埠頭(水深13~15m)品川コンテナ埠頭(水深10m)が設置されています。 東京港は多摩川、隅田川、荒川、江戸川など大型河川が多いことから川が運んでくる砂に悩まされています。 このために都の港湾局は専用の浚渫船を所有していて常時順番に浚渫しています。 これら等のコンテナ埠頭は海運会社と専有使用契約を結んでいます。 大井コンテナ埠頭4社(台湾1社)青梅コンテナ埠頭6社(韓国1社台湾1社)品川コンテナ埠頭4社 これ等の会社以外の世界中の海運会社が自由に使えないことから「スーパー中枢港湾選定委員会」で指摘されているようにトランシップとはかけ離れています。 今後も増強する計画があります。 とは言え今後は物流だけに広大な埋め立て地を使用するのは難しくなってくるでしょう。 お台場が放送局を中心とした商業施設や都民が利用する海浜公園などに解放されているような形態が優先されるようになるでしょう 更に羽田空港の国際便を増やす計画などがありますので都民としてはこちらを優先するかと思います。 このような点からすればアクアラインの千葉側の拠点である木更津周辺に新たなトランシップを念頭にいれた港湾施設を作る方が良いのではないかと思います。 圏央道が全線開通すれば陸上の交通アクセスも確保できます。 これによって都内の混雑も相当緩和されるでしょう。 東京一極集中を緩和するのと同時に衰退した大阪を復興させる観点からすれば阪神港に設けるというのも一つの考え方かと思います。 ただ阪神港は陸上のアクセスを確保するのに相当費用が必要だという問題点はあります。 高速道路用地の買収だけでも相当に時間がかかるかと思います

回答No.5

>日本の港湾は水深が浅い港ばかりだと知りました。だから他国で積み替えてから小さい船で来ているらしいですが これはいずれも結果です。 港を深くすれば解決できる問題ではありません。 港湾行政に国際的な視野が欠けていたことが最大の原因です。 海上コンテナが普及することを見越していませんでした。 関係者は今後海上コンテナ郵送が増えるであろうと予測はしていましたが行政に反映されませんでした。 港湾行政は国と地方自治体で分割実施されていて既存権益の擁護が主体で国際的な視野を持ち合わせていませんでした。 結果的に下記のような実態になっています。 港湾別コンテナ取扱量の国際ランキングの推移 1980年 1.ニューヨーク 2.ロッテルダム 3.香港 4.神戸 5.高雄 6.シンガポール 7.サンファン 8.ロングビーチ 9.ハンブルグ 10.オークランド 横浜13位 東京18位 2015年 1.上海 2,シンガポール 3,深圳 4.寧波 5.香港 6.釜山 7.広州8.青島 9、ドバイ 10、天津  日本の港は全て30位以下です 上記のランキングでお分かりのように中国の港が上位を独占しています。 これは、中国の人件費が安いことに目をつけた日本を筆頭に各国が中国での生産を増やした結果が主な原因ですがそれだけでは説明が付きません。 2018年の統計で韓国の釜山が6位になっています。 このことと同じ理由があります。 御質問で「他国で積み替えてから小さい船で来る」とされるのはトランシップと呼ばれています。。 韓国は港湾の整備に当たり自国の貨物だけではなく当初からこのトランシップを行うハブ(中核)港として計画しました。 中国も従来の港湾を整備するのに当たり韓国と同様にトランシップを視野に入れて整備しました。 日本で輸出入されているコンテナ貨物はほぼ全量が韓国あるいは中国の港を経由しているのが実態です。 この実態に慌てて政府や関係者が対策を検討するようになったのは2004年以降です。 >新しい港はどこがいいだろうとかいろいろ考えていました。 「スーパー中枢港湾選定委員会」という組織が作られていてそこで検討しています。 候補として東京湾、伊勢湾、大阪湾、北九州沿岸が挙げられ現在具体的には横浜港から千葉港にかけての京葉港と神戸から泉北一帯の阪神港で進められています。 水深は15m~18m程度が目標となっています。 コンテナ用の埠頭というのは水深の問題だけではなくコンテナを積み降しする特殊な大型クレーンが必要なのと積み降しをするコンテナーを保管するための広大な敷地が必要です。 更にコンテナを運び込んだり運び出す道路や鉄道を整備する必要があります。 従来の埠頭は通常の船舶であればどこの船会社でも自由に使えました。 コンテナ用のクレーンを設置した埠頭は特定の船会社との間で独占使用権が認められていました。 現在の埠頭を拡張しようとするとこの利権問題が飛び出してきてしまいます。 この問題を避けてコンテナ船用の埠頭を作るとなると新たに新設することになります。 多額の費用がかかります。 とまぁ~それやこれやで整備が遅れています。 細かい経緯については下記のURLがあります。 港湾政策の経緯と今後の課題 www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnu... 超大雑把な説明でしたので何かあれば補足質問願います。 蛇足 日本では国際的な物流を視野にいれた行政が立ち後れていますが、同じことが航空行政でも起きています。 韓国の仁川空港は東アジアのハブ空港として整備されています。 成田も羽田などよりも充実しています。 成田や羽田の旅客は直行便以外は仁川で乗り換えています。 全国の地方空港に発着している国際便の大半は仁川空港との間を往復しているだけです。

johnyangel
質問者

補足

ありがとうございます!><めちゃくちゃわかりやすかったです。 スーパー中枢港湾選定委員会のことは初めて知りました。既に具体的なプランももうねられているのですね。><ありがとうございます。別の方が千葉は砂が多いので難しいと書かれていたのですが、インランドデポを今後増やすとしても群馬とか茨城だろうからやはり関東圏では千葉港とかになるのかなとおもったのですが(東京はむずかしそうかなとなんとなくおもっていたのと必ずしも東京にこだわることもないのかなともおもいました)が、そのあたりはどのようにかんがえられますでしょうか?本当にお手数おかけしてます。ありがとうございます。

回答No.4

千葉には水深の深い港は維持できません。 砂浜が多く海流が運ぶ土砂も多いので(だから砂浜なわけですが)、近くにある鹿島港も一定期間ごとに掘削をして維持しています。

  • ayzm
  • ベストアンサー率17% (187/1096)
回答No.3

私は港湾関係の仕事をしますが、水深の話は初めて聞きました。 貨物は中国経由で来ているのは聞いています、いったん中国に入って貨物はそこから近海の港に運んでいるのは解かります。 大きな貨物船ならアジア向けの貨物を全部積んで来なければ採算が合いません、船から降ろして振り分けるのが大変です。 それより中国に運んで日本の港ごとに貨物を振り分けて、中国から運んでもらったほうが、経費的には安く上がります。 大型貨物船で国内すべての貨物を一か所に運んで、国内用に振り分ける施設や経費を考えたら、中国で振り分け国内の各港に必要なだけ運んでもらった方が安いです。 中国に異変があれば日本も影響は有りますし、それを狙って中国は南シナ海を軍事化しています。

  • edogawaai
  • ベストアンサー率22% (124/555)
回答No.2

この問題は、バイショウ議員先生も注目しているのですが 予算等の、既得権に食い込むのは大変何です 今は、選挙に全力であたり 新港の事は 雌伏してチャンスを待つのが良いでしょう

回答No.1