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ロベニーヤシの肥料やりについて
- ロベニーヤシの冬の肥料やりについて教えてください。
- ロベニーヤシを元気に越冬させるためのアドバイスと注意点を教えてください。
- 北日本在住で室内は暖房していますが、ロベニーヤシの冬の肥料やりはどうすればいいですか?
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ロベニーヤシではありません。正しくはロベレニーで、一般的にはシンノウ ヤシと言います。ラオス原産で生長が遅いので幹が立ち上がるまでには相当 な時間を要します。 春と秋ではありません。生長が活発な夏に養分を与えないと、それだけで生 長が止まってしまいます。正しくは春から秋までと覚えて下さい。 液体肥料と言うのは、効果は直ぐに出ますが持続期間が短いため、何度の与 える必要があります。ヤシ類の場合は養分は多く必要としませんので、何度 も与えてしまうと肥料過多になり生育不良となります。 基本は緩効性化成肥料(マグァンプK等)を2ヶ月に1回で施します。量と しては袋に書かれている所に従いましょう。液肥ではありませんよ。 春から秋では良く分からないと思います。5月から10月と考えましょう。 一部のヤシ類(テーブルヤシ、アレカヤシ等)は明るい室内で生育します。 しかしシンノウヤシ等の場合は強い光線を好みますので、光線量が足りない と生育不順となります。春から秋までは屋外で十分に光線に当て、冬場だけ は室内でガラス越しで光線に当てるようにします。ただ真夏は光線が強いの で、軒下等で光線量を弱くさせます。そうしないと葉焼けを起こします。 シンノウヤシの場合は8度以上で越冬します。つまり冬場は最低でも8度を 維持させなければ越冬は出来ないと言う事です。ただ暖房がガンガン効いて いれば冬場でも生育するかと言えば、どんな植物でも休眠期がありますので 冬場は煖房の温風が直に当たらない場所に置き、極端に室温が上がらない場 所を選びます。北日本のようですが、天気が良くても朝夕や日中でも8度を 下回る事がありますよね。人間と植物では体感温度が違いますので、今日は 暖かいと感じても24時間中に8度を下回る時間帯があるようなら屋外には 出さない方が無難です。温度計を常に置いて温度には十分注意しましょう。 冬場に8度と言うのは、冬場に生育する温度ではありません。冬場に休眠す るために必要な温度が8度以上と言う事です。越冬と言うのも生育する温度 ではありません。その事を勘違いされないように注意しましょう。 置き場所=上記に書いた通りです。 水遣り=春と秋は鉢土の表面が白く乾いたら与え、夏は様子を見ながら毎日 与える事もある。冬場は休眠するので、余り水分は多く要求しません。その ため冬場は乾かし気味に与えます。だいたい月に1~3回程度でしょうか。 施肥=上記に書いた通りです。 植替え=5月上旬から8月上旬の間に行います。長くても2年に1回は植え 替えをしましょう。根も張りますし土も衰退しますので、植替えは怠らない ように注意が必要です。
お礼
詳しくてご丁寧な回答、有難うございました。 買った店であまりよく教えて貰えなかったので、回答者様の文章を 読んで、自分が誤解したり理解不十分な所が多いのを知りました。 今まで液体肥料を与えていたので、うわぁ失敗したかなあと… この回答をプリントアウトして、参考にさせて頂きます。 >ラオス原産で生長が遅いので幹が立ち上がるまでには相当 な時間を要します。 確かに、生長は遅い感じです。じっくり育てないとダメですね。 >温度計を常に置いて温度には十分注意しましょう。 誰も家にいない時は8度を下回る事もあるので気をつけます。 >その ため冬場は乾かし気味に与えます。だいたい月に1~3回程度でしょうか そんなに少ない頻度で良いとは知りませんでした。養分も水分も、 あまり必要としない種類なんですね。だから手がかからないと 言われるのかもしれませんね。 とても勉強になりました。なんとか枯らさないように気を付けて 大事に育てたいと思います。どうも有難うございました。