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外国人が日本の花「ヨイマチグサ」について質問
- 外国人がヨイマチグサの花の種をもらったが、ネットで調べると雑草のように生えている花として紹介されていたため、雑草なのか疑問に思っている。
- ヨイマチグサは日本の園芸の一環として栽培されることもあるが、野原や道路のわきでも生えるため、雑草として扱われることもある。
- しかし、ヨイマチグサは美しい花を咲かせるため、庭や公園などで彩りを添えるために植えられることもある。
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この種類は外国では(イギリスの庭ではあまり見かけないので、おそらくアメリカが多い様です。)今でも普通に園芸種として栽培されています。改良された品種もありますよ。お知り合いの方のお国でもごく普通にお庭で栽培されているのでしょうね。 お知り合いの方には「送っていただきありがたいが、残念ながらかなり昔に日本へ持ち込まれていて今では野生化しているのをよく見かけます」と、はっきりとお伝えした方が良いかと・・・。 この植物、物凄く殖えるんですよ・・・。北海道ではこの種と近縁種が「空き地に漏れなく生えて」きます。性質が強すぎる植物で油断すると庭で蔓延ってしまい、アレロパシー作用(周囲に生える植物を枯らす成分を持つ)があるので元々あった庭の植物の方が負けて弱って枯れてしまいます・・・。画像の物がご自分のお庭に咲いたものなら近くの植物に影響しますので、今年芽が生えてきたら抜いた方が良いです。蔓延るので個人的にはできれば今後の栽培はおよしになられた方が良いと感じますが、今後もお育てになられるのなら鉢植えで管理し、花が終われば自分で蒔く種子分の実だけを残し他は花茎から摘み取り(莢が爆ぜて開き周りに種子を蒔き散らします)、風で飛んだ種子が庭中に広まらない様に注意し、必要以上に生えてきた株は育つ前に見つけ次第抜いた方が良いです。そしてご近所に広まってしまっていないか気を付けて庭からはできるだけ逃げ出させない様に・・・。 今後は「送ってくれる種子は、あらかじめ種類名を知らせて欲しい。日本ですでにもう普及していたり野生化していないか、外国の園芸種の中には日本では栽培禁止になっている植物があり、事前にこちらで調べてから送ってもらいたい」とお伝えください。 外国では、日本では栽培・所持が原則禁止されている麻薬芥子(八重咲きのピオニーポピーなど数種。総称としてオピウムポピーとも呼ばれます)が観賞用として普通に庭で栽培されています。外国では栽培は合法なのですが、園芸品種の方にも成分が多少は含まれるので使おうと思えば麻薬の原料に使える為日本では禁止対象になっています。以前花が一重咲きで花色と花弁の形が変わっている「ダーニッシュフラッグ」と言う外国の品種が、見かけが麻薬芥子とは違っていた為に誤って輸入されてしまい大手種苗会社から販売され、更に日本の園芸雑誌でも紹介されてしまうという事がありました。 今でも海外旅行の手軽なお土産として日本に持ち込まれてしまい(本当は外国から個人が果物や種子など日本に持ち込むときは、必ず空港の植物検疫へ申告して中身を確認してもらわねばなりません。郵便物や荷物の方はランダムに選ばれ開けて調べられます)貰った人が違法植物と知らずに栽培してしまい、花が咲くと警察や保健所が来て突然抜かれてしまうケースが後を絶たないそうです。知らずに育てていた場合は抜かれて没収されるだけでお咎め無しですが、もちろん知っていての栽培は犯罪です。 また、日本には「外来生物法」という法律があり外国では普通に栽培出来ても日本では禁止されている物が有る事もお伝えください。 「送っていただいたものの中に、もし対象となる植物が入っていれば栽培できず処分することになる。せっかくいただいたものが栽培出来ないというのはとても残念な事なので、それを避けるために種子が送られてくる前に知りたい」と伝えれば納得して下さると思います。 北海道、開拓時代に外国の文化や農業技術が持ち込まれた為に、昔から外来植物がとても多くて畑の脇に生えていたり、空き地一面がフランスギクのお花畑に成ったり、通行量の多い国道脇に長い距離でノラニンジンの花が咲き続いていたりが珍しくありません。山奥にある鉱山が閉山になった後には、働いていた人が家族と一緒に住んでいた鉱夫住宅跡にラッセルルピナスの大群生が出来ます。夏に車で峠越えするときに国道を通っていると花色が目立って目に入るのですが、山奥に人知れず咲き誇るルピナスはその生命力の凄まじさに驚かされると共に、物悲しい気持ちにさせる存在です。
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- E-1077
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雑草という名の草はない どくだみだって、ススキだって好きで植える人はいます。 ミントだってものすごく侵食してくるのに、無謀に庭に植える人もいます。 お好きであれば植えたらいいし、嫌だと思ったならやめればいい。 どこにでも咲いているから、嫌だというのは・・・どうでしょうねえ。その人の感覚だから。
お礼
「雑草」の定義によると思います。 でもここでは一般的な話ですので、ススキ(尾花)もドクダミも雑草に入りますね。 ススキもパンパースもドクダミも野草のスミレも園芸専門店へ行けば、ポット鉢植えなんかで販売されてますから、雑草であっても商品価値がないとは言えません。(需要があるかないかでしょうね。) 最初の質問で、使う日本語を「山野草」と書くべきだったのでしょうね、申し訳ありませんでした。これ以上、イケズなことは書かないで下さいね。
- terepoisi
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北米原産の帰化植物です。 渡来当時は園芸植物として観賞されましたが、現在では山野草扱いです。 あちこちで野生化しています。 花が夕方から咲き陽が登るとしぼむため観賞価値がやや低いのか よほどお好きな人でないと栽培していません。 http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/onagraceae/oomatsuyoigusa/oomatsuyoigusa.htm
お礼
最初は、園芸の範疇だったんですね。 今は野草ですか。 URLの先の人は、スズメガが発生したとのこと。 その話をきいて種をまくこと、躊躇してます。 ありがとうございました。
お礼
言いにくかったことも書いてくださり、ありがとうございます。 まさしく、そうなんです。 相手(先進国。高齢者)は何とも思わず、プレゼントの箱に入れてきたり、手紙の封筒に同封してきたりしてくれるんです。以前、クリスマスプレゼントの一つにキャンドルや線香花火を入れてきたこともありまして、ヒヤヒヤしました。 この黄色い花、そんなに勢力あるんですね。植えなくてよかったです。 ガーデニングで楽しんでいる庭で、植えたらマリーゴールドやパンジー、などなどを押しのけて枯らせてしまうなら、やはり「雑草」扱いです。 この花の種のほかに、別に質問投稿させてもらった西洋オダマキを2回も送られてきてたんですが、なぜか花が咲かずで・・・。 幸か不幸か、うちの庭の土は、園芸用の土も鶏糞もけっこう入れたんですが、それでも不足らしく、硬いんですね。だから野菜も豆くらいしか育たない。 で、その友人には、オダマキのことを「土か悪くて花が咲かなかったから抜いてしまった(毒もあるらしいし、いやになって本当に全部抜いたんです)」と手紙を送りました。 友人も植物検疫のことは知ってるはずですが、「日本では禁止されている物が有る」を私が言ってもわからんでしょう。 どうして、いつから、花の種を送りたいと思うようになったのかが不思議です。 今後は、すべて生ごみ(うちの自治体場合は焼却処分ですので)行きにしようと思います。 あちらには、「ああ、我が家の気候に合わなかった」とかなんとか、大人的に流しておきます。