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小学生の頃に読んだ本のタイトルが思い出せません。
タイトルどころかあらすじも忘れているのですが 姉妹がいて、姉の名前はアリス。 父親と姉妹で暮らしています。 きょうだいがいたような気もします。 (父親は牧師だったかもしれません) 姉妹の母親は彼女たちが幼い頃に駆け落ちしています。 家族の世話をしている姉は、その母親に似ていると言われるのを 嫌がります。 姉妹で同じ男性に恋するのですが、姉は妹に譲ります。 ラストがバルザックの谷間の百合と混同していて 思い出せないのです。 このような断片的で曖昧な記憶なのですが どなたかタイトルがわかる方、いらっしゃいましたらお願いします。
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多分、アンドレ・ジイドの狭き門です。 アリスではなくアリサで、妹はシャルロット。 朗らかな妹はジェロームの恋しますが、結局は別の男性と結婚し 肝っ玉母さん的な女性になります。 信仰と恋心で悩み続けたアリサは信仰を選んだものの衰弱死。 谷間の百合と混同したのは、どちらもヒロインが精神の葛藤のせいで 衰弱死という悲しい末路を辿ったからかもしれません。 余談ですが、「狭き門」は聖書の狭き門から入れという 新約聖書のマタイによる福音書の言葉からです。
お礼
ああ!それです!ありがとうございました。