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市役所の一般行政職の魅力を教えてください。
某市役所に内定がある大卒男です。(※1500字程の長文です。) 合格した市についてですが、私はとある県の県庁所在地で生まれ、育ったので都会の生活をこれまで行ってきました。 合格した市は、県は変わりませんが、田舎です。中心部は全国チェーン店もわりと多く、一部は栄えていますが、郊外が田舎です。県庁所在地から遠距離なので、ベッドタウンでもありません。結構閉鎖的です。 そして、人口の割に面積が大きいので、人口密度が小さいです。 田舎の公務員というと、ボランティアや行事で休みはあってないようなイメージだし、監視社会で、公務員自体が批判されることも多い職業上、プライベートも過ごし辛いイメージがあります。 さらに、この市は一部離島があるので(距離はそんなに離れていません)、そこに異動になるとその心配は増します。 そして、私はもともと一般行政職、特に市役所のそれについて良いイメージを持っていません。 市民の方と最も近い距離にあり、その点でクレーム・批判の対象であるし、また、課によってはメンタル的に追いやられてしまう課もあるとインターネットで見ました。 特に福祉課や税務課、国民健康保険など、お金を扱う課は罵声が飛び交うとか、毎日毎日文句を言われるとか。 一般行政職である以上、かなり幅広く異動先があり、気が強くないのでいつそういう課や合わない課に配属されるか、いつ離島に飛ばされるか、そういう不安をこれから数十年持ちながら働くことになりそうです。 それでも一般行政職は人気みたいです。 確かに待遇面(仕事の終業時間や休日、福利厚生全般など)は公務員は良いと聞きます。周りの中小企業で働く人や、公務員の人から話を聞くと全然違うようで。 私にとって市役所はそれ以外に魅力を感じません。その市から出なくていいとかはありますが(私の市の場合は引っ越しを伴いますが)県や国家と比較して何か魅力はあるでしょうか? 私は敢えて第一希望は県庁の限られた枠内の職種を受けました(もちろん興味がある職種だということは前提です。)その他、財務専門官などの専門職も志望度は高かったです。 これらも厳しい仕事は当然あると思います。 ですが私の勝手なイメージで、市役所で働いている方に失礼ですが、市役所は大半のクレームの受け手で底辺なイメージがあります。 未定ですし、働いてみなければ分かりませんが、働きながら転職も考慮に入れています。 一部事務組合なども魅力を感じています。 なぜ市役所を受けたのかと言われますが、浪人もしていてもう後がないからです。 また、ここは二次の倍率が低いので。 誤解をされないように一応、その市は好きです。そして、公務員志望者であるので、ボランティアは経験してきましたし苦ではありません。ただ田舎だとそれが過度ではないかと。 また、税金を頂いている以上、仕事には気を入れます。批判の一因は、公務員の怠惰な仕事ぶりにもあると思いますし。 話はずれますが、以前住んでる市役所に住民票を貰いに行き、こちらが「ありがとうございました。」と言っても会釈も何もなく、無言で顔を見られ対応された時に嫌な気持ちになりました。これはその人が問題があると思いますが。小さい事ですが、こういう人に税金が払われていると感じると自身もイラっとします。 私は、これまでいくつかアルバイトをしてきましたが、どこでも熱心な仕事ぶりを評価されてきました。(自分で言うのもあれですが。) 長文失礼しました。考え過ぎなのは自覚しています。 年内に既に内定が決まっていますが気持ちが落ち着かず、遊ぶ気にもなりません。
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- utanoki78
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こんにちは。とある市役所で職員として働いている者です。今年で3年目になります。 内定が決まってから就職するまでの間は、誰もが緊張し、不安になるものです。 自分がこれから働く姿についてあれこれ想像し、気になってしまいます。 窓口に来る市民の方のこと、職場内の人間関係のこと、仕事の難易度、給与に福利厚生、残業の有無、公務員として果たさなければならない法的義務、苦情処理…… それらのことを考えてしまうのは、あなたの時期だと普通で、何ら不思議なことではありません。 あなたの自治体のことは残念ながら分かりかねるので、私の話をします。参考にしていただければ嬉しく思います。 私の最初の配属先は、あなたが激務であると心配していた、障害福祉関係の部署でした。 新卒(大卒)の初任給は残業代を加味せずに額面で19万と少し、手取りは16万ほどでした。 仕事内容は多岐にわたります。課内庶務(いわゆる雑用係です)、照会回答取りまとめ(照会、とは市役所内外から来る質問事項のことです)、課内予算決算の事務(何億というお金に関わります)、課員の旅費や超過勤務手当の計算、市内障害福祉作業所への補助金支払、市民への各障害福祉関係補助金あるいはサービスの支給、と色々なことをいきなり任され、正直面食らいました。 ただ、上司の方や先輩の方がサポートしてくれたこともあり、徐々に慣れて業務効率も上がりましたし、この手の事務作業は一旦覚えてしまうとほぼ型どおりの仕事ですので、最初に抱いた印象よりは大変ではありませんでした。 残業は少ないときで月10時間、多いときで月100時間ぎりぎり超えないくらいでしょうか。残業代はちゃんと出ますのでご心配なきよう。 さて、罵声が飛び交うとか、毎日毎日文句を言われるとか、心配されていましたね。 そんなことは流石にありません(笑) ただ、やはり市民の方からお叱りを受けるときはあります。それは本当にこちらが悪いときもあれば、その方の社会に対する不満を私にぶつけてくる場合もありますし、実は相手に原因があるにも関わらず叱られる場合もあります。私の課の場合は、相手の方の障害特性上精神的に不安定な方が、どうしようもなくただ怒鳴りつけてくる場合もあります。2時間みっちり電話で現代社会に対する不満を語られたこともあります。 しかし、それを「クレームの受け手」であり、「底辺」であると考えるかどうかはあなた次第です。 市役所に、ウキウキした気分で来る方はあまりいません。婚姻届を出しにくる新婚さんくらいなものです。 特に私が今働いている課に来る方は、たいてい困っています。手足が動かず、車椅子での生活をされている方、精神に障害を持っているが故に些細なことで周囲とトラブルになってしまい地域に居場所を失った方、発達障害の子どもを持ち、子育てに強い不安を抱えているお母さんなど、色々な方が窓口に来られます。電話もじゃんじゃん鳴ります。 悩みは時に嘆願、時に罵声の形を取りますが、私共の仕事はそういった悩みを真摯に聞き取り、法律に定められた範囲内で援助することです。また、公務員としての立場で出来ないことがあれば、代替案を提示してできる限り問題解決に導いていくことが仕事です。そして、私はそのことを誇りに思っています。 県庁と比べて市役所の仕事の魅力は何か、というご質問をされていましたね。 正直今の仕事はめちゃくちゃ楽しいです。が、一口に仕事の魅力と言われても言葉に窮するところがあります。 あなたは市役所職員の魅力として、仕事の終業時間や、福利厚生の面を挙げていました。確かにそれも間違ってはいないですし、とても大切なことだと思いますが、それはただ市役所のホームページに書いてある「採用募集」のページを見たら誰だって分かることです。 実際働き始めてみると、仕事の魅力なんてものは、窓口に来て帰られる時の市民の方の「ありがとう」という言葉だったり(あなたはとても良いことをしたと思います)、上司に褒められたり、決められた時間内にきっちり思い通りの仕事が出来たことだったり、そんな小さなことの積み重ねです。 だから、「県庁と市役所の仕事の魅力の違いとは!?」なんて、真剣に悩む時期は今だけです。きっと働き始めたらどうだってよくなりますよ。 冒頭に申し上げたように、新しい環境に身を置く前は、誰しもとても不安になるものです。 ただ、ネガティブになりすぎるあまり、今から働くかもしれない職場のことを「底辺」だとか、「二次の倍率が低いから受けた」とか言ってはもったいないです(たとえそれが本音だったとしてもです)。それに、今その市役所で働いている方にも大変失礼な考えですので、その一点については改めたほうがよいのでは無いかと思います。 まずは好きなことをして、どーんと構えて入庁を待ちましょう。まっさらな気持ちで、先輩のアドバイスをよく聞いて、ひとつひとつ仕事を覚えていけばきっと大丈夫。それでもどうしても不満なことがあれば、それはその時に考えれば良いことです。 あなたに良い出会いがあることを祈っています。頑張って!!
- ithi
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redeyes024さん、こんばんは。 内定おめでとうございます。よくわかりませんが、一般行政職に対していい印象を持っていないみたいですね。福利厚生面が中小企業で働く人や、公務員の人から話を聞くと全然違うようですね。当たり前です。出ないとメリットの半分もありません。 田舎の公務員というと、ボランティアや行事で休みはあってないようなイメージだし、監視社会で、公務員自体が批判されることも多い職業上、プライベートも過ごし辛いイメージがあります。あなたの頭にはそんなのは県外で遊ぶことを考えるくらい簡単に計画できる頭があるはずです。 さらに、この市は一部離島があるので(距離はそんなに離れていません)、そこに異動になるとその心配は増します。 それを覚悟で市役所の一般行政職を受験なさったんではないですか? 市民の方と最も近い距離にあり、その点でクレーム・批判の対象であるし、また、課によってはメンタル的に追いやられてしまう課もあるとインターネットで見ました。 特に福祉課や税務課、国民健康保険など、お金を扱う課は罵声が飛び交うとか、毎日毎日文句を言われるとか。 一般行政職である以上、かなり幅広く異動先があり、気が強くないのでいつそういう課や合わない課に配属されるか、いつ離島に飛ばされるか、そういう不安をこれから数十年持ちながら働くことになりそうです。 それでも一般行政職は人気みたいです。 確かに待遇面(仕事の終業時間や休日、福利厚生全般など)は公務員は良いと聞きます。周りの中小企業で働く人や、公務員の人から話を聞くと全然違うようで。当たり前です。なければ、メリットが半分亡くなるでしょう。 私にとって市役所はそれ以外に魅力を感じません。その市から出なくていいとかはありますが(私の市の場合は引っ越しを伴いますが)県や国家と比較して何か魅力はあるでしょうか? 県や国のレベルになると上級職は必ず、転勤をしなければなりません。期間は国家キャリアは平均2年、県の上級職は最低3年最長6年でしたっけ?その頻度たるや市町村なんかの比ではありません。まして一般行政職ということはほとんど勤務する役所がおんなじだということです。課が変わっても部が変わってもです。(離島にも出張所があるかもしれませんね。) 私は敢えて第一希望は県庁の限られた枠内の職種を受けました(もちろん興味がある職種だということは前提です。)その他、財務専門官などの専門職も志望度は高かったです。 これらも厳しい仕事は当然あると思います。そういうのは大抵コネでもう決まっているのが常識だと聞いたことがあります。 ですが私の勝手なイメージで、市役所で働いている方に失礼ですが、市役所は大半のクレームの受け手で底辺なイメージがあります。市町村の一般職員さんに大変失礼です。 未定ですし、働いてみなければ分かりませんが、働きながら転職も考慮に入れています。 一部事務組合なども魅力を感じています。県の財務専門官などの専門職は来年受験なさらないんですか? なぜ市役所を受けたのかと言われますが、浪人もしていてもう後がないからです。 また、ここは二次の倍率が低いので。 いやあ!こんなに未来の職場をケチョンケチョンに貶しておきながら、先輩や同僚に失礼ですよ。まずいですね。 誤解をされないように一応、その市は好きです。そして、公務員志望者であるので、ボランティアは経験してきましたし苦ではありません。ただ田舎だとそれが過度ではないかと。 また、税金を頂いている以上、仕事には気を入れます。批判の一因は、公務員の怠惰な仕事ぶりにもあると思いますし。私にはそうは見えないです。公務員志望というのもおかしい部類ですね。ある一定のことしか興味がないみたいですよ。どちらかといえば、警察官か消防官、あるいは自衛隊のほうがあなたには合ってるんじゃないですか? 話はずれますが、以前住んでる市役所に住民票を貰いに行き、こちらが「ありがとうございました。」と言っても会釈も何もなく、無言で顔を見られ対応された時に嫌な気持ちになりました。これはその人が問題があると思いますが。小さい事ですが、こういう人に税金が払われていると感じると自身もイラっとします。私にとっては毎度のことです。 私は、これまでいくつかアルバイトをしてきましたが、どこでも熱心な仕事ぶりを評価されてきました。(自分で言うのもあれですが。)だったら、なんでこんな程度のことで市役所の一般職を貶すんですかね?不思議ですね。 長文失礼しました。考え過ぎなのは自覚しています。 年内に既に内定が決まっていますが気持ちが落ち着かず、遊ぶ気にもなりません
- kahozo
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まず役所は民間企業とは目指すものが全く違うということを理解してください。 民間企業は利益の追求、役所は住民の安心できるくらしづくりとでもいうのでしょうか。 当然、採算をとることができるものではないので、税金を徴収して原資に充てているわけです。 最近では民間企業経験者も役所に転職することが珍しくありません。そういった方々が役人になってありがちな失敗というのが、なんでも民間の理屈で仕事を進めてしまうということです。役所=非効率という先入観があるのでしょうが、役所には役所の理屈があって、どの住民に対しても公平性を考慮しなければならないのです。 くれぐれも役人の仕事が非効率だとか、すべてを改善すべきだとかの気負いを持たれませんよう。もし不合理なことがあっても一生懸命仕事のやり方を学んで、実力を付けてなお直すべきと考えるようであれば直すというスタンスで臨まれた方がいいでしょう。
まずは内定おめでとうございます。 誰もが公務員になりたい中、高い倍率を突破されての 採用ですから、まずはそこは自信を持ってください。 私は自分の両親が公務員(政令指定都市行政職と町役場行政職)、 親戚の一人が公務員(町役場行政職)というそこそこ公務員に囲まれた 環境でした。 ちなみに私は民間企業勤めでした(今は自営業)。 民間経験者からみると、村や町レベルはもうどうしようもなく、 市の中の区行政レベルでも酷い状況だと思いますよ。 民間だと納期だとかコストだとかサービスだとか「競争原理」が ありますけど、一般行政だとそもそもそういう概念がないんですよね。 せいぜい住民との接客で笑顔を作るとか、口調を丁寧に・・程度です。 親が言っていたのは「自分一人が頑張っても仕方ない。自分がそういう姿勢を 見せるとみんなも頑張らなきゃならなくなるから“出る杭は潰される”状態になる」と。 要は「余計なことするな」ですね。これが本質ですし体質です。 日々窓口業務を淡々とこなし、その他の時間に年度明けに公開する 資料作成をしたり(納期は大雑把に言って約1年後ってことですねー笑)、 民間だと週単位で進捗や結果が求められるのに対し、公務員世界では 早くて月単位、半年単位あたりです。のんびりしてます。 私の場合、海外出張も多く経験しましたけど、親戚の町役場レベルだと 隣町の役所との日帰り意見交換会議みたいなものでも「出張」って言ってました。 私からみたら「おつかい」レベルですね。 たいていの人が学校出てこういう環境に慣れてしまうから、 なんでも後回し、先送り体質に変わっていきます。染まっていきます。 不幸なことに民間経験者が行政職に就くこともないから比較される こともなく、競争すら起こりません。明日出来る仕事は明日以降廻し、 今日頑張って済ます必要なし、こういう毎日だそうです。 忙しいのは月末とか年度末くらいです。 生産性のない仕事で公休や定時ってものがきっちりされているし、 産休や産休復帰とか権利として保証されています。 よほどの事がない限り解雇はないし、そもそも民間で言うところの 倒産すらありませんからね。そういう意味では一般行政職って ボーっと仕事するにはうってつけです。 その分、例えば書かれてあるように離島勤務とか、養護施設、老人施設、 ゴミ収集の環境課など島流し的な異動にも耐えなければなりません。 聞いた感じでは2、3年単位で異動みたいですね。 給与も賞与も年金もバッチリ保証された身分ですから、上の辞令で どんなところへでも行く。それは当り前だと思います。 清掃課や清掃局とか・・大変みたいですよ。クリーンセンター勤務とか・・。 でもそれが仕事です。 私はね、安定した勤務先として公務員(行政職)を選択するのは 良いと思うし、そこを否定するつもりはないです。 だからこそ、もっと頑張ってほしいし、職場はもちろん、隣県自治体と競争するとか そういう概念を持ってほしいんですよね。このまま公務員天国な日本になったら ギリシャと同じ道を歩むでしょう。 最後に、私が過去転職する際にキャリアアドバイザーが言ってたのは、 「公務員の方もたまにいます(公務員が転職って考えられないのですよ)」と。 しかし企業は敬遠するって言ってました。使い物にならないんですって。 町や地方市レベルの部長級でも民間だとヒラレベルですって。 求めるものが違うからそういう見方にはなってしまうんけどね・・。 実際に聞いたり、ある行政区職員と仕事でつながりでの 経験だけなので、すべての行政区にあてはまるものじゃないと思いますから あくまで参考程度にしてください。 どうか出る杭は打たれる存在になって、抵抗勢力をはねのけてください。 皆、受験戦争という競争を勝ち抜き、公務員試験も突破してきた 頭脳集団でもあるわけで、行動力と社会での競争を職場に持ち込んでほしいと思います。