与野党に疑問!PKO南スーダンからの撤収を巡る論戦
安倍首相の南スーダンPKO撤収の発表についての与野党の反応
我が国における自衛隊・PKOは、どこか認知されない日陰の子のような存在であり、差別・不当評価の気の毒で残念な思いがするが、皆様は一連の報道をどのように感じておられますか?
<質問の背景>
自衛隊のPKO南スーダン派遣が5月末にて任務完了し撤収とのことです。
その報道を巡っての
◇政府与党:所期の目的任務を終え、現地政府や国連にも感謝され了承を得た撤収。
◇野党:現地で内戦ともいえる戦闘や政情不安、治安面から活動に危険性が増し撤退。
と任務を果たし、活動中の自衛隊員への敬意や慰労よりも政争の具にしている感がある。
また、国内では災害救助の時には感謝・持ち上げても、日ごろは違憲・合憲を曖昧にした存在であり、そのアヤフヤな基盤に立ったPKO活動は認知されず日陰の3K活動、戦争をしに行く海外派兵との批判さえある。
任務完了に伴う撤収でも、危険性増大とPKO要件からの撤退でも良い、そんな言葉遊びより、無事に任務を果たし貢献実績を挙げ、作戦の目途を付け危機管理の面からのオペレーションの終了・全員の無事帰還だということが本質本意だと思う。
連想するのは、先の大戦時・大本営の退却を転進、全滅を玉砕と言葉の言いかえ曖昧取り繕い、情報操作・後ろめたさや誤魔化しを感じる。
堂々と活動の成果実績を示し、その任務の目途がついたことと、現地の政情不安と戦闘発生リスクの増大に伴い、PKO法案の趣旨に照らし撤退方針を決めたと言えば良い。
今回の決断こそ、シビリアンコントロール、PKO派遣要件に叶い統制の行き届いた法治国家・合法的な方針決定だと思うのに・・・
一方で野党や一部マスコミにも、自衛隊やPKOそのものに反対ありきの反政府・反安倍の標的にした揚げ足取りやトラブルを望むかの国会論戦、報道内容には自衛隊への偏見を感じる、ことさらPKO派遣終了を政府与党の失政や汚点のようにレッテル貼りしての批判は、自衛隊PKO不在の政争、我田引水と悪用便乗の浅ましさ卑劣さを感じる。
※関連記事
http://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/s_sudan_pko/
http://www.asahi.com/articles/ASK3B5WR8K3BUTFK00X.html
お礼
有難う御座います。