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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:地面の緑化について)

地面の緑化について

このQ&Aのポイント
  • 地面の緑化についてのメリットや方法についてご紹介します。
  • 芝以外にも緑化の方法があります。サッカー場やゴルフ場では、芝の代わりに人工芝やグリーンラフトなどを利用することもあります。
  • 植物の選び方や育て方についても解説します。植物の種類や環境に合わせた適切な管理が重要です。

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回答No.2

芝が多いというよりも、その場所に使う目的だと芝の性質が一番向いているからと思います。 サッカー場やゴルフ場は人がスパイク付きの靴で走り回ったり、クラブで球を打つ時に地面を掘ってしまったりしますから、傷んだ場所だけ切って違うものにすぐ張り替えられたりのメンテナンスがし易かったり、場所ごとに品種を変えて綺麗に刈り込めばゴルフボールが打ちやすかったり転がりが良くて都合が良い為です。ゴルフ場でも球を打つ場所と転がす場所では緑の色が違いますよね?あれは芝の種類が違うのです。 それ以外の他の利用法をする土地の地面になら、案外いろんな植物が植えられて(又は意図的に生えてくる様に仕向けて)いますよ。高速道路の路肩や斜面を削った法面、河川敷や堤防などで斜面の土止めや川が溢れた時に土砂が流れ去らない様にといろんな植物が植えられている(決して放置されているわけではありません)のを見かけます。 例えば新しく開通した広い道路の路肩や法面には、最初は芝や牧草などイネ科植物を張る事が多いのですがこれは「パイオニア植物」として使っていて、ずっと芝や牧草のままではなくて、いずれいろんな植物がたくさん生えてきて根付いてくれるまで守ってくれる存在。芝や牧草の根にくっついてきた土や、地盤を削った後に芝や牧草を張る下地にと敷く土にはいろいろな植物の種子がたくさん含まれていて休眠しています。これが張られた後に以前と環境が変わった事でスイッチが入って休眠が解け芽生えて、芝や牧草の中で水分を保ってもらい守られながら育っていくんです。 北海道の私のところでは特に牧草が多く、これは酪農家の畑から牧草の種類を変えたいときや年数が経ちすぎ株が古くなって収量が減ってしまったり、酪農家自体が廃業する時に芝生を張る業者が牧草だけ買い取り剥がして運んでいくのですが(親戚は牧草地をアスパラ畑に変えたくて業者に剥がして貰いました)私の住むこの辺の酪農地帯は地理的に海岸近くの元は草原だったり昔は泥炭地だった土地が多いです。時々行く最寄りの大きな街への途中にある峠の、数年前開通したばかりのトンネルの出入り口付近には今年牧草地の雑草だった外来種のコゴメハギ(シナガワハギの近縁)がびっしりと生え咲きました。酪農家は乾燥が不十分だと毒性を持つこの植物を嫌い駆除します。長年眠っていた種子が新天地で目覚め一斉に育ったのでしょう。そこの峠はトンネルが多く、十何年くらい前に作られたトンネルの出入り口付近や斜面を削ったところには、人の手の届かない高さのところに本来海岸近くの草原にしか生えないエゾスカシユリやハマナスが咲いて目を楽しませてくれ、ああこの場所に張ってある牧草は元は海岸近くに生えていたんだなと解ります。 でもその状態もおそらく長くは続かず、周りの木の種子を風や野生動物が運んで木が芽生え、育って若い木がたくさんはえてくるものと思われます。大きな街の山の間にある燃えないゴミの埋め立て場跡は階段状に枠を作り積み上げられ、埋め立て終了直後は段の斜面に牧草が張ってありましたが、いろんな植物が入れ替わりに生えていき10年も経てば木もびっしりと生え茂り大きな段差が隠れてしまい、事情を知らない人が見ればただの山にしか見えません。 スキー場の斜面なども新たな木が生えてこない様にと芝や牧草を張り手入れを怠らない事がありますが、スキーのシーズンオフでも集客が望めるようにと笹など元々あった下草を剥がして花の咲く植物を植える事も多いですよ。本州ではスキー場斜面にコスモスを植えることも多いらしいですが最近では外国のユリの球根をたくさん植えてユリの開花時期はリリーパークになるところも。 また、北海道には山の斜面にシバザクラを張って増やしていき開花時期はすべてをピンク一色にして観光客を呼んでいる所がいくつかありますし、本州にはネモフィラを広い土地にたくさん植えて地面を覆い尽くしている公園があり開花時期はブルー一色になって綺麗です。あれは私もぜひ天気の良い日に実物を見てみたいものと感じます。 もしかするとご自分のところで庭などの地面に張る植物をお探しなのでしょうか。日本では芝生=芝が多いですが、外国だと目的によりいろんな種類を使っていて「グラウンドカバー植物」と呼ばれます。他の回答者が書いてらっしゃるものの他、目的や植えるところの土質・環境に合わせていろんな植物が植えられますよ。 グラウンドカバーになる植物の条件としては「性質が強く繁殖率が高い(悪く言えば蔓延る)」で、草丈があまり無いもの。匍匐性を持つものやイチゴの様にランナーで殖えるものが多いです。土止めの目的のほかには葉自体が見栄えがして観賞価値があったり、踏み付けに強いもの、虫を寄せ付けないとか、地面の乾燥や風で土が舞い散るのを防いだりの目的により種類を使い分けます。一時的に咲く花が綺麗なものや、株自体から良い香りのするものも。 具体的な種類としては匍匐性のローマンカモミールの様な踏むとリンゴの香りが立つ芝生として使われ、芝生専用に改良された刈り込みに強く花の咲かない品種もありますし、クリーピングタイムなどの匍匐性タイム(種類によっては這わず上に伸びる立ち性のもあるので注意)、人が歩かないならヒメツルニチニチソウ、匍匐性のリシマキア、多肉植物で耐寒性のあるセダムあたりが日本で入手しやすいですが、我が家では松の下に植えたヘビイチゴの葉に白い斑模様が入る品種がうまく殖えてくれ、最初は他所の場所から種子がアリに運ばれて勝手に生え殖えたニオイスミレの大型に育つ品種と、この品種と他品種の交雑でできた花色の違う変異個体が庭木の下や生垣の下でよく育っており、これらは増えすぎても剥がすのが簡単なので蔓延らず重宝しており、気を良くして新たに庭に作り変える場所用にとヘビイチゴと似た性質をもつ、ランナーで殖える性質のワイルドストロベリーや(ランナーの出ない種類もある)ポテンティラで地面を這う性質の種類のを集めている途中ですし(種類により土地に合わないものもあったりします)、今グラウンドカバーとして使っているニオイスミレの品種たちは花は綺麗ですが残念ながら香りが無かったり香りの弱い品種。他にも他品種があるのですがグラウンドカバーに使えるほどには殖えません。なので近年改良された品種で花が綺麗で香りも良い複数の品種を集め中から土地に定着出来て良く殖える物を見つけるか、グラウンドカバーに使っている交雑個体から実生で代替わりさせて香りの強いものを選抜するか、お互いを近くに置き自然交配させて個体を作り選抜しようかと考えています。 植えて失敗だったのがグレコマ。これは元々斑入り品種で葉も小さめの物でしたが途中で先祖返りしてしまい、斑模様が消えて大型化し枝が匍匐して爆発的に殖えもはや手に負えなくなりテニスコート一面分くらいに増えています。近くの木立にまで入り込み日陰にも全然平気なので林床の植物の生育には邪魔で、林床に入り込んだのは抜けるだけ抜いているのですがもはや絶やすのは不可能・・・。あと、ビオラ・ソロリアと言う外国のスミレが花も大きく綺麗なので植えたのですがあっと言う間に殖えすぎました。‘フレックルス’など品種によっては閉鎖花の実が大きくたくさん生えるので種子が大量に飛び散りほとんどが発芽するのです。艶のある逆ハート型の葉が良く茂るのですが、グラウンドカバー目的から離れた場所にまで生えてくるので見つけ次第抜いてしまいます。我が家なら立地的に敷地から他所に出る心配は無いのですが、この種類は種子が人の靴の溝などに入り込んで移動してしまい日本各地の野山に入り込んで殖えてしまっているそうなので、殖えすぎない様にきちんと管理ができないと庭から逃げ出し周囲で野生化する恐れがあります・・・。 もし何らかの目的のためにご自分の庭などに何かを植えたいとお考えなら、新たな質問で使いたい目的、お住いの県と地形や土質と水はけ土地の広さ、日当たりとその場所を人がどのくらい通って踏むか、花が咲いた方が良いかいらないかなどをお書きになると候補が出てきやすいと思いますよ。

noname#253200
質問者

お礼

知らないことがたくさんありました。とても参考になりました。

その他の回答 (1)

  • satoklew
  • ベストアンサー率22% (87/385)
回答No.1

試したことないですが、クラピアという植物が代わりになるかもしれません。 緑の絨毯は再現出来るようですが、春には花を冬には茶色になってしまいます。

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