電流が流れる順番まで考えると、この問題は大変重要な難しい問題になります。多くの場合は電気の流れ(電磁界の移動速度。電子の速度ではない)は非常に速いので「一瞬」という理解をされて、定常状態になった後しか認識されません。そのために1本の線ではどこも同じ電流が流れる、と理解されます。上の抵抗も下の抵抗も1本の線上にあるので同じ電流が流れると考えるのです。
しかし、実際は1本の線の場所によって流れる電流の大きさが違うという現象はいくらでもあります。(空間にも電流が流れるからです)本当はスイッチの位置とか、上下の線間の距離とかいろいろ関係するパラメータがあるのですが、普通にこの実験をすると、上下の抵抗に先に電流が流れ、負荷には最後に流れます。そして、その電流は辻褄があっていません。そこで、電流が一巡したときに辻褄の合わない部分は「反射」という現象によって「おつり」が来て、最後には定常状態に落ち着くのです。
なかなか信じられないことかもしれませんが、実験してもそうなります。実験するには相対論による「場所による同時性」の定義など面倒なことも考慮しなくてはなりません。
この質問に正確に答えられる人はごく小数です。大変難しい問題なのだということを認識してください。「30万kmの電線」「点灯順」あたりで検索すると、考え方が出てくるかもしれません。回答が必ずしも正しいとは言えないことに注意してください。
お礼
みなさん回答ありがとうございます