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フリージア球根の管理
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フリージアにかかわらず球根植物全般に言える事ですが、小さい球根は翌年は咲きませんが2年くらい肥培しておけば(普通に植えていても2~3年遅くはなりますが咲きます)以降は花の咲く球根に育ちますよ。 球根が大きくて来年咲きそうなものと、小さい球根に分けてから植え付け時期まで保管しておきます。 植え付け時期に大きい球根は植えたい場所に普通に植え付けて大丈夫です。小さい球根の方は大きい球根を植えた後ろとか横など、別の場所でも構いませんが可能なら球根の数に見合った大き目のプランターに植え付けた方が育ちも良く管理がしやすく掘り上げる時も楽です。 肥培というのは養分が多い土で球根を大きく育てる事で球根植物の種類や球根のサイズにもよりますが早いと翌年には蕾をつけるものも有りますが、まだ花は貧弱なので、2~3年花を咲かせないで育てます。 土はその球根植物に合うものを市販品で用意し、それに堆肥や元肥がすでに混ぜられている培養土であれば球根の種類ごとに決まった深さで植えるだけ。もし土を自分でブレンドしたり「畑の土」としてブレンドしてある市販品なら、球根を太らせるのが目的で花を咲かせないうちはリン酸成分だけ低めなもので充分です。市販品の培養土や「花の土」として売られている物は花の為にリン酸が多めですが球根を肥培しているうちはそれほど多くは必要なく、あまり根から吸収されず余ってしまうのに土自体は古くなってしまいますので無駄になりますから。 植え付け時期に土に植えて翌年大きな球根の方には蕾が付いてくる頃に、小さい球根の方にもし蕾が付いても早いうちに手で折り取って下さい。ハサミやナイフを使うとウイルス病が感染してしまう事があり、ウイルス病は治療できないので球根を燃えるゴミとして処分することになりますから球根植物の花が終わったら必ず手で折り取って下さい。 肥料の成分比が違うのと2年くらい花を咲かせないだけで、他の管理は普通と一緒です。球根を太らすのに一番重要な成分はカリ成分で次に葉を育てる窒素成分です。でもこれらが多すぎても育ちに良くないので植え付け時の土に最初から混ぜられている土を使い、追肥が必要なものなら根菜用の肥料を土の量に換算して根菜よりは少し少なめに施すか、液肥で肥料成分が等分かリン酸だけが少なめのものを規定より少し薄めにして10日に一度水やりに変えて与える程度で大丈夫です。 ご自宅の土の質によってはプランター植えで使える事もありますが、その場合は花が咲くのが1~2年遅れたり、場合によっては途中で球根が腐る事もあるので市販の土を使う方が早く球根を育てられます。 葉が枯れれば花の咲いた球根と一緒に掘り出し、できれば球根用の消毒薬剤に浸してから(濃度や浸しておく時間は薬剤の使用法を参照の事。植え付け後に腐りにくく翌年育つ時に病気になりにくい)大きさ別に分けて保管しておく方が花が咲く年が揃いやすいです。 早く咲いてくれなくても良いのでしたらお庭の土に直接植えても良いですが途中で腐ったり病害虫が付くリスクがあり、モグラの居る地域だとモグラ穴を利用するネズミに球根を食べられる事も。また掘り出す時に掘り残しが出やすいのでプランター栽培の方が多くの数を開花できる大きさに育てやすいです。 フリージアの球根の大きさなら大体2~3年経てば花が咲く(最初は小振りです)ものになります。花色や品種によって育ちが違うでしょうが(ありふれた色や古い品種ほど丈夫で育ちが早い)、いろんな花色が混ざっていない限りは3~4年以降は毎年今までの管理で充分に咲いてくれると思います。
お礼
色々教えて下さって有難うございます。2.3年は咲かないのを覚悟で、小さな球根もさだててみますね!