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磁気に弱いはずなのに?

カセットテープは強い磁気にあたるとデータが破損してしまうそうですが、ためしに(いらなくなったテープに)磁石を近づけてみましたが、音になにも異常はありませんでした、なぜですか? 実験に使ったテープはノーマルポジションで、テープ色は赤茶色です。

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  • ImprezaSTi
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回答No.2

推定ですが、貴方が操作した方法では消えないと思います。 (1)テープに近づけたとありますが、どの程度まで近づけましたか? 消磁と呼びますが、テープ面と磁石を接触しないと、テープには影響がありません。距離の2乗に反比例しますからね。それも、磁石が接触した箇所のみです。 (2)また、全体を消すためには、テープを動かしながら交流磁界を掛けないと消えません。それもある程度の高周波で。  ということで、単に貴方のやり方が間違っているだけだと思います。

その他の回答 (1)

noname#252332
noname#252332
回答No.1

磁気テープには保存できる磁気の限界があります。10%の磁気で磁化すると10%の磁気を保存でき、80%の磁気で磁化すると80%の磁気を保存できます。この変化で音を保存するわけです。  そこで120%の磁気を与えると全体が保存できる限界の100%になり、つまり音楽の情報は失われます。これ以上磁化できない状態を飽和と言います。音楽の上から50%の磁気で情報の破壊を試みても、もともと50%以上で保存されていた情報が100%になって失われるだけで、0~50%として保存されていた部分は単に50~100%の位置にずれるだけで音の波形は保存されます。音が悪くなるだけなのです。  結論として、磁気テープを飽和させるだけの強さの磁気にさらせば完全に情報を消去することができますが、単に結構強い磁気と言うだけでは情報を劣化させるだけで消去すると言うことはできません。身近なものでは大型スピーカーの磁石ほど強力な磁石なら消すことができると思います。  余談ですが、カセットデッキなど温室の良いアナログ機器で音を消す場合は、強い磁気と言うだけでは100%で音が聞こえないという情報が残ってしまい、具体的には磁気のノイズが聞こえてしまうので、周波数の高い交流の電磁石で、+150%、-150%、+120%、-120%、+100%、-100%、+80%、-80%、と徐々に0に近づけることによって完全に情報を消すと同時にノイズも残さず磁気をゼロにするという消し方をしています。具体的には100Khzなど高い周波数の電磁石を磁気テープに接触してテープの進行で徐々に離れることにより0に収束させます。閑話休題。

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