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村田諒太vsアッサン・エンダムの試合判定
村田諒太vsアッサン・エンダムの試合判定 素人目には村田選手がダウンを奪っていたり右ストレートが決まっていたりで、村田選手が判定勝ちかなーと思って見ていたのですが、エンダム選手の2-1の判定勝ちでした。 ええーと思ったのですが、Twitterなどで検索してみると「村田選手がなぜ負けたのか分からない…」という意見とは反対に「エンダム選手のほうが手数が多かったからな」という意見もありなるほどそういう基準もあるんだなぁとは思ったもののスッキリしません。。笑 その日のジャッジの好みで有効打に重みがある場合、手数に重みがある場合があるのか。そもそも手数のほうがポイントが高いのか…。 ボクシングの試合のジャッジについて教えていただけませんでしょうか? (今回の試合のジャッジについての見解もあればお聞きしたいです)
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- crazy_thunder
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エラエラ偉そうに回答しますw 今度の試合は同級1位と2位の王座決定戦なのでチャンピオンが優位になることはありません。 通常の防衛戦の場合、判定がドローになった場合はチャンピオンの防衛となりますが今度の場合は2対1と言う判定になったので判定勝ちとなります。 判定に対して2分に分かれているようですが私はアッサンの勝ちだと思っています。村田は金メダリストのプライドが邪魔して倒せるとこで倒せなかった。一回のダウンで2ポイント取ったとしても後のラウンドは防御ばかりに気を取られてワンパターンのワンツー、左ボディばかりで見切られていたしクリーンヒットはなかったがアッサンの手数の多さで攻勢点を取られても仕方がない展開でした。 一番言いたいのは挑戦者であろうもんが一ラウンドを相手の様子を見るなんて甘ちゃんもいいとこで一ラウンドから積極的に倒しにいってほしかったですね。やっぱりメダリストのプライドが邪魔してた気がしますね。
- eroero4649
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ボクシングのタイトルマッチでは、ほぼ互角となる試合となった場合はチャンピオンの勝ちとする不文律があります。挑戦者は、圧倒的に勝たないとチャンピオンになれないとされているのです。 さて件の試合ですが、村田選手が4回にダウンを奪ったので勝ったのではないかと世間ではいう人もいますが、ジャッジの点数の内訳を見ると、1R(第一ラウンド)と2Rはジャッジが全員10:9でチャンピオン、3Rは2名が10:9でチャンピオン、1名が10:9で村田とポイントをつけています。ダウンを奪うと10:8になりますから、いってみれば4Rが終わった時点でも村田は3名のジャッジのうち2名はまだ1ポイントチャンピオン優位で、残りの1名も同点にしたに過ぎないのです。「こっちが1回ダウンを奪ったから優位なんだろう」は単なる幻想にしか過ぎませんでした。 個人的にあの試合で感じたのは、村田選手の畳みかける力のあまりの弱さですね。それが彼の性格に起因するのか、ノックアウトを狙わないアマチュアの癖が抜けないせいなのかは分かりません。しかしプロの世界はノックアウトしてナンボでもあります。だから、相手がぐらついたらダウンしても殴りつけるくらいに畳みかけて「狩り」にいかないといけないのですが、それが全く見られませんでした。 そしてそれは村田選手が「パッと見はイケメンだけれど、ボクサーとしてスター性がない」ということを白日の下にしてしまったとも思います。あのスタイルのボクシングでは退屈という他はなく、お金を工面しても試合をプロモートしようというスポンサーは現れないでしょう。これなら壮絶なドツキあいをしてやるか、やられるかみたいな試合をする選手のほうが大衆ウケして人気になることでしょう。 村田選手はなかなかプロモートしてくれる人が見つからずに渡米までしてスポンサーを探しましたが、その理由が分かったような一戦でしたね。はっきりいうと、村田選手には相手を殺す気概がなかったのだと思います。名トレーナーとして名高かったエディ・タウンゼントさんなら「相手を殺しなさい」といっていたと思いますけどね。
試合中、各コーナーからの取材で、エンダムは自分の距離にできないと言っているというような話が出てました。この辺を考えれば、明らかに試合運びでは村田が勝っていた試合だと思います。 ロープに救われる感じで、ダウンにならなかったような場面もありましたし、村田のストレートを浴びた直後、しがみつくような感じでクリンチに逃れるシーンも後半には何度もありました。 どう考えても村田が10対9で取ったと見るのが普通だと思いますが、実際には取られていました。 西岡、山中の両解説も、ポイントは村田が取っているという見方をしていたくらいなので、素人目だけではなく、村田の判定勝ちかなーというのは普通の見方だと思います。 かつて、渡辺二郎が韓国で初挑戦したときも、やはりダウンを奪いながら判定負けという結果に終わりました。 ホームタウンディシジョンといって、判定になると地元選手有利になる傾向があるのは確かなので、敵地であれば今回の村田判定負けというのはないことはないですが、地元でこの結果は異常と言っていいと思います。
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ご回答ありがとうございます! > 西岡、山中の両解説も、ポイントは村田が取っているという見方をしていたくらいなので、素人目だけではなく、村田の判定勝ちかなーというのは普通の見方だと思います。 確かに解説のお二人も村田選手の勝利を確信していたような雰囲気でしたよね・・。 試合後の色々な方のコメントの中でも村田選手勝利を押すコメントも多く見られた気がします。
- nekosuke16
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この試合は私も見ていましたが、試合終了後、判定がくだる前から村田諒太選手の左手が半分上がってましたね。 つまり、村田選手自身は、勝ちを確信していた。 ところが結果は村田選手の判定負け。 試合を見ていて、たしかに村田選手は防御が多いようには見えましたね。 特に1ラウンドは、実際には相手の動きやパンチの強さ、角度、癖のようなものを探りながらの慎重なスタートでした。 当然、コーチ陣にとっても1ラウンド終了時のコメントは100点満点。 あくまでも、相手を見定める作戦成功ということになります。 しかし、1ラウンドの村田選手の手数は、僅かに2~3発。 積極的な戦法としての駆け引きが、ジャッジには、手数不足で消極的と捉えられていた。 解説の山中慎介も「判定が理解できない」と話しておりましたが、たしかに、村田選手の手数は少なかったものの、試合全体の流れは優勢で、常に相手にロープを背負わせていたことに加え、ダメージの面でも明かに相手が大きい。 つまり、ボクシングは、判定に持ち込まれた時、全体的な優勢劣勢や具体的なヒット、ダメージよりも、手数の多さなどによる積極性を重要視する採点競技ということでしょう。 私のような素人などは、単純にどちらが強かったのかで判断しますが、ジャッジの見る目は強さではなく、如何に採点基準に沿った試合運びをしたかということになります。 相手が100発、当たりもしないパンチを繰り出し、此方が相手を身動きがとれなくなる程の一発でリングに沈めても、再び立ち上がれば、相手の勝ちということです。 今回の村田選手は、判定基準に負けたということですね。
お礼
ご回答ありがとうございます! > 私のような素人などは、単純にどちらが強かったのかで判断しますが、ジャッジの見る目は強さではなく、如何に採点基準に沿った試合運びをしたかということになります。 私も同じような試合の見方をしていました・・! 見た目の強さ・印象で「試合全体の流れは優勢」のように感じられましたが、 採点基準に沿って着実にポイントを奪ったのがエンダム選手の戦い方だったということでしょうか。。
- silverwolf007
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WBAの採点基準は、 ・クリーンヒット(有効打) ・攻勢(手数) ・リング・ジェネラルシップ(試合運びの上手さ) ・防御 の4つで採点されます。 村田の場合、手数と試合運びでは完全に負けていました。 防御も、ガードをしているだけで技術的に上手いといえるレベルではありません。 クリーンヒットは、ダウンを1回奪ってますが、2ポイント相手が失うだけなので、 それ以外のラウンドで積極性がなければ、直ぐ挽回されてしまうのです。 ボクシング観戦の素人は、ダウンを奪った村田が勝って当然と思うかもしれませんが、 ダウンを奪うスポーツではなく、ポイントをいかに失わないかの競技であることを忘れてはいけません。 最終ラウンドのゴングの後に、相手のセコンドがすごく喜んでいたのはそれを見越していたのと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます! > 防御も、ガードをしているだけで技術的に上手いといえるレベルではありません。 こういう部分は素人目には分かりづらい部分ではある気がするので、自分のボクシングを見る目も鍛えなければならないなぁ・・と思いました。。 > ダウンを奪うスポーツではなく、ポイントをいかに失わないかの競技であることを忘れてはいけません。 ダウンには「派手さ」のようなものがあると思うので、私のような初心者としては「優勢」の印象が強く感じられてしまっていたのかなと思います。そこに確かに「ポイント」という概念はなかったです・・。 いかに「ポイント」を奪うか?という部分でエンダム選手が勝っていたということですかね。。
- toiawasedesuyo
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56歳 男性 前にも似た試合がありました ダウンを奪ってますが、村田さんの手数が少なかったですよね ポイントを稼ぐにはやはり印象でしょう お!手を出し、攻撃しているなあとの印象を受けたのでしょう 村田さんはチャンスを待っていたのか手数が少なかったですよね 雰囲気的には村田さんの優勢でしたが、優勢と思う印象作りが出来なかった 村田さんは良い経験をしたと思います もう、次からはもの凄い村田さんに期待しましょ
お礼
ご回答ありがとうございます! 前にも似た試合があったのですね・・! やはりちょっと村田選手を贔屓目に見てしまっていたと思うので、ダウンを奪ったことや実況の雰囲気で優勢と思い込んでしまっていたということも自分の中にはあったのかなぁと思いました。笑 ジャッジに与えた印象が、手数の多いエンダム選手が優勢というような判断につながっていたのでしょうか。。 本当に、次のもの凄い村田選手に期待したいです!
- dragon-man
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1回のダウンは2ポイントダウンの10ー8で、やや優勢の10-9のラウンドが2回続けば帳消しになります。それ以外両者とも有効打がなく、手数の多かったエンダムがほとんどのラウンドで優勢とみられこの判定になったのでしょう。村田はあまりにも手数が少なかった。相手の攻撃を5回ガードして、自分の攻撃はやっと1回というラウンドがほとんどでした。それもクリーンヒットはわずかで、エンダム10-9の採点が多かったのでしょう。こんな手数の少ない攻撃に徹するなら、判定ではなくダウンで勝たねば意味がありません。村田の作戦負けです。
お礼
ご回答ありがとうございます! なるほどやはり手数の面でエンダム選手に負けていたということですね・・。 村田選手本人も「あと1、2回ダウンを奪えていれば・・・」と言うようなことをおっしゃっていましたが、村田選手の手数が少なかった分、きっちりとリングに沈めるような戦い方を、手数に勝るエンダム選手に対してはしないといけなかったということですかね。。
お礼
ご回答ありがとうございます! > 挑戦者は、圧倒的に勝たないとチャンピオンになれないとされているのです。 これはとても厳しいですね・・・。 たしかに今回の村田選手が「圧倒的」に強いというところまではいえないのかな・・・とは思いました。 > これなら壮絶なドツキあいをしてやるか、やられるかみたいな試合をする選手のほうが大衆ウケして人気になることでしょう。 確かに相手を圧倒するような威圧的な雰囲気や壮絶な打ち合いが期待できるような印象ではなかったと思います。 次があれば相手を圧倒しノックアウトで倒す村田選手が見たいです。