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質問者が選んだベストアンサー
結論は現在のところ 王老吉＜＜加多宝 です。 ご存知だとは思いますが王老吉(広東医薬)と加多宝(加多宝集団)はペプシとコカコーラのようなライバル関係にあり、加多宝集団は昔は広東医薬から王老吉のブランドを借りて展開していました。 日本で言えば英バーバリーのブランドを借りていた三陽商会や、独ベンツのブランドを借りていたヤナセ。米ナビスコのブランドを借りていた山崎製パンが近いですね。 三陽商会やヤナセ、ナビスコが契約を切られたように、加多宝集団も契約を切られ、独自ブランドとして加多宝(まったく同じ味)を展開しました。 そこから、両者の熾烈なシェア争いがはじまります。 飲料は利益率が高いため、広告宣伝にカネを掛けられます。日本ではビール戦争などが有名ですよね。両社ともに猛烈なシェア争いをしています。 2015年のデータでは清涼飲料水分野で加多宝が52.1%。缶飲料(茶)分野では70.6%を取っており、圧勝となっています。 理由としては、ジェトロの調査では中国人は商流を大事にしており、加多宝集団は各地の代理店の社長を金持ちにさせてあげたので、ブランド切り替え後も代理店の忠誠が高く付いてきてくれている。と見ています。 また、中国ビジネス最前線(サイト)の調査によると中国人が信頼するのはブランドではなく生産工場であり、以前と同じ工場の製品で味が同じあればそちらを選ぶとの事です。 また今年の二月から三月にかけて中国飲料市場調査が統計局から発表となります。昨年秋に加多宝集団が工場を止めていたというニュースがあり、2016年は加多宝集団のシェアの低下があるのではないかと報道されています。来月を楽しみにされてはいかがかと思います。 以上質問者様の参考になれば幸いです。 ・資料 2016年2月発表の清涼飲料水調査2015結果 http://news.qq.com/a/20160228/022383.htm 中国ビジネス最前線 王老吉（ワンラオジー）⇒加多宝（ジャードゥオバオ） https://goo.gl/Wosgfz ジェトロ中国経済2013 https://www.jetro.go.jp/ext_images/members/memberservice/china/pdf/sample_201303_whole.pdf
お礼
加多宝に軍配が上がってるんですね。