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海外のカセットテープ製造企業
日本ではマクセル・ナガオカ・磁気研究所などの企業がいまでもカセットテープを製造しているそうですが、海外(とくにヨーロッパやアメリカなど)の企業でカセットテープを製造しているところはありますか?
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老舗系では旧 AMPEX 社の QUANTEGY 社(米)、旧 BASF 社の EMTEC/RMG 社(独) がありますね。 欧州では BASF の Second Source Maker となった Turkey の RAKS 社製 Tape が出回っているようですが、Asia では同じく BASF の Second Source Maker となった Maker が韓国 (KOHAK Group)、台湾、中国、Thailand、Indonesia‥‥と数多くあります。 ‥‥とは言え Second Source Maker 製のものは流通保管環境の不備も原因なのか、Leader Tape 接合面の不整合から終端手前で Auto Stop が作動したり、FF/RWD で切れてしまったり、Head を汚しまくったりといった事故を聞きます。 Metal Tape 製造 Maker もありますよ‥‥これは Singapore の Maker です。 http://www.genmag.com.sg/audiobac.html 嘗て一世を風靡した AKAI、NAKAMICHI 等も今は海外 Maker に吸収されて Audio とは別のものを製造しているほど Cassette Tapecorder の世界は衰退してしまい、日本では唯一の Audio Component 型である TEAC 社の Auto Reverse W Deck Series もそろそろ廃版になりそうですね。 https://teac.jp/jp/product/ad-rw950/top でも、海外では Metal Tape Maker があるくらいですから Audio Component 或いは Prosumer/Mania 向け Field Cassette Recorder がまだあるのかも知れませんね。 ここ数年、日本では Cassette Tape が Petit Boom のような事を言う者もいるのですが、真に Tape Media を愛好する Audio Mania ならば基準録再 Level 及び Bias 微調整や Equalizer 及び Noise Reduction 方式の選択知識まで習得していて当然なのにそうした知識を持たない人が結構見受けられるものであることや、流通する Deck 製品を見る限り、Fashion 感覚で MP3 等の Digital Data を Cassette Player に移して聴いているとか、2000 年以前に高価な Audio Component 型 Cassette Deck を購入して大量の Tape を貯め込んでいるものの「Ripping (Digital Data 化) の知識に疎く、CDR すら焼いた経験がない」等の理由で Digital に乗り移れない人達が Cassette Deck の再来を望んでいるとしか思えない節があります。 Metal Tape に対応できる高価な多層 Amorphous Sen-Alloy Head (高出力ながら脆い Sendust を硬質の Ferrite と合わせる様々な技法で製造される非結晶多層 Head) なんて製造している Maker が未だにあるとは聞きませんし、どれほど高い技術で高額の製品を追求しようとも Wow & Flatter や Tape Hiss Noise、歪み、転写、磁性体劣化等の問題を根本的に解決できず、物理特性上は Digital Media に到底及ばない Analog Tape Media に「物理特性以外の音色感を期待する」 Mania がどれほどいるのか興味深いですね。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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アメリカ・ミズーリ州 ナショナル・オーディオ・カンパニー(National Audio Company)