何年生(何歳)の選手で,一人で取り組みたいのでしょうか?
それともお父さんや兄妹と二人でできるのでしょうか。
体が硬いと問題視されるのは,全体に筋力が足りず,指導者から硬く見える場合と,柔軟をしてみて曲がらないの二通りがあります。
例えば膝が曲がらない,腰が高いといわれて,柔軟をしてもそれは単に膝をや等核使えるだけの筋力がないので,ランニングやスクワットが必要ですし,前屈ができないのであれば風呂上がりに涼みながら程度に床に座って簡単に柔軟を毎日するだけで全然違います。
肩を一人で強くしたいのであれば,壁に向かっての倒立を30秒から2分程度まで毎日少しずつ時間を伸ばしていってください。そのうち倒立したまま歩けるようになりますし,補助なくても立てるようになってきます。そうすれば体幹もかなり鍛えられていますし背筋がつよくなっていますので,投げるボールの距離,球威があがります。
打球の飛距離は,かんたんにはロングティーをするのが一番です。
サンドボールやスポンジボールを投げてもらい,毎日200球程度真剣に打つ これには父親など相手が必要ですが確実に飛距離は伸びます。真剣に素振りができるのであれば,それも十分なトレーニングになります。変に筋肉をバランス悪く鍛えて他の部位に負担がかかり肉離れを起こすよりはスイングにとって(早ブリが有効)筋力を高める方が安全です。
指導能力の無い指導者(甲子園経験者でも)は勝手に素振りをするとフォームがおかしくなるから振るな。などと言うときがありますが,甲子園出場などのレベルでもがむしゃらに振った物がちなのが現在の野球のレベルです。スイングスピードが上がらなければ幾らキレイに触れても意味はありません。もちろん早く触れてもタマを捉えられなければなりませんが,自分でできるトレーニングという意味ではひたすら振ってください。損はしません。