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さくらんぼ「ステラ」の食味について
- 近所のホームセンターで購入できるさくらんぼ「ステラ」の食味について知りたい。
- 私は桜桃栽培の初心者で、数年前に佐藤錦を食べることができた経験があります。
- 最近、近所のホームセンターに「ステラ」が出荷されているので、その食味について教えてほしい。
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ステラは日本で改良されたサクランボではなく、アメリカンチェリーです。日本のサクランボとアメリカンチェリーでは比べると結構食感・風味が違いますよね。また、アメリカンチェリーだとアメリカでは生で食べる目的よりもチェリーパイなど一度加工して(加熱し瓶詰で保存しておき、お菓子を焼くときに使う)食べるのに向く品種と思います。日本に輸入されるアメリカンチェリーの場合生の実は輸入時期と量が厳格に決められていますが、製菓・調理用に使われる加工品(瓶詰・缶詰の物や、チェリー菓子)がかなり多いです。 日本のサクランボの木がすでに複数本もあるのでしたら、‘ステラ’を購入するかどうかは栽培し食べる人がアメリカンチェリーをおいしいと思うか次第かと。今は全体の収穫量が少なくても、木自体は寿命がとても長く枝ぶりが横に張るので植え場所も結構取るので(農家である父の実家にある木は樹齢70年くらいあります。高くなりすぎないように最初から天芽が切ってあるものの、横に大きく張った枝ぶりで毎年鈴なりとなり枝が枝垂れます)すでに複数本あれば20年後にはかなりの収穫量が見込めると思います。計画性なくむやみに木を増やしてしまうと将来の規模での病害虫防除などの手入れが大変ですし収穫期は鳥との戦いですから、鳥の追い払い対策と短期間での収穫に物凄く手間暇がかかり、自分自身は確実に年を取ってきていますので頼める人手が無いと維持や収穫の作業がしんどいです・・・。 お庭が広く充分に株間が保てるのなら(将来を考えれば株間は3メートル以上は必要。建物や地下に配管が埋まっている所からは充分に離して植える事)、自家受粉性があり相性が良いアメリカンチェリーの他品種の必要もないので日本の品種・生食用以外の系統品種も一本くらいはあっても良いとは思いますが、もしも以前にアメリカンチェリーの輸入されている黒っぽい実の物を食べて「食感や味があまり好みではない」とお感じになられたご経験があるならば、自分でお菓子を焼く趣味がない限りは(完熟少し前に収穫した実で作る自家製のジャムやコンポートなどはおいしいと思います)アメリカンチェリーは植える必要はないかも。アメリカンチェリーを生の状態で食べるのは案外個人で好みの差があるものですし、加工品は日本のサクランボの品種を使って作ってもアメリカンチェリーとはまた味は違っていますが完熟前のまだ黄色い部分が少し残っているくらいの実で作ると見た目がとても綺麗で(アメリカンチェリーだと色が赤すぎて単調な色で出来上がる)酸味と甘みのバランスもありとてもおいしいものです。 個人的にはアメリカンチェリーの加工品だと大味で甘すぎるものも多く好みでは無いです・・・。 あと、普通のサクランボやアメリカンチェリーを加工するのならサクランボの専用種抜き器を入手する必要が・・・。種抜きしないとならないので・・・。ナイフを使っての種抜きだと実を一つ一つ半分に切って種子を取り除くことになるので、時間がとてもかかり形も崩れやすいのです。実に穴を開けて種を押し出す専用の道具があればあっと言う間に種取りが終わり便利なのですが、お住いの土地によってはサクランボ専用種抜き器(オリーブの種抜きと兼用できるものも)を入手するのが難しいかも・・・。難でも揃ったバブルの時代の頃は大きな街の金物屋で外国製のが売っていましたが、日本では加工業者やパティシェくらいしか使わない道具なのでプロの調理人が使う調理道具の専門店にしか置いていないかも・・・。それと、品種や育ちが良すぎてなどで実のサイズが大きいと種が大きくて種抜き器が使えないこともあります。日本のサクランボなら種が小さいので穴を通るのですが外国のサクランボだと品種によっては種の方が穴よりも大きく穴から落ちていかないかもしれません・・・。
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- cactus48
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サクランボの味に関しては、甘味のある「甘果種」と酸味がある「酸果種」 の2種類があります。ステラの場合は甘果種ですので、酸果種と比べれば 甘いだろうと思います。 ステラの場合は耐暑性がありますので、一般的に流通している暖地と同じ で暖かい地域で地植えが可能です。また暖地と同じで自家結実性があるた め、1本だけで受粉し収穫が出来ます。ただ酸果種と比べると耐病性は悪 いので、病害虫の対策だけは十分にされた方が無難でしょうね。 植付けと植替え(鉢の場合)は12月上旬から3月下旬の内、1月の厳寒 期を除いた時期なら可能です。 剪定には2時期あり、一つは葉が完全に落ちた冬場の行う冬剪定。これは 植付けと植替えで書いた時期に行います。サクランボの場合は冬場に強く 太い枝等を切ってしまうと、折角の花芽が減少してしまいます。6~7月 の収穫時期には収穫量が減りますので、冬場は不要な枝だけを切る程度に します。もう一つは整枝と言う剪定です。これも不要な枝だけを切るよう にします。整枝を行う事で風通しが良くなり不要枝に大切な養分を取られ 無くなるだけでなく、病害虫対策にもなります。根元から細い枝が沢山出 ますから、この枝は全て切り去ります。 サクランボはサクラと同じですから、切り口の大きさに関係なく、切り口 には必ずトップジンM等の融合剤を塗りましょう。そうしないと切り口か ら水が入って枯れを生じます。 不要枝は幹の付け根から切りますが、それ以外の枝の場合は芽の1~2cm 上で切ります。 植え場所ですが、西日に弱いため西日が当たらない朝から夕まで十分光線 が当たる場所に植えます。鉢植えの場合は西日が当たらない場所に置くよ うにします。必ず直射日光が当たる事が条件です。 過湿に弱いので、地植えの場合は水はけが良くなるようにバーク堆肥を多 めに混ぜてから植付けます。鉢植えの場合は水持ちが良過ぎないようにし ます。 結実する前に防鳥ネットで覆いましょう。サクランボの中心から2m程度 離れた位置に竹を4隅立てて、その上にネットを張れば張りやすいと思い ます。また結実したら雨で実が割れる裂果になりやすいので、雨除け対策 は必要かと思います。 サクランボ バラ科の落葉高木 高さ 2m~10m程度 花期 3~4月(但し品種によって遅れる場合がある) 収穫 6月~7月(これも花期と同じ)
お礼
ご回答ありがとうございました。
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