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プランタ栽培で使用した土の再生方法とは?
- プランタで使った赤玉培養土の再生方法をご教授ください。
- 赤玉培養土を再利用する方法を知りたいです。
- 篩で越した赤玉培養土の再生方法を教えてください。
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- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
ここで何度か再生方法を書いてますが、まず現在の方法では土は再生する 事は難しいです。何かを混ぜれば土が蘇るって事はありません。 土は1度でも使用すると疲れてしまい、本来の力を発揮する事が出来なく なります。これを園芸用語で「劣化」と言います。 土は通気性、保水性、排水性、保肥性の4つが万全であれば植物は元気に 生育しますが、この4つの何れかが悪くなっただけでも植物の生育は悪く なります。栽培する毎に新しい土を使用すれば良いのですが、そうなると 処分に困りますよね。使用済みの土だって再生は可能ですから、再生しな がら使用する事で処分にも困りませんし経費も節約出来ます。 上記に劣化と書いてますが、劣化とは土が極端に疲れていたり死んでいる 事を言います。劣化した土に苦土石灰や堆肥を混ぜても劣化した土は劣化 したままです。劣化しても再生方法によっては蘇りますので、今後は何か を混ぜれば再生すると言う考えは捨てて下さい。 土を1度でも使用するとどうなるか。使用している赤玉土が潰れて粉状に なり、その粉の影響で土と土の間の隙間が狭くなります。また植物の根も 残りますから、どうしても通気性が悪くなります。 一番の問題は1度でも使用した土には微生物と雑菌が住み着いてしまいま す。微生物は土を元気にさせるため良いのですが、雑菌の中には植物の根 等に影響を与える物もいます。悪い雑菌が残っている限りは土は劣化した ままですから、幾ら苦土石灰や堆肥を入れても元気にはならないと言う事 です。ちなみに苦土石灰は強アルカリ性で、酸度調整のため使用します。 土は自然に酸性になりますので、それを中和させる意味で使用します。 堆肥は上記に書いた4つを改善させるために使用します。 プランターですよね。だったら堆肥は使用する必要はありません。用途が 違っています。堆肥には牛糞堆肥、豚糞堆肥、バーク堆肥等があります。 用途としては堆肥は主に庭(花壇を含む)や田畑で使用し、プランターで 使う場合は腐葉土を使用します。鉢植えの場合も同じです。堆肥には肥料 の文字がありますが、含まれている養分量は僅かですから、肥料の代わり として使用されている場合は無駄な事です。堆肥は上記に書いた4つを改 善させるために混ぜて使用します。量としては全体の1~2割です。 長くなりましたが、ココから再生方法の一例を書きます。これは僕が実践 している方法ですから、この方法しかないと言う事はありません。 まず黒いビニール袋(ゴミ袋)を用意し、この中にプランターの土を全て 入れます。内部の空気を押し出してから口を紐で縛ります。 この状態のまま天気の良い日にコンクリートの上に放置します。コンクリ ートが無ければコンクリートブロックを並べた上でも構いません。 今頃の時期だと1週間、真夏なら1~2日程度で完了します。 こうする事で内部が高温になり有害な雑菌は死滅します。有益な微生物も 死滅しますが、後で腐葉土等を混ぜれば自然と増えますので、これは心配 しなくて構いません。 これが終わればブルーシートに出して広げて土を乾かします。乾いたら土 に含まれている目立つような根などを取り除き、振るいに掛けて微塵を取 り除きます。微塵が4つを妨げる原因になります。 微塵を取り除いた土に赤玉土や腐葉土を混ぜます。 新しい赤玉土4:古い土4:腐葉土1:バーミキュライト1の割合で混ぜ 合わせます。この時に苦土石灰は使用しません。菊はアルカリ土壌は好み ませんから使用されない方が良いでしょう。
- cwdecoder
- ベストアンサー率20% (200/997)
土に病原菌やウイルスが含まれている可能性があるので、5月以降の良い天気の日に、シートにひろげて日光消毒をしてみてください。そして腐葉土をまぜて再生してみてください。 また、石灰の過多のような気がします。 私はよくデジタル酸度計で畑の土を測定するのですが、1回石灰を施した場所は放置していても3~4年間はpH6.5~7を示します。 ホウレンソウなど酸性を嫌う作物であっても毎年石灰を入れるのは良くありません。
- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/758)
私も石灰は使いすぎていると感じました。普通プランターや鉢栽培の土に石灰を混ぜるというのがあまり聞いたことが無く、石灰を使うのは普通畑や庭の花壇での「土つくり」の時にまずpHを測定器で確認してから、その傾き加減を確かめて適宜使うものです。今後ももし石灰をご使用になられるのなら(土の酸性への傾きが気になるのなら)園芸用pH測定器の購入をお勧めします。ホームセンターでそれほど高くない価格で販売されていますよ。 あとは土の再生で重要なのは「有機物と微細生物とミネラルの適度な補給」。堆肥はどんな種類をどのくらいの割合で混ぜておられるでしょうか。 もしも牛糞堆肥をご使用なら、新規に原野などを畑にする時の土壌改良資材としてなら使えますが土壌改良済みの畑や庭の土質維持目的にはあまり適さず、普通の作物や花の再生土への使用は向かない性質(保水性過多に傾きやすい)で、多用すれば窒素過多にも陥りやすいのでできれば今後使用しない方が良いです。できればバーク堆肥や馬糞堆肥の様な「植物の繊維が適度に残る、有機物と有用微細生物が豊富な堆肥」を使うのが良く、稲わら堆肥やボカシなどが入手できれば優れた働きをします。 土地が広く置き場所が確保できて(出来れば2つ置くと良い)堆肥を自作できるならコンポスト堆肥化容器でEM菌の堆肥化促進剤を使い、作物の収穫後の廃棄部分や雑草を刈ったり抜いた後に干してある程度萎れさせたもの、広葉樹の落ち葉、台所から出る野菜ゴミ(軽く干して余分な水分をとる)、プランターや鉢植えの古土や痩せ土の庭土などを材料に層にして積んでいき、定期的に良く混ぜるか積みなおすと数か月で良い堆肥が出来ます。似た様なものには規模の小さい段ボール堆肥というものもあります。堆肥代わりに完熟腐葉土をたっぷり混ぜて数か月寝かせても良い土になりますし、落ち葉堆肥(使えない樹種もあるので注意)も上手に作れれば効果があります。 EM菌の堆肥化促進剤は有用微生物の補給目的に時々適量混ぜます。これと古土・庭土を有用微細生物(微生物や目に見えないほど小さい昆虫、ミミズなど)を増やすタネとして入れ堆肥化させます。これらが堆肥を作る働きをし栽培土に混ぜてからは土や堆肥を餌として細かく分解してくれて植物の根が養分を吸収しやすくする働きがあり、堆肥以外でもこれらの生物が豊富な土(例えば山の広葉樹林の土)は植物の育ちが目立って良くなります。 「土・堆肥・肥料」について書かれた本を一冊ご購入になり手元に置いて、よく読み込むことをお勧めします。土の種類による働きや、植物の好む土質ごとのブレンド比、堆肥の種類やそれぞれの働き、肥料の種類ごとの使い方など基本から解りやすく書かれています。図書館や大き目な書店の園芸本コーナーで何冊かざっと目を通してみてわかりやすそうなものを選ぶと良いです。私はこの本を読んだときはすでにある程度土の知識はありましたがその内容に何度も目からウロコが落ちる思いをし、読む前と読んだ後では考え方もかなり変わって、以降土の使い方や再生の仕方が改善できました。 EM菌の堆肥化促進剤使用のコンポスト堆肥は本を読んだ後の私の体験から工夫してきた方法ですが、雑草や栽培植物の枯れた物や収穫後の茎葉などできれば植物繊維の多いものを多く使い(病気や害虫の付いたものは使わない事)、材料の水分は乾かして半分くらい抜いてから使う(水分の抜きにくいものは乾燥させ砕いて取っておいたお茶殻などを塗して水分を吸わせ一緒に入れる)、土を定期的に混ぜていく事で、異臭や不快昆虫の発生もなく堆肥と土の中間くらいの性質のもの(見た目はほぼ土)を作っていました。 これを鉢植え用の市販土(堆肥も肥料も混ざっていないもの)に堆肥として2割ほど混ぜたり、庭の植物の根元に1年おきに適量を置いていました。この方法だと除草後の手間のかかる始末が無く台所の生ごみも減り土や堆肥を購入する費用も抑えられるうえに良質で材料が全てわかっていて安心と良い事づくめでした。この堆肥、手をかけていくほどに愛着が湧きまるでペットを飼っているような感覚になり、以前の家の隣地区になる今の家に急に引っ越す事になった時には自分で土壌改良した庭の土ごと持っていきたい思いでしたがその量と貸家と言う事情から無理で、すでに出来上がっていた堆肥を今の家へ持ってきました。 栽培土に赤玉土が混ざっていると本来は赤玉土は圧縮して粒状にしていますから徐々に崩れていきます。年々篩で落ちる量は増えていきます。再生土は赤玉土の形の状態を見て崩れた物の割合が多くなってくれば、その後の再生土全体の水はけが段々悪く成っていきやすいので延々と使い回さず何年かで廃棄した方が良いです。お住いの土地にもし水はけが良すぎて痩せている土の場所があり何か植物が育つように土質改善したいのなら崩れかけの赤玉土を砕いて有機物の多い堆肥と一緒に適度な量混ぜたり、土の収集(地域により扱いが違います)に出すなど。水はけの適度な場所に捨ててしまうとその場所の水はけが悪く成るかもしれません。私は鉢植えやプランター植えには赤玉土は全く使わず、細かい礫の入っている「花の土」の大袋を買ってきて使ったり(再生土に混ぜる新たな土のブレンド比を変えたり輪作の様に栽培する植物の種類を替えていけば再生土自体は何年も使い回せる)、庭土に腐葉土と多肉植物専用土(鉢底石を細かく砕いたようなものが主体)の古くて使わなくなったものをよく洗ってから混ぜたりして使い、古土が全体に劣化して細かくなってきたように感じもう再生は無理かなと思えばコンポスト堆肥に入れてしまいます。 出来れば再生した後の土をそのまま使うのではなく、市販の新しい土を同量良く混ぜてから使えば植物の育ちが良いですよ。これは古い土には植物の根から排泄される成分(動物の糞尿にあたる。連作障害の原因の一つで、有害に傾きやすい)が多く溜まってしまっているのでそれを薄める目的と(毎回排泄成分が減らず溜まっていく一方なのが土の元気度が落ちる原因では?)、土から減ってしまったミネラルなどを補う為。新しい土にはミネラル各種も多く含まれています。 自作コンポスト堆肥の場合は古い土を混ぜると微生物などが排泄成分を無害化したり、材料の落ち葉や雑草などにミネラルが含まれていますから土が劣化せず一度も欠乏の状態になったことが無く、こちらを混ぜるのなら意識して補わずとも良いかと思います。
- Gletscher
- ベストアンサー率23% (1525/6504)
あるものを育てた土は、育てたものによって不足する養分が違いますから、不足した養分を足す、次に植えるものに合う酸度になるように酸度調整をする。土中の虫や卵を殺菌する、のが基本です。 なんでもかんでも石灰を入れれば良いとか、肥料なら何でも良い訳ではありません。 菊はph5.5~6.5くらいの弱酸性土を好みます。菊畑に入れた土のphはいくらですか? または、その土はどれくらいの石灰を混ぜた土ですか? 石灰の入れすぎでアルカリ性になった土や、反対に酸性の強い土なら菊が枯れても不思議はないですよ。 ph5.5くらいの土100リットリに対して石灰でph6.0くらいにするには2握りくらいの量ですよ。 土を殺菌するには、透明な袋に薄く入れて、水で濡らして口を閉じ、良く陽の当たるところに半月くらい置いておけば、中が高温になって自滅します。
お礼
ありがとうございました、石灰は適当でしたが、ph値に意を払うことが大事、よくわかりました。